10月も残すところ今日明日のみとなり、冬支度が目の前まで差し迫ってきています。
10日過ぎ頃から秋晴れの過ごしやすい日々が続き、植え替え作業など励みました~
1日から撮りためていた、開花した宿根草の一部をまとめておきます。
以前の記事にも載せましたが、昨年までと違ってヤブランの葉が虫の被害にほとんどあっていなくて、とても綺麗に咲きそろってくれました。
2024.10.01
後方に何年もの間ルリタマアザミを植えていたのですが、花後何だか調子が悪く毎年見られる新芽も出てこず、考えるところもあって、思い切ってルリタマアザミを4株中1株だけ残して(これももしかしたら枯れているかもしれませんが、来春まで様子を見ることにしました)植栽を替えました。
その跡地に植えたのが、1日にはまだこちらに植えていたアゲラティナアルティッシマ・チョコレート(ユーパトリウム・チョコレート)。
よくよく観察してみると、この場所午前中からとても日当たりが良いことに気付きました(気付くの遅過ぎ!)
増えたバラの置き場所や植栽を色々考えて、この場所にあおいとカインダーブルーを植えました。
昨年秋に購入したカリオプテリス・スターリングシルバーは、耐寒性が少し心配だったので鉢植えのまま冬を越しました。
無事春に芽吹きを確認したので、地植えして開花を待ちました。
2024.10.01
カリオプテリスは、ダンギク(草本)とモンゴリカ(低木)の交配種とのことで、スターリングシルバーは葉色も魅力的です。
こちらの花壇にバラ・プロローグを植えることにしたので、色々配置を考えてこのカリオプテリスも先日移動しました。
花はもう終わっていたので、短く切り詰めて掘り上げたところ、思いのほか根が長くはびこっていてビックリしました。
上手く根付いてくれるといいのだけれど、、、
我が家ではシュウメイギクを以前より、白い八重と一重のものピンクの3品種植えていましたが、一昨年八重のものを整理し、前述したプロローグを植えるために、一重のものも今回整理しました。
残ったのはピンクのシュウメイギクだけになりました。
2024.10.01
シュウメイギクは、秋を彩ってくれる貴重な植物なのですが、地下茎であちこちから芽が出てきて、他の植物に割り込んできて収拾がつかなくなるという事があります。
薄い花びらが散らかるという事も、それを風流と捉えられない庭主には負担になります。
実はピンクのシュウメイギク も1株減らし、空いた場所に他のところに植えていて調子が悪かったため鉢上げして養生しているバラ・トリニティを来年定植するつもりです。
花後剪定した黄金シモツケレインボーが、素敵な葉色を展開しています。
2024.10.04
花もほんの少しだけど、返り咲いていました~
斑入り葉のヨメナ(カリメリス インシサ バリエガータ)は地下茎で増えるので、仕切られた細長い花壇のポンポネッラの足元に植えていますが、時々間引くことが必要になります。
2024.10.17
葉の斑は花が咲く頃にはすっかり抜けてしまいますが、9月下旬から咲き始めて花期も長く、葉と花で春から長い間観賞価値のある宿根草です。
こちらも春から晩秋まで葉と花で長い間愉しめる、ミセバヤ。
2024.10.19
3鉢育てていましたが、鉢植えの植物を減らすためにこの春1鉢整理しました。
移植して昨年から伸び伸び育っているツワブキ・テンボシ。
2024.10.27
葉はこの辺りでも冬も枯れず常緑ですが、一度だけ数年前雪がかなり多かった時全部融けたことがありました(春には芽吹きました)。
例年だとヤブランなどと同様で、春に越冬した傷んだ葉を切り戻し、新しく芽吹いた葉で繋いでいきます。
20日前後にフロックスやアナベルなどの花茎を切り戻しました。
花が終わっていても切り戻さずまだ残しているものは、ペンステモン・ジギタリスの一部、アガパンサス。
そして、ホスタ・フランシー。
2024.10.29
他のホスタの花茎は花後すぐに切り戻すのですが、フランシーの花茎の立ち姿はとても美しく、毎年秋まで残しています。
後方の白い小花は、カラミンサ・ネペトイデス。
7月から咲き始めて、一度切り戻してまだ咲いています。
10月の作業として、バラの地植え確保のため大きく育ちすぎたホスタ・サガエ、成長が早く根張りが強すぎて今後の手入れの事を考えて斑入り葉のフウチソウ(お気に入りの植物で苦渋の決断でした)、年3回ほどつるを切り戻さなければいけないオカメヅタを抜きました。
また鉢植えの植物も、植え替えが毎年必要な根がはびこるものなど数品種を処分しました。
どの植物も熟慮して、あるいは気に入って取り入れたものですが、育てやすいバラが増えたこと、気候変動、自分の体力に見合った作業など、いろんな要因で手狭な庭の制約がある中での取捨選択の必要性が出てきています。