本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

10月の注目宿根草

2024-10-30 | 庭日記

10月も残すところ今日明日のみとなり、冬支度が目の前まで差し迫ってきています。

10日過ぎ頃から秋晴れの過ごしやすい日々が続き、植え替え作業など励みました~

1日から撮りためていた、開花した宿根草の一部をまとめておきます。

 

以前の記事にも載せましたが、昨年までと違ってヤブランの葉が虫の被害にほとんどあっていなくて、とても綺麗に咲きそろってくれました。

2024.10.01

後方に何年もの間ルリタマアザミを植えていたのですが、花後何だか調子が悪く毎年見られる新芽も出てこず、考えるところもあって、思い切ってルリタマアザミを4株中1株だけ残して(これももしかしたら枯れているかもしれませんが、来春まで様子を見ることにしました)植栽を替えました。

その跡地に植えたのが、1日にはまだこちらに植えていたアゲラティナアルティッシマ・チョコレート(ユーパトリウム・チョコレート)。

よくよく観察してみると、この場所午前中からとても日当たりが良いことに気付きました(気付くの遅過ぎ!)

増えたバラの置き場所や植栽を色々考えて、この場所にあおいとカインダーブルーを植えました。

 

昨年秋に購入したカリオプテリス・スターリングシルバーは、耐寒性が少し心配だったので鉢植えのまま冬を越しました。

無事春に芽吹きを確認したので、地植えして開花を待ちました。

2024.10.01

カリオプテリスは、ダンギク(草本)とモンゴリカ(低木)の交配種とのことで、スターリングシルバーは葉色も魅力的です。

こちらの花壇にバラ・プロローグを植えることにしたので、色々配置を考えてこのカリオプテリスも先日移動しました。

花はもう終わっていたので、短く切り詰めて掘り上げたところ、思いのほか根が長くはびこっていてビックリしました。

上手く根付いてくれるといいのだけれど、、、

 

我が家ではシュウメイギクを以前より、白い八重と一重のものピンクの3品種植えていましたが、一昨年八重のものを整理し、前述したプロローグを植えるために、一重のものも今回整理しました。

残ったのはピンクのシュウメイギクだけになりました。

2024.10.01

シュウメイギクは、秋を彩ってくれる貴重な植物なのですが、地下茎であちこちから芽が出てきて、他の植物に割り込んできて収拾がつかなくなるという事があります。

薄い花びらが散らかるという事も、それを風流と捉えられない庭主には負担になります。

実はピンクのシュウメイギク も1株減らし、空いた場所に他のところに植えていて調子が悪かったため鉢上げして養生しているバラ・トリニティを来年定植するつもりです。

 

花後剪定した黄金シモツケレインボーが、素敵な葉色を展開しています。

2024.10.04

花もほんの少しだけど、返り咲いていました~

 

斑入り葉のヨメナ(カリメリス インシサ バリエガータ)は地下茎で増えるので、仕切られた細長い花壇のポンポネッラの足元に植えていますが、時々間引くことが必要になります。

2024.10.17

葉の斑は花が咲く頃にはすっかり抜けてしまいますが、9月下旬から咲き始めて花期も長く、葉と花で春から長い間観賞価値のある宿根草です。

 

こちらも春から晩秋まで葉と花で長い間愉しめる、ミセバヤ。

2024.10.19

3鉢育てていましたが、鉢植えの植物を減らすためにこの春1鉢整理しました。

 

移植して昨年から伸び伸び育っているツワブキ・テンボシ。

2024.10.27

葉はこの辺りでも冬も枯れず常緑ですが、一度だけ数年前雪がかなり多かった時全部融けたことがありました(春には芽吹きました)。

例年だとヤブランなどと同様で、春に越冬した傷んだ葉を切り戻し、新しく芽吹いた葉で繋いでいきます。

 

20日前後にフロックスやアナベルなどの花茎を切り戻しました。

花が終わっていても切り戻さずまだ残しているものは、ペンステモン・ジギタリスの一部、アガパンサス。

そして、ホスタ・フランシー。

2024.10.29

他のホスタの花茎は花後すぐに切り戻すのですが、フランシーの花茎の立ち姿はとても美しく、毎年秋まで残しています。

後方の白い小花は、カラミンサ・ネペトイデス。

7月から咲き始めて、一度切り戻してまだ咲いています。

 

10月の作業として、バラの地植え確保のため大きく育ちすぎたホスタ・サガエ、成長が早く根張りが強すぎて今後の手入れの事を考えて斑入り葉のフウチソウ(お気に入りの植物で苦渋の決断でした)、年3回ほどつるを切り戻さなければいけないオカメヅタを抜きました。

また鉢植えの植物も、植え替えが毎年必要な根がはびこるものなど数品種を処分しました。

どの植物も熟慮して、あるいは気に入って取り入れたものですが、育てやすいバラが増えたこと、気候変動、自分の体力に見合った作業など、いろんな要因で手狭な庭の制約がある中での取捨選択の必要性が出てきています。


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秋が少しずつ近づいています

2024-09-13 | 庭日記

日中はまだまだ暑いですが、庭は少しずつ秋の風情が漂ってきました。

秋の植物は目新しいものをここ数年植えていないけれど、変わらない開花が、ガーデニングシーズンの終わりが近いことを静かに語っています。

 

ホスタの中で一番最後に開花したハニーベルズ。

昨年まで、その葉にあまり特長を見いだせず花壇の奥に植えていたのですが、清々しい開花がフロックスに埋もれて鑑賞できずにいたので、昨秋思い切ってこちらに植え替えてみました。

大きく伸び伸び育って、花もたくさん咲きました。

 

クレマチスの二番花が咲いています。

昨秋前花壇を作り直した際に植え替えしたダッチェスオブアルバニー、一番花はあまり咲かなかったけれど、切り戻して二番花が良く咲いてくれています。

一番花の時は葉がかなり傷んでいて、やはり西日が当たるせいかとも思ったのですが、暑い夏に伸びた葉は綺麗な状態で不思議。

 

昨年挿し芽しておいたプリンセスダイアナ、根付いてくれてもう一年鉢で育てるべきだったけれど、この春勢いで地植えしてしまいました。

全然成長せず、やはり地植えしたことを後悔しましたが、8月になってつるが伸び出し何と開花してくれました。

 

アフロディーテエレガフミナの紫が美しく、いつも立ち止まって見惚れています。

 

ヤブランの開花もそろそろです。

斑入りヤブラン、毎年葉が虫食いだらけなのですが、今年はどういう訳か綺麗です。

 

白花のリリオペ・モンローホワイト。

 

リコリス・スプレンゲリー、一昨年6本、昨年2本、今年は花茎が1本だけ。

リコリス・アルビピンクは4年前にたくさん咲き誇ったのを最後にその開花を見ていません。

葉だけはどちらもたくさん出てくるのですが、、、

毎年ワクワクよりドキドキさせるリコリスです。

 

涼しくなったらカシワバアジサイ・スノークィーンを抜く予定だったので、それまでこのあたりを放置していたのですが、コノクリニウム・コエレスティナム(ユーパトリウム・セレスチナム)がテリトリー拡げていました。

カシワバアジサイを抜いた後の植栽を色々考え中です。

 

バラの夏剪定は8月下旬に済ませましたが、早くも蕾が膨らんできたものもあります。

ミニバラのグリーンアイスは夏剪定という事にこだわっていなかったのですが、ちょうど花後剪定と時期が重なって同様に8月末に剪定しました。

剪定前の様子。

クリーム色がかった花色がとても可愛かったです。

 

シュウメイギクが咲き始めました。

どうか、少し長い、穏やかな秋を願っています。


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8月上旬、夏の暑さに負けない花

2024-08-12 | 庭日記

7月下旬の豪雨、8月に入ってからの暑さ(と言っても、今のところ35℃を上回ることはほとんど無いのですが)そして台風の接近と不安定なお天気が続いていますが、そんな中で咲いている花々。

 

バラは夏剪定まで摘蕾を繰り返していますが、アッという間に蕾が付いたのでアイスバーグだけ三番花を咲かせることにしました。

小さな花がたくさん咲いています。

二番花はコガネムシ類が多く花も傷んでいたのですが、三番花は被害がなく綺麗に咲いてくれました。

昨年は一番花から黒星病に悩まされたのですが、今年は今のところ黒星病が出ていません。

 

7月中旬に切り戻したガウラと三尺バーベナが復活してきています。

ガウラ リンドハイメリ・クールブリーズ

 

バーベナ・ポナリエンシス(三尺バーベナ)

 

ガウラ リンドハイメリ・ベインズフェアリー

足元に写っているヒメマツムシソウが凄くて、購入した3月から途切れることなくずっと咲いています。

 

途切れることなく咲いているといえば毎年おなじみの白いゼラニウム。

ゼラニウムは最強です。

戸外で冬越し出来れば、もう言う事ないのだけれど、欲張り過ぎというものですね、、、

 

この春購入した宿根性のロベリア・リチャードソニーも7月中旬に1度切り戻して2度目の開花。

1年草扱いのロベリアは何度か育てたことがありますが、それに比べると花付きはまばらです。

こちらは耐寒性が-8℃~-12℃という事なのですが、この辺りでの越冬は若干不安があります。

本当は地植えしたいのだけれど、今年は鉢で育ててみて様子を見ることにしています。

 

クレマチス・ベティコーニングの二番花がひっそり咲いていました。

 

日陰に植えているカラミンサ・ネペトイデスがようやく咲き始めました。

前花壇にこの春植えたカラミンサは、一度切り戻して既に二番花が咲いています。

 

遅咲きのエキナセア・グリーンジュエルは花期が長くて頼もしいですが、また消えてしまうのではないかとハラハラしながら見守っています。

もう無くしたくないから、鉢植えから地植えにしたけれどやっぱり鉢に戻そうかな~迷う。

 

葉色が魅力的なオレガノ・ノートンズゴールドは、伸びすぎたら切り戻せばいいだけの、とても丈夫な植物。

ピンクの小花も可愛くて、お気に入りの植物です。

 

6月27日に2度目の切り戻し(1度目は植え付け時の摘芯)を行って、7月中旬には満開となり、7月26日に3度目の切り戻しを行ったサフィニアアート・ブルーモメント。

2024.08.10

また鉢いっぱいに広がってきました。

 

挿し芽のサフィニアアート・ブルーモメントは1度目の切り戻しが、7月23日。

今日の様子です。

隣にチラッと写っているのは、冬越ししたスーパートレニア カタリーナ・ピンクリバー。

だいぶ伸びてきて切り戻しの適期かな。

フェアリースターの切り戻しを6日に行っていて、この3鉢を開花したところで代わるがわる門塀の上に2鉢ずつ置いて愉しんでいます。

 

この春購入したヒューケレラ・プラムカスケードとスノードラゴン、それにアジュガ・チョコレートチップを植えていましたが、アジュガの調子が悪く小鉢に植え替えて養生中です。

以前もこの場所に置いていた鉢にアジュガ・チョコレートチップを植えたことがありますが、やはり駄目にしてしまったことがあるので再度チャレンジしてみたのですが、適所ではないのかもしれません。

かわりに、挿し芽のスーパートレニア カタリーナ・ラムレーズンが活躍してくれています。

 

リグラリア・ブリットマリークロフォードのビタミンカラーが顔をのぞかせました。

この花が咲き始めると、夏の終わりが近づきつつあることを感じます。

夏を過ごして、また植え替えが必要だなと思うところが何か所か出てきましたが、暑さが和らぐまでしばらくの間静観です。


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梅雨明けはまだ、そして豪雨、そんな中育っている植物

2024-07-29 | 庭日記

今年の7月は、24時間のうちのどこかで雨が降っているような日々が続いています。

そして、山形県、秋田県に被害をもたらした25日の豪雨。

我が家では、敷地内の被害はなかったものの家の前の道路が川状態となり、一時道路沿いの駐車場に止めていた車のタイヤの一部が水につかりハラハラしました。

 

花柄摘みや野菜の収穫は晴れ間を見て少しずつ行っています。

 

野菜は、収穫するだけで精一杯で写真を撮っていませんが、ナスとピーマン、トマト、インゲンが大豊作、キュウリはいまいちの出来で時間を見て撤去の予定。

秋ナスに向けて今日剪定を行いました。

タネまきしたオクラは6ヶ所のうち3か所しか育たず、まだ開花してません。

初めてトライした空芯菜も3度目のタネまきでようやく1本残りました。

どちらも芽が出始めの頃のヨトウムシによる被害だと思われます。

 

バラの三番花は見送って摘蕾していますが、まだ二番花が少し残っています。

レイニーブルーが、雨に打たれながらも思いのほかたくさん綺麗に咲いてくれています。

人気のほどが頷けます。

 

摘蕾しようと思いながらもお天気や時間の制約の中で手が回らず、小さなバフ・ビューティの花がチラホラ咲いています。

植替えしたツワブキがバフ・ビューティの肥料分の恩恵を被っているのか、元気が良すぎです。

 

急いで撮った写真では伝わらないけれど、一番花に劣らないとても大きな花のカミーユ。

そんなに花付きが良い方ではないらしいのだけれど、枝が伸びてそれなりに咲いてくれたらきっと素敵だろうと想像しています。

 

そして、うっとりのクリスティアーナ。

清楚で上品な花に惚れ惚れします。

まだ丈が伸びておらず、近づかないと開花の様子を見られないのだけれど、トレリスに広がる姿が待ち遠しいです。

 

とりこぼしがあって、開花していたマチルダの三番花一輪。

二番花よりも可愛く咲いていました~

 

水挿しで冬越ししたスーパートレニア カタリーナ・ピンクリバーが育ってきました。

あの心もとない春の様子からは想像できない成長ぶりです。

 

切り戻しからの二度目の開花、斑入り葉のキンギョソウ。

アンテリナム(キンギョソウ)・アールグレイも開花していますが、葉が小さくなってきて元気がなくなってきているので、秋には両者とも植え替えが必要かもしれません。

 

まだ咲き続けているクレマチス・アフロディーテエレガフミナ。

良いのか悪いのか、蕾が次々付くので切り戻せない。

 

昨年までタネがほとんど付かなかったアガパンサス、今年はたくさんタネを付けています。

フォルムが愉しめるので毎年花茎を晩秋まで残していたけれど、タネを付けたままだと負担になるのかな?

時間を見て、タネだけ除いておこう~

 

8月に入っての予報に晴れマークが並んでいます。

いよいよ、こちらにも本格的な夏の到来です。


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7月に咲いた花

2024-07-24 | 庭日記

7月に咲いているけれど、まだ記録に残していなかったものなどをまとめてみました。

 

7月上旬、庭の入り口付近からとても優しく心地よい香りがしてきました。

2024.07.02

ヤブコウジの小さな花が放つ香りでした。

ヤブコウジは地下茎で繁殖力旺盛な植物で雑草除けの役割も担って、物置小屋の脇に植えている斑入りノブドウ・エレガンスの足元や、和室前の花壇にたくさん植えています。

秋に付く赤い実も可愛らしいです。

ひとつひとつの花はとても小さいけれど、大量の花から香りが際立って感じられるのです。

 

そのヤブコウジから上を見上げると、斑入りノブドウ・エレガンスにも小さな花が咲いていました。

2024.07.02

物置小屋の脇で日当たりが悪く、あの美しい実になかなかお目にかかれないのが残念なのですが、この斑入り葉がとても気に入っています。

 

芝生の中に生えていたものを鉢上げして、もう何年もの間毎年咲いているネジバナ。

2024.07.05

遡って調べたら、18年になるようです。

 

場所がなかなか定まらないゲラニウム・ブルーサンライズは昨秋こちらに植え替えています。

2024.07.15

ゲラニウムは大好きな植物なのですが、倒れ込んでしまうのがなかなか難しい所で悩みどころ。

ゲラニウム・ジョンソンズブルーも昨秋少し場所を移動させて、他の植物に支えてもらえるように植栽してみました。

2024.07.21

 

カラミンサ・ネペトイデスは主花壇にも植えていますが、新しく作った前庭にも取り入れてみました。

2024.07.15

南側の主花壇と言っても日陰になった場所に植えているものは、ようやく開花が始まってとても小さくまとまっているのですが、こちらはカラミンサのために場所を広めにとったので、比べようもないくらい逞しく育っています。

この後、切り戻しを行いました。

 

6月13日に切り戻しを行った斑入り葉のステラ(バコパ)がまた育ってきて、小さな花を付けています。

2024.07.15

ステラ同様1年草扱いで取り入れたフェアリースター・ホワイトは、植えてからの生育が遅かったのですが、ようやくこんもりと茂ってきました。

2024.07.24

ニチニチソウは過湿に弱い植物ですが、挿し芽のサフィニアアート・ブルーモーメントと一緒に風雨にさらされる門塀の上に置いていても、両者とも傷むことなく育ってくれています。

サフィニアは昨日切り戻しをしたので、冬越ししたスーパートレニアカタリーナ・ピンクリバーと交換しています。

 

多肉植物のゲキリンリュウ(逆鱗竜)は、背高のっぽになって処分した親株からの子株4本(というのかな?)

長い間かわりばえなく、あまり大きくもならず子株も付かずという状態でしたが、何と今年1本に子株が付きました!

2024.07.21

長い間小さな鉢で植え替えもせずにいたので、この秋には植え替えようと思っていた矢先の嬉しい発見でした。

そして、冬越しは戸外では無理だろうと思い込んで長い間室内に取り込んでいたのですが、一昨年ダメもとで不織布で覆い戸外に置いて冬を過ごしたら、予想外に大丈夫でした。

昨年から今年にかけての冬越しは、防寒無しの戸外で過ごしました。

個性的で、手間いらずの多肉植物です。

 

ルリタマアザミが魅惑的な花色で小宇宙を形成しているかのよう~

2024.07.21

ルリタマアザミの側は、クマバチの大きな羽音にたじろぎながら通っています。

クマバチは紫色の花を好んで寄ってきている気がします。

 

3月に購入した時からずっと開花が途切れないのが、スカビオサ コルムバリア・ナナ(姫松虫草)

2024.07.24

過去に何度も何株も育ててきて、こんなに調子良く育っているのは初めてです。

 

昨年の秋植え替えたテキセンシス系クレマチス・ダッチェスオブアルバニーの一番花は、ようやく咲き始めたと思ったけれど、花付きが少なく調子良くありませんでした。

2024.07.24

昨日切り戻して、今年のニューフェイスのアフロディーテエレガフミナと一緒に飾りました。

アフロディーテエレガフミナは、まだ蕾を付けている花茎は残し終わったものから順次切り戻しています。

 

週初めの晴れにようやく梅雨も明けるのかと思っていたのに、今日からまたしばらく雨マークが続いています。


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ユリとアジサイの季節

2024-06-23 | 庭日記

昨日まで何とか持ちこたえてくれた雨でしたが、いよいよこちらも梅雨入りした模様。

そんな今日この頃、ユリとアジサイが咲いています。

 

3年目を迎えたユリ・クーリエは、昨年同様5本花茎が上がってきました。

2本は長身ですが、3本は短め。

花数が多くなればわずかに香るかもしれませんが(過去の経験より)、今の段階ではほとんど感じられません。

リーガルリリーは、長身が3本と短めが1本。

年数を経て、だいぶ花数が減ってきました。

リーガルリリーは香るけれど、今年はいつにも増してかなり激しく香っています。

離れた部屋の中でも感じられ、特に朝夕の香りが凄くて、いったいどうした事でしょう、、、?

側に植えていたアナベルを整理したので少し増やす予定でいましたが、ユリは花期も短くしかもこの強香に考えが揺らいでいます。

 

我が家の白いアジサイたちで一番最初に咲いたのが、カシワバアジサイ・スノークィーン。

たくさん咲いてくれました、、、が、今年でお別れすることになりました。

数年前から少しずつ気になっていたのですが、咲き進んでくると花粉の量が大量でまわりの植物の上にビックリするくらい落ちてきます。

そして、今まであまり見たことのなかった黒い細長い羽の生えた虫(何か特定していませんが、ハエの仲間?)を最近多く見かけるようになって、たまに家の中にも入ってきたりして何だろうと思っていたのですが、先日その虫が大量にカシワバアジサイ・スノークィーンの真花に集まっていることに気付きました。

カシワバアジサイ・スノークィーンが大きく育たことで芝生に影を作ってしまって、チドメグサを多く発生させていたこともあります。

そんなことがあり、思い切って今年を最後にすることに、、、

もうひとつのカシワバアジサイ・スノーフレークは花粉が飛び散ることはありません。

が、こちらはなかなか剪定がうまくいかず悩みのタネ。

昨年、思い切って古くて太い枝を根元から何本か切り、新しい枝に更新しました。

枝数もかなり少なくなってコンパクトになったかと思われたのですが、春になり芽吹いてくると凄い枝葉で、元の状態とまるで変わらなくなってしまいました。

どうすりゃいいんだ~~~状態。

 

地下茎で増えるアナベルも昨年かなり減らしました。

それでも大好きなアナベルは、まだまだあちこちで咲いています~

カシワバアジサイ・スノーフレークの隣で、リシマキア・ファイヤークラッカーと混ざり合って咲いています。

南側の花壇では2ヶ所減らしてこの場所だけ残しました。

反対側から見たところ。

エキナセアが咲き始めてきました。

生け垣のツゲを抜いた北西の花壇のアナベルも少し減らしています。

昨年アルミフェンスを取り付けるにあたって、この花壇の植物をいったん全部掘り上げ、取捨選択したり新たに植物を加えたりしました。

アナベルは以前も経験していますが、掘り上げて植え直しをすると翌年小さく育ちます。

なので、今年のこの場所のアナベルはいたって小さく育っています。

(忘れていたけれど、もう一ヶ所アナベルを植えている場所がありました。後日写真を撮ったら追加しておきます。)

(6月29日ガレージ脇のアナベル追加)

これからしばらく続く気分が少し滅入りがちな季節に、アナベルの清々しい白は癒しの存在です。


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5月下旬から6月上旬の鉢植えの植物たちの様子

2024-06-10 | 庭日記

バラの一番花の開花も遅咲きのものを残すのみとなりました。

ここで、鉢で育てている植物の5月下旬から6月上旬の様子の一部をまとめておきます。

 

昨年、切り戻しを繰り返しながら秋遅くまで咲いてくれた事に気を良くして、今年も取り入れたステラ(バコパ)。

2024.06.05

今年は、斑入り葉のもので花は更に小さいですが、咲き進んできても鉢の真ん中あたりの花が絶えることもなく、こんもり茂ってくれています。

 

ステラと同じ3月下旬に購入したアナキクルス・シルバーキスはチラホラですが、絶え間なく咲いてくれています。

2024.06.02

過去に育てた時は、もう少しこんもりとした姿形だったように記憶していますが、今回購入した時から少し徒長したような感じだったので、変化があるか見守りたい。

 

春先からずっと咲いている花は、他にも、、、

2024.05.30

シレネユニフローラ・バリエガータは、2苗購入して↑の方が当初から元気が良かったです。

2024.06.07

最近になって、ようやくこちらも育ってきました。

本当は地植えしたいのですが、高温多湿に弱いらしいので踏ん切りが付きません。

 

我が家では、四季咲き性No.1の白いゼラニウム。

2024.05.30

1年中絶え間なく(冬期間も風除室で)、しかもたくさん咲いています。

 

ビオラは、徒長してきて処分したものや切り戻したものがありますが、「よく咲くスミレ アップルソーダ」だけあまり乱れることなく咲き続けています。

2024.06.07

当初の色合いとはかけ離れてしまっていますが、、、アップルというよりオレンジ?

 

こちらは、一度切り戻しをしているチェンジカラーのビオラです。

2024.06.07

頑張って咲いてくれていますが、半日蔭の場所に置いているのと気温が上がってきているので、すぐに徒長してしまいます。

 

3度目の正直のレウイシア・コチレドン。

2024.05.26

今のところは順調ですが、これからがどうなるかデス。

 

愛らしい白い花がお気に入りのアンテリナム(キンギョソウ)・アールグレイも次から次へと開花して、花期の長い植物です。

2024.05.30

まだまだ愉しめそうでしたが、昨日切り戻しを行いました。

 

こちらも風除室で冬を越した、斑入り葉のキンギョソウ。

2024.0610

昨年の写真を見たら、今頃は葉色が徐々に緑を帯びてきていました。

今年はまったくその気配がありません~要観察。

 

昨年、長い間育ててきたコモチレンゲの鉢を整理したのですが、地面に芽吹いていた小さなコモチレンゲを見掛けて、忍び難くやっぱりもう一度育ててみようと鉢上げしました。

2024.06.02

小さなひと芽が、以前よりも更に大きな株になっています。

 

同じ鉢で育てて4年目を迎えたコンボルブルス・クネオルム。

2024.05.26

花はたくさん咲いていますが葉色がかなり悪くなってきたので、花がほぼ終わった6月1日に切り戻しをしてひと回り大きな鉢に植え替えを行いました。

 

過去には風除室で越冬した事が何度かありましたが、戸外での冬越しは行ったことがなかったスイートアリッサム。

昨年の春に購入して夏を越し、ダメもとで試しに戸外で越冬してみました。

2024.05.30

春を迎え傷みは少しあったものの無事に開花してくれました。

が、この数日後なんか調子が変だとよくよく観てみると、黒い小さな芋虫がうじゃうじゃ><

ダイコンやカブに付くイモムシ~カブラハバチの幼虫。

もしかして、スイートアリッサムってアブラナ科?と思い調べてみたら、やっぱりそうでした。

よく好物を見つけますね~~~~

切り戻しを行い、薬剤を散布しておきました。

 

10年目を迎えたイングリッシュラベンダー。

2024.06.10

昨年同様春に地際まで切り戻しを行いました。

新しい苗のように綺麗に咲いてくれています。

 

かなり長くなってしまいましたが、最後は、久しぶりに取り入れてみたニチニチソウ。

5月14日に購入したフェアリースター・ホワイト。

2024.05.26

1ヶ月ほど経ちますが、今のところほぼ同じ状態で大きくなっていません。

梅雨の時期に入るので、多湿に気を付けながら育てていきたいと思っています。


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咲き始めた宿根草、この春購入した宿根草

2024-04-24 | 庭日記

早咲きの球根草花たちの開花がほぼ終わり、イフェイオンやヒアシンソイデス・ヒスパニカなどの第二弾の球根草花の開花を待っている状態の中、宿根草も段々とピッチを上げてきています。

 

オンファロデス・ベルナは、昨年かなり減ってしまって今年はどうなるか心配していたのですが、あちこちから芽吹いてきてくれました。

でも、花数は一時期よりかなり減っています。

今年花芽が付かなかったところがたくさんあるので、来年に期待を込めたいです。

 

20年ほど前に植えたヒイラギナンテンでしたが、立水栓に近い所で大きく育ち過ぎて少し邪魔になってきてしまったので、数年前に抜いてしまいました。

が、程なくしてまた芽吹いてきて、スクスク育ちました~

こうやって開花すると良い香りもするし、うまく剪定して育てていきたいと思っています。

 

昨年はあまり咲かなかったムクデニア・ロッシー(和名タンチョウソウ、イワヤツデ)、今年はたくさん咲いてくれました。

 

挿し芽から育てて4年目のクレマチス・モンタナ・メイリーン、可愛い蕾が見えてきました。

この鉢植えのメイリーンは花後処分しようと思っているのですが、なかなか踏ん切りがつかない。

アーチに絡めていたメイリーンは、昨年迷いに迷った末処分しました。

花後のつるの伸びが凄くて収拾が付かず、晩秋の誘引作業も結構時間がかかってしまうので、新枝咲きのものに交換することにしたのです。

鉢植えのクレマチス・プリンセスダイアナも何年も植え替えをしていなくて、昨年植え替えをしようと思ったら、何と蟻に鉢が占領されていました!(恐ろしいほどの蟻の山で、驚愕!)

と言うわけで、鉢植えでクレマチスを育てるのも止めることに、、、

 

育てていると、当初の思いとは違って色んなことがある、、、

 

ミヤコワスレは、庭を造り始めた頃実家からもらってきて、ほとんど気にも掛けていなかった植物だったけれど、ここ数年でドンドンその良さに魅了されています。

花期が長い、病害虫知らず、程よく増えていく、冬も枯れずグランドカバーに成り得る。

この春また少し株分けして、植栽場所を増やしました。

 

3年前、長年鉢で育ててきたイベリスを地植えしたのですが、冬期間の傷みが激しく花もほんの少ししか咲かなかったので、昨年また鉢に戻しました。

やはり鉢で軒下越冬した方がいいようです。

元々2株あったのですが、1株になってしまたので、この春追加で購入しました。

昨年の秋、生け垣のツゲを抜きアルミフェンスに変えて、かなり北西側の花壇が広くなったのもあって、この春宿根草を追加で色々購入しました。

 

北西花壇の様子はまた後日ということで、他に追加した宿根草で開花しているもの。

シレネ・ユニフローラ・バリエガータ

地植えする予定でしたが、華奢な雰囲気で何となく不安で鉢植えにしてしまいました~

 

以前南側花壇で育てたことがある大好きなスカビオサ。

何年か育っていましたが、他の植物に埋もれて消えてしまいました。

門塀前の小さな花壇は今まで何度も植栽を変えていますが、なかなかどれもしっくり来ず、今回はスカビオサ・コルムバリア(姫松虫草)とコンパクトガウラを植えてみました。

うまく育ってくれるといいのだけれど、、、

 

ホームセンターのガーデンコーナーで見掛けて一目惚れした、リクニス・ホワイトロビン。

こぼれダネからも育つそう。

こちらは東側花壇に植えました。

 

そして、三度目の正直となってほしい、レウイシア。

ハイ、二度夏を越せず枯らしています。

三度目はないと思っていましたが、やっぱりもう一度だけチャレンジしてみます( ̄∇ ̄)


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ようやく春

2024-04-09 | 庭日記

暖かい2月中旬のお天気に浮足立って、クリスマスローズの古い葉を切ったり、通販で宿根草の注文をしたりしていましたが、何と3月に入ってから度重なる降雪となってしまいました。

2024.03.22

それでも、早々に届いた宿根草やバラも傷むことなく、3月24日に雪囲いを外して、こちらでも無事春を迎えることが出来ました。

2024.03.28

今年のクロッカスは、花数がかなり減ってしまった印象です。

2024.03.31

昨年までバラ・ボニカ’82の足元左右に分けて植えていたチオノドクサ・ピンクジャイアントでしたが、ボニカ’82がカミキリムシ被害にあって枯れてしまい抜いたのと、チオノドクサの中にホスタ・リトルオーロラが侵入してきてしまったので、この辺りの植え替えを行うにあたって、昨年晩秋にチオノドクサの球根を掘り上げて一ヶ所にまとめて植えました。

2024.04.06

手前小さな葉は昨年鉢で育てていたオノエマンテマ。

繁茂して鉢植えでは手に負えなさそうだったので、地植えしてみました。

ヒヤシンスの球根も掘り上げて少し場所を移動させたので、今年は咲かないかもと思っていたのですが、小さな蕾が見えています。

2024.04.06

クリスマスローズは終盤になりました。

2024.04.08

2021年秋に購入した小さなホワイトピコティが、この春初めて開花しました。

小球根草花も次々に開花してきて、それぞれの観察に余念がありません(笑)

ここ数年もっぱらのお気に入り、シラーシベリカ・スプリングビューティ、この秋は球根をもう少し植え込みたい!

アイスバーグの施肥の恩恵を受けている、プシュキニア・スキロイデスと八重咲きアネモネ。

今年はアネモネがたくさん咲きそうで、とても愉しみ~♪

昨年秋に植えた宿根草なども色々芽吹いてきて期待が膨らみます~♪

黄金シモツケ・ホワイトゴールド

暖かくなってきた3月下旬から定植した宿根草も日々成長してきています。

アルケミラ・エリスロポーダ

シレネ・ユニフローラ

今日はまた肌寒さが戻ってきてしまいましたが、明日から晴れマークが続いています。

春の息吹き溢れる日々ですね。


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秋の庭振り返り。そして、冬到来

2023-11-30 | 庭日記

こちらは比較的雨の少ない地方だと思っていましたが、今年の9月から11月にかけては雨の日がとても多くて、色々気を揉みました。

 

道路に面した生け垣のツゲを抜いてアルミフェンスに交換するにあたって、そちらの花壇の植物をほとんど掘り上げて畑に移動して、フェンスを設置した後また一から植栽する作業が、雨の影響でなかなか捗りませんでした。

 

地植えのバラはもちろん、南側軒下のバラにも黒星病がひどく出てしまい、秋バラは散々なものとなってしまいました。

そんな中、比較的花を付けてくれたアイスバーグとニュー・ウェーブ。

これも雨の影響が大きかったように思います。

ファイルヘンブラウ(ブルーランブラー)とつるサマースノーが黒星病に弱く、薬剤散布はこれまで月1でシーズン中4~5回くらいしか行っていなかったため、花後ほぼ葉を落とした状態になってしまっていて、軒下のバラたちにも菌が広がってしまったのかなぁ~とも思われました。

お隣さんとの境に植えているので、今後も頻繁に薬剤散布するのは気が引けるので、たった4年ほどのお付き合いでしたが、思い切って耐病性のあるバラと交換することに決めました。

また、9月にボニカ’82とアイスバーグにカミキリムシ(テッポウムシ)被害が出ていることに気付き、薬剤対処したのですが、ボニカ’82がみるみるうちに元気をなくしていってしまい、こちらも思い切って処分することにしました。

かわりに選んだバラが、クリスティアーナ、カミーユ、ジュールヴェルヌ、プロローグ(後者2品種は大苗が2月に届く予定)

クリスティアーナ

これらの植え替え作業をようやく終えたと思ったら、アッという間に冬の準備が差し迫っていました~

最後まで綺麗に咲いてくれたステラ(バコパ)は、冬は室外で越せないかもしれません。

切り戻しを繰り返し、何度も咲いてくれたので、来年も取り入れたい。

 

11月に入ってカンパニュラ・ラプンクロイデスがひっそりと返り咲いてくれました。

この季節に咲いてくれたのは初めてで、清々しい花色に癒されました。

 

バラの植え替えに伴ってツワブキを移植したのですが、たくさん開花してくれて、最後の最後(11月22日)に花茎を切り戻しました。

 

今年風除室に避難したのは、

ゼラニウム

 

アンテリナム(キンギョソウ)・アールグレイ

耐寒性が-8℃~-12℃ということで、戸外で越冬可能と思い購入したのですが、とても良く咲いてくれてお気に入りとなったので、枯らしたくなくてやっぱり風除室に入れました。

 

斑入り葉のキンギョソウ(品種名不明)

ずっと絶え間なく咲いてくれたキンギョソウは、耐寒温度-5℃となっていました。

下の方から新芽が出てきていて、上の葉を切り戻した方がいいのか随分迷いました。

が、やはり春まで切り戻しは見送ろうと思います。

 

我が家の早咲きのスノードロップは、11月中旬から咲き始めました。

2023.11.16

我が家のスノードロップは、春を告げる花ではなく、今年のガーデニングシーズンはおしまいの合図を送る、冬の到来を知らせる花です。

 

23日のニュー・ウェーブの植え替えを最後に、今年の庭仕事は終止符をうちました。

そして、今朝。

うっすら、雪化粧。

3ヶ月半ほど冬眠します~


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