本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

グリーン・アイス~2010

2010-06-30 | バラ
長いシュートが出て扱いにくくなったので、一昨年の秋地に下ろしたグリーン・アイスでしたが、昨年は周りの植物とせめぎ合って耐えられずに落葉したり、秋の花が今ひとつだったので、思い切って側のヘメロカリスを処分し、ゲラニウム・ジョンソンズブルーは後方に植え替えました。



その甲斐あって、伸び伸び自由奔放にシュートを伸ばしています。
ベティ・コーニングがお休みしている小さなオベリスクに立てかけてみたら、70cm近くもありました~



カンパニュラ・サラストロは、花が終わった花茎を切り取った今は高さのバランスが何とか保てているのですが、咲き始めの頃は結構草丈があって、花壇の真ん中で飛び出していたので、来年の春、この辺りの植物の前後を変えたいと思ってます。

(撮影日 2010.6.26)





さて、日曜からまたずっと降ったり止んだりのお天気が続いています。
ここ1週間程で、庭がかなり荒れてきました。

つい先日まで、「花付きが素晴らしく良くって、存在感抜群~!花持ちも良いし…」なんて思っていたヤマボウシの花びらが、庭半分程を覆って、とんでもないことになっています。

そして、雨降りで花殻つみができないでいるうちに、またしてもニュードーンの花びらの海(池?)がオベリスクの足下に出来上がってしまいました…こちらは昨日、ちょっと雨があがったところで、片付けて、深く剪定しました。

更に、ナナカマド、ヤマボウシにアメシロ、ツゲの足下も糞だらけ(尺取り虫かな)、フクシアには10数匹のスズメガの幼虫が~~~
アメシロの付いた枝は切り取って、処分。
フクシアは昨年も2匹発見したし、冬越しのため室内に取り入れても、オンシツコナジラミが付いたりで、ずっと処分するかかなり迷っていたのですが、身の毛もよだつ幼虫の数に、この際意を決して処分しました。
晴れ間を見てヤマボウシの花びらを片付けて、薬剤散布…と思うのですが、この雨、当分続きそうです><

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つるバラ ポンポネッラ

2010-06-27 | バラ
ドイツ・コルデス社作出のポンポネッラが、クィーン・オブ・スウェーデンと共に、今年我が家の庭に仲間入りしたもう一つのバラです。



ラティスを交換するにあたって、もう一種類つるバラを増やそうと思い、去年の春から何にしようか、ずっと考えあぐねていました。
条件の第一は、何はなくとも病害虫に強いこと、そして花持ちが良いこと。
一季咲きを除き、色はピンク系。
ほぼアンジェラに気持ちを固めていましたが、どこかに迷いがあって…
アンジェラは何度か実物を目にして、花付きも良いし、とても魅力的なバラですが…
秋になり注文のタイムリミットがやってきて、それでも他の選択肢も思い浮かばず、思い切ってアンジェラにしようと再度確認のためカタログを開いた時、目に入ってきたのが…

「これ!」

こういう事って、人生の様々な場面でよくあることですよね。
ビビッと来る出会い…
庭の植物達って、自身の感性の集合体なのかもしれません。



カタログの写真では花色がもう少し赤に近いように見えたのですが、実際はピンクピンクしてます^^
4cm程のコロンとした可愛い花です。
1年目なので、他のバラがそうであった様に、本来の姿が出ていないかもしれません。
これからに、乞うご期待~

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デルフィニウム シネンシス・スカイミストラル

2010-06-26 | 宿根草タ行
デルフィニウムは以前もタネから育てたり、苗を購入したことがあるのですが、宿根草とはいえ、2年程で絶えてしまうし、倒れ込んでしまって、支柱を添えたりの手間暇が面倒で、ここ数年は育てる気持ちが起きませんでした。
が、一昨年カタログに載っているこのデルフィニウムの写真を目にして、またまたタネを購入してしまいました。



昨年の9月9日に10粒ピートバンにまいて、9月29日ポット上げしたのは5芽でしたが、この春鉢に定植できたのは4株でした。

水色の曖昧な色合いはまさしく、デルフィニウムカラー!



儚げな雰囲気が、とっても好みです~



草丈は70cm~80cm。
支えが無くても自立出来れば、もっと取り入れたいんだけれど…
この苗は、何年この鉢で花を見られるでしょうか。
大事に育てます^^

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雨の後の庭から

2010-06-25 | 庭日記
2日間雨風が続いて、昨日庭に出てみると、ニュードーンの傷みが激しく、房咲きの花を支えられなくて、かなりの量の枝が折れ曲がってしまっていました。
足下は花びらの山~~~
まだ蕾がたくさん付いている枝を何本も切り落とし、花びらを片付けて…



オベリスクに絡むバラに憧れて、日陰にも強いという点に惹かれて、バラについての知識がほとんど無い8年前取り入れたニュードーンでしたが、とうていオベリスクに収まる様なバラではありませんでした。
強剪定してもそれなりに花は咲いていましたが、せっかく花付きの良いバラなのに勿体ない様な気がして、昨年と今年は結構枝を伸ばしました…が、やっぱり無理があるみたいです。
その上遅咲きで、開花が梅雨に入ってしまうことも多く、花持ちが悪いので、花殻の始末が出来ない日が2日続くと、もう辺り一面ひどいことになってしまいます。
やはり今回花が終わったら、強剪定しながら育てていこうと思っています。


地植えのニューウェーブの花弁も雨に当たって、傷んでしまってます。



日陰で悪条件な場所ですが、3年目でようやく、らしい花付きになってきました。


少しずつ散り始めた新梢咲きのクレマチス。



切り戻しをする前の一写、プリンス・チャールズ。


作業していると、どこからか良い香りが~
何の香り?バラの香りとはちょっと違う…ウン、覚えのある香り~
百合の香りだ~~~



今年のリーガルリリーはとても逞しい感じで咲いてます。
草丈は私の身長を優に超えて、1m70cm程もあります。

タネを取るため1株だけ残して、ジギタリスも切り戻し。


バラも終盤。
これからはアジサイの季節。
庭のアジサイは、今年からアナベルとカシワバアジサイに絞り込みました。



カシワバアジサイ・スノークイーン(写真)もスノーフレークもだいぶ大きくなってきました。
今年は、思い切って剪定する時期かな…

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ギ・ドゥ・モーパッサン~2010

2010-06-21 | バラ
我が家にやってきて3年目を迎えたギ・ドゥ・モーパッサンは、どうやら遅咲きのバラのようです。



花付きがとても良く、花持ちもまた良い。



花色も形も、非の打ち所がないしっかり者の優等生。



今のところは大丈夫ですが、過去2年の経験から行くと、これから徐々にうどん粉病が出てきました。



交配親はそれぞれ違うし、花形も違うのだけれど、我が家にある同じメイアン社のマチルダに全体の雰囲気がとても似ている様に思います。
イングリッシュローズは言わずもがなですが、作出者によって醸し出される雰囲気って確かにありますね。



交配親の知識は育ててだいぶ経ってから得たのですが、我が家にあるヴィルゴ、アイスバーグ、ヘリテージの血縁関係^^を知った時は、私の好みが繋がっている!と感激しました(笑)

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不振なバラ達~page2

2010-06-19 | バラ
ミセス・アイリス・クロウ、5年前に届いたその年が一番花付きが良かった。
いかに私の育て方に問題があるか、が分かります。



日当たりを好むとのことなので、ヤマボウシの陰になるこの場所は不適切なのは分かっています。
でも植え替える場所もなく…
もう一年試して駄目だったら、どうにかしなければ、と思ったのは去年。
果たして、今年もやっぱり><でした。
ブラインドが多く、花芽が付いても房咲きになりにくいのです。



でも今年は2本、ベーサルシュートが出てきました。
気配りして育て、もう一年だけ様子を見ることにします。


アイスバーグも今ひとつ、精彩に欠けます。



例年の透明感が見られません。
花数が少ないし、花びらの枚数も少ないみたい。
咲き出したのも遅かった。

今年は枝を多めに残し、高めに剪定してみたのです。
それが却って良くなかったのかしら…



奥で咲き出したのは、遅咲きのニュー・ドーン。


雨の予報が続いているので、しべが茶色くなってきた花殻を切り取りました。



この写真を見ていて、ふと思ったのだけれど、もしかして栄養分、隣のハクロニシキに行っちゃってるのでは…
間引いても間引いても、追い付かない程、旺盛なんですよね…
肥料や堆肥は、辺りが煉瓦だから、根元にしか施していないし…
問題だ~~~

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不振なバラ達~page1

2010-06-19 | バラ
そんなに多くのバラを育てている訳ではないし、あらゆるバラを見聞した訳でもないけれど、おそらくヘリテージは、私が感じるところの美の極みに位置するバラのひとつだと思います。
その花持ちの悪ささえも、儚げ、という表現に変えてしまう程の気高さを漂わせた美しさ…
が、残念ながら今年の一番花は、その真骨頂が発揮されていません。



この春、毎年うどんこ病に悩まされるアーチに絡んだスイカズラ(オーレオ・レティキュラータ)を抜いて、このヘリテージ(昨年まで花壇の中に植えていたのだけれど、花殻が他の草花の間にどさどさ落ちるのに閉口して、芝の上の花殻の後始末ならラクチンかな…と思い)を植えるつもりだったのですが、ちょっと土を掘ってみてビックリ!
スイカズラのぶっとく、どこまでも続いている逞しい根っこを見ると、とてもじゃないけど、抜く気力が湧いてきませんでした。
そこで考えたのが、スイカズラを短く切って、かなりの量間引いて、あいた隙間に鉢植えのヘリテージを絡める、ということ。



ところが、少し鉢の土が乾いてくると、すぐにグッタリしょげて、ただでさえ花持ちの悪いバラが、一瞬でバッサリと土に戻っていってしまうのです。
少し状態の良い時も、写真の様に色もパッとしません。
一番花の今でこうなのですから、これからの事を考えると…
やはり地植えにすることを検討しなければならないようです。

そして一方のスイカズラですが、何と今のところ、うどんこ粉病が出ていない。
風通しの悪さが原因だったのですね。


(不振なバラのいくつかを載せようと思ったら、長くなってしまったので、page2に続きます。)

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バフ・ビューティ~2010

2010-06-17 | バラ
4年目を迎えたバフ・ビューティ。

昨年の秋にラティスを取り替える際、隙間をくぐって外側に出て、またこちら側に戻ってきている枝が数本有ることが判明。
しかも、そのうちの1本は最も長く伸びた枝だったのです。
それは、私の不注意が原因なのですが…
どうにかして枝をこちら側に持ってこれないか試しましたが、長く伸びた枝は、さすがに無理。
ラティスを切るべきか、枝を切るべきか…
結局、交換に到った経緯は支柱が腐ってきた為で、ラティス自体は再利用の価値があったので、泣く泣く戻せなかった2本の枝をバッサリ切ってしまいました。

せっかく生長してきて、新しいラティスに伸び伸びと誘引するのを楽しみにしていたのに…と、冬の間も、誘引する時も、新芽が出てきてからも、蕾が付いてきても、見る度にイジイジしていたのですが、少し咲き出した時、ウチの人の「切ってしまったけど、良く咲いてるじゃん」と言ってくれたその一言で、すっかり吹っ切れました(笑)


蕾の微妙な色合いが魅力の時。         


開きはじめの頃の上品な姿。


だいぶ開花が進んできた頃。


フワッと自然体の満開時。


少しずつ色が抜けてきてきました。


退色しても散らず、花持ちがとてもいい。


どの場面もそれぞれに素敵だけれど、バフ・ビューティは個々の花よりは、全体を捉えた所が、最も見応えがあると思います。



庭を一周すると、あちこちでバラの良い香りに包まれていますが、何と言ってもこのバフ・ビュティの辺りが私の一番のお気に入り。
単独の香りも良いのですが、他のバラの香りとあいまって、ブレンドされた香りの渦がいつも私をのみ込もうとします^^
姿も色も、そして香りも、周りに溶け込むのがとっても上手なバフ・ビュティです。

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アーチを囲む花達

2010-06-16 | 庭日記
カザグルマが終わった後は、暫くひっそりしていたアーチ周りでしたが、アイスバーグとクレマチスの開花で、少しずつしっとりしてきました。


13日の写真から~



アイスバーグ、昨年より花付きは良くないみたいです。


シロマンエ。



こちらは昨年より多く咲きそう~


ベティ・コーニングは1年目の昨年は、花の大きさが3cm程しかなかったのですが、今年は倍くらい。
本来の大きさになったようです。



同じ植物を同じ場所に植えていても、咲く日にちや、開花の様子など、同じということは無く、そこでワクワクしたり、ガッカリしたり…
来る年来る年、違った心のトキメキを与えてくれる植物たち。


気温がグンと上がって、アイスバーグはドンドン咲き進みました。
昨日の写真。



アイスバーグ側のクレマチス、プリンス・チャールズはまだ蕾です。


今日は雨降り…
地植えのバラ達、まだ半分程しか咲いていないのに、梅雨の時期に入ってしまったようです。

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バラの季節に咲く花達

2010-06-15 | 庭日記
緑の多い我が家の庭ですが、この季節だけは華やぎを増しています。
バラに負けじと、あちこちで宿根草が次々に開花しています。

エゴポジュームの小花。



堆肥が効いたのか、今年は葉も大きく、草丈も伸び、花茎も多く上がってきています。


ラムズイヤーって、花が終わって秋にかけて、驚く程増えるんですね。



ここに一昨年の秋3株植えたのですが、増えすぎて、2株分は昨年の秋他の2ヶ所に移植しました。
この分だと、今年からは間引いていかなければいけないかも…

隣では、カラミンサ・グランディフローラの小花も咲き出しています。



ラベンダーも~
この辺り、タイムも植えていて、ハーブの爽やかな香りがします。


昨年の秋、鉢植えから地に下ろした黄金シモツケ レインボー。
葉色だけでも十分愉しめるのだけれど、ピンクの花が付くと更に存在感が出てきます。



足下で咲いているのは、紫色のコンボルブルス・ブルーコンパクタ。
花後切り戻すと、もう一度咲いてくれます。


日陰のこの場所で咲き出したのは、アルケミラ・モリス。



我が家の庭では希少な黄色い花ですが、庭を持って間もなく取り入れた、古い付き合いの植物です。


そして、大好きなカンパニュラ・サラストロ。



地植えのニュー・ウェーブも咲き始めました。

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