本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

今年最後のバラ

2015-11-23 | バラ
夏から秋にかけて、ウマオイ族(!)に新芽、蕾をことごとく食い荒らされて惨たんたる状態だったバラ。
そして、それを放置して見過ごしていた庭主。



それでも何度も何度もめげることなく咲くことを諦めなかったバラ。



ようやく勝利の時がやってきました。



あぁ、それなのに、、、



こんなにたくさん蕾を付けているというのに、、、



季節の巡りは待ってくれません(涙)



今まさに花開こうとしているというのに、、、



あと1週間、天気予報に雪マークを見つけなければ、最後の開花を待つことが出来たでしょうに、、、



万事休す。



この三連休で、全てのバラの葉を落とし、剪定し、つるバラは誘引完了しました。



庭に咲く花は切り花として利用することは滅多にありませんが、この一年最後のバラだけは、毎年室内に飾ります。



じゅうぶん手をかけられなかったことへの懺悔と、それでも最後に美しいその姿を見せてくれて、



ありがとうの気持ちを込めて、、、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プレクトランサス・サシャ

2015-11-14 | 宿根草ハ行
今年もこの素敵な花色に出会えて感激!



シソ科の花って感じしますよね。

雑誌やブログで目にしていて、その葉色がとっても気になっていたのですが、耐寒性もなさそうなので取り入れることをずっと見送っていた植物。
でも、店頭で見かけて遂にその誘惑に負けて昨年の初夏に購入しました。
ラベルにはスウェーデンアイビーの名が付いていました。

葉色の魅力ばかりに気をとられていて、まさかこんな可愛らしい花が咲くなんて想像していなかったので、昨年の晩秋に葉色とのコントラストもまるで計算されているかのような淡い紫の小花に初めて出会った時は、ひとり感嘆の声をあげてしまいました(笑)



風除室で冬越しし、春先にバッサリ切り戻しをして夏を過ぎ、その親株の10月下旬の様子です↓



貧弱な姿の期間が長かったので、目にする度に切り詰めすぎたことを後悔しましたが、ようやくここまで生長し花も咲かせてくれて嬉しいです。

そして、切り戻したその枝を挿しておいて夏の寄せ植えに利用しました。
ずっと写真を撮っていなかったので、インパチェンスももうすっかり終盤でリシマキア・ヌンムラリアオーレアもかなり傷んでしまった10月20日の寄せ植えの様子です(恥)



葉色に違いがあるのはたぶん日当たりのせいでしょうか。
親株が南側、こちらは北側に置いていました。

写真を撮った後、インパチェンスは抜きプレクトランサス・サシャだけ単独で植え替えました。



これから、親株も挿し芽苗も風除室で冬を待ちます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その美しさの秘密、教えてください

2015-11-12 | 庭日記
もうこれからは、こんな秋晴れはそんなに多くはないことは十分承知で、早く鉢を南側軒下に寄せたり枯れ葉の片づけをしたり、雪囲いの準備をしなければならないことはわかっているのだけれど、、、

植物たちの健気にも有終の美を飾る時間は短すぎるのに、冬の準備に費やなければならないことがやりきれなくて、今日は重い腰が上がらずカメラを持ってウロウロしてるうちにあっという間に気温が下がってきてしまいました。


ミセバヤ


でもこの小春日和を逃しては、猶予ならないその時に後悔することは目に見えているので、明日は朝から冬に向けての準備にかかろうと思います。


リシマキア・ファイヤークラッカー



カシワバアジサイ・スノークィーン


あぁ、でも何でこんなに美しいんでしょうか。


ヤマボウシ


フウチソウの華奢なその姿さえ愛おしくて、なかなか切り戻すことが出来なくて昨年はそのまま冬を過ごしました。



冬への通過点である秋は、以前はそんなに好きな季節ではなかったけれど、、、
最近細胞劣化を痛感している身としては(悲)、この散り際の美しさの秘密が知りたくて、立ち止まって秋にあやかろうと悪あがきしています(笑)



ハナミズキ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする