秋の気配を感じる花、コノクリニウム・コエレスティヌム(以前はユーパトリウム属に分類されていましたが、コノクルニウム属に変更になったとのこと、なかなか覚えられません)が、咲き始めています。
ようやく長い梅雨が明け、連日の猛暑報道(とはいえ、こちらではそれに比べれば大した気温の上昇にはなっていません)が続く中でも、植物たちの敏感なアンテナは秋を早々にとらえ始めているようです。
ここ数年は夏は鉢植えの水やりだけでやり過ごしていましたが、今年は雨の時期は晴れ間を見計らって、暑くなってからは夕飯の支度を早めて夕方から畑や庭に出て、こまめに切り戻しや草取り、収穫を行ってきました。
バラの消毒も3回(これまでは1年で2回)行いました。
鉢植えと樹木を減らし、病害虫がストレスとならない地植えの宿根草とバラを中心にした庭を目指し、取捨選択しながら植え替えを行って、気持ちに少し余裕が生まれてきたように思えます。
更に今後、時間や体力に制約が生じてきた時でも、ある程度納得できる庭をローメンテナンスで保てるようにするためにはどうしたらいいかな~と、あれこれ考えています。
それを踏まえて、今年の庭を振り返りながら、秋に注文する宿根草の選択をしたり、来年の庭の構想を練ったりし始めました。
21日に撮った写真から~♪
1年草もタネまきしていた頃に比べれば、めっきり減ってきました。
白いペンタスは、ビオラが終わった後の夏の庭の定番となっています。
5月28日、ビオラを抜いた後にペンタスを植えました。
アサギリソウがこの春はほぼ消えていたので、地植えしているものを少し抜いて植え付けました。
玄関先の寄せ植えのビオラが6月に入っても状態が良く(下写真、6月14日)、夏の花とチェンジする時期が遅くなってしまったので、今年は挿し芽で育てたペチュニアを植えればいいかと思っていたのですが、いざ定植してみるとなかなかうまく育ってくれず、7月中旬を過ぎてから購入したスーパートレニア・カタリーナ・ブルーリバーと交換しました。
色はピンク系にした方が良かったかも、、、
来年はスーパートレニアを単独で植えてみたいと思っています。
ルリタマアザミの新芽が根元でだいぶ育っていたので、20日に今年伸びた長い茎は切り取りました。
花序は、それより先に切っていました。
昨年まで花後の球体が可愛らしく長い間残しておいたのですが、こぼれダネから雑草のごとく芽が出てきてその処理に時間が割かれてしまうので、今年から思いっきりよく花後すぐに切り取ることにしたのです。
(切り取る、切るという表現が気になりますが、いい言葉が思いつかずゴメンナサイ)
一昨年まで花後すぐに地際からカットしていたペンステモン・ハスカーレッドでしたが、タネが出来た立ち姿も魅力的だという記事を目にして、昨年はタネを付けた姿も楽しみました。
5月21日撮影
が、これもまた予期せぬ場所から芽が出ていて、広い庭ならこぼれダネからの芽吹きは大歓迎となるでしょうが、我が家の狭い庭では、、、(;Д;)
そこで、今年は地際からではなく、花序だけ切ってみました。
葉色も愉しめるし、こぼれダネの心配もないので、来年からもそうしようと思います。
大株となってきた白いフロックス。
写真では左手に見えるホスタ・ハニーベルズですが、実際には右側が花壇前方となり、ホスタはフロックスの後に隠れて正面からは全く姿が見えていません。
ホスタとフロックスを入れ替えるとバランスが良くなるのですが、、、
秋に植替えしようか、、、ムムム迷うo(>_<)o
一番花が咲かずに終わってしまったクレマチス・プリンセスダイアナ。
植替えした昨年も調子が悪かったので、別の植物と交換しようか迷っていましたが、花が咲かないのは株が充実していないからとの記事を見つけ、もう少し様子を見ることにしました。
そんな庭主の気持ちを察してか(笑)、二番花がチラホラ咲き始めました~(o^v^o)
アメリカナンテン・レインボーの薄紅の優しい葉色が、清涼感を漂わせてくれています。
昨年のアメリカナンテンの冬支度は、雪囲いが不要となるくらいに強剪定しました。
整理したため樹木が減り、切り詰められるものは強剪定して、雪囲いが必要なものがわずかとなり省力化されました。
もっとも暖冬で積雪がほとんどなく、雪囲いも必要なかったように思われましたが、こればかりは冬を越してみないとわからないことなので。