本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

夏に咲く球根草花~ユリ・クーリエ

2022-06-28 | 球根草花

昨年の10月10日に3球植えたユリ・クーリエ(Courier)が少しずつ咲き進んでいます。

本当はもともと植えているリーガルリリーをもう少し増やしたかったのですが、地元のお店で球根を置いているところがなくて、2006年に購入したタキイ種苗さんを久しぶりに検索してみたところ取り扱っていたのですが、お届けが1月からになっていて、球根の植え付けというと秋をイメージしていたので果たしてその時期に届いた球根て春まで植え付けを待っても大丈夫なものかどうか全くわからず、諦めたのでした。

最近調べてみたところ、春先に植えても大丈夫なようでした。

さて、店頭で品定め~

側にアジサイ・アナベルを植えているのとリーガルリリーと色の相性のいいものを捜して、優しい薄い黄色に惹かれて購入しました。

3球ともとても丈夫そうな茎と葉がどんどん伸びてきて花も大きく、でもリーガルリリーほどは草丈がなく1m20cmほどでバランスも丁度良く、とっても気に入りました。

香りは咲き進むと微かに感じるくらいです。

ロンギフローラムハイブリッド(LH)とアジアンティックハイブリッド(AH)との交配種ロンギフローラム・アジアンティックハイブリッド(LA)という系統に属するそうです。

 

今回ユリのことをネット検索していて面白い記事を見つけました。

リーガルリリーは開花前に蕾先端部分周辺から花外蜜を分泌してアリを集めて食害する食植者を排除しているのだそうです。

開花後はその花外蜜の分泌が止まり、花粉媒介者に花蜜を提供し、花蜜をアリに盗まれないように制御しているとのこと。

でも、今年は開花後もアリがユリに群がってちょっぴり見苦しくなっています(>_<)

写真左から二番目の花に小さい黒い、、、他にもたくさん、、、

 

ユリは一方向だけ向いて咲かずに四方にその表情を見せてくれるので、見どころも広がりますね~


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エキナセア・パリダとフラダンサー

2022-06-26 | 宿根草ア行

一昨年の秋2苗植えたエキナセア・パリダでしたが、昨年の春には1苗しか芽吹かず、追加購入したかったのですが在庫がなく似たような雰囲気のエキナセア・フラダンサーを3苗購入し定植しました。

が、状態が悪く(詳細はこちら)植え場所が悪かったのかもと、昨年の秋に少し日当たりのよい場所に移動させました。

その時はまた1苗減っていて、3苗だけ定植しました。

ところが、元の場所からこの春2苗芽吹いていて、合計で5苗!購入した数と合致しています。

芽吹いた2苗はポット植えして養生しています。

もうひと回り大きな鉢に植え替えて秋に定植するつもりですが、どれがパリダかフラダンサーかわかりません。

咲いている3苗がフラダンサーのような気がしますが、来年全部咲き揃えば解決するかもしれません。

咲き始めた22日は、昨年のように茎が折れることもなく、風に揺られていい雰囲気をかもし出していたのですが、、、

昨日の朝見た時、ガーーーン、これですワ(>_<)

もひとつオマケに、

衝撃のあまり、写真まで発光してました(;Д;)

原因はなんでしょう~?

強風にあおられたせい?虫の仕業?

残念ですが、折れた茎は切り戻しておきました。

開花途中のどの状態の時も儚げで、目が離せない存在です。

 

 

今後の育ち具合が愉しみ。

そして、パリダとフラダンサーの見分けがつきますように。

 

(追記)

検索してみたところ、エキナセア・パリダ(Echinacea pallida)は原種で花色はピンク、フラダンサー(Echinacea pallida 'Hula Dancer')は原種のパリダの改良品種で色も白ぽいとのことでした。

やはり、今咲いているのはフラダンサーのようです。


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香りのバトンタッチ~ユリ・リーガルリリーが咲き始めました

2022-06-25 | 球根草花

何だかいい香りが漂っていると思ったら、ユリ・リーガルリリーが咲き始めていました~♡

 

5月17日のローズ・ドゥ・レッシュの開花に始まって1ヶ月とちょっとその花色と香りを充分に愉しんできましたが、遅咲きのポンポネッラとボニカ‘82を最後にいよいよバラの1番花の見納めが近づいてきました。

 

今朝のポンポネッラ。

道路沿いで散らからないように、その都度切り戻しを行ってきています。

アナベルとのツーショットも最後に残しました~^^

夕方、全部伸びた枝の半分ほどまで切り戻しを行い、ブラインドの枝も落とし風通し良くしました。

が、何と切り戻した3本の枝に空洞がありました!

切り戻したところから根元に向かって少しずつ切っていったのですが、途中から穴が消えていました。

これってどういうこと?

もう少し詳しく調べればよかったのだけれど、時間が限られていたので作業を切り上げてしまいました。

一昨年もカミキリ被害を受けているポンポネッラですが、薬剤の効果があったのか今まで枯れずに済んでいます。

もしかしたら、まだどこかにテッポウムシが潜んでいるかもしれない、、、心配(;´Д`)

 

ボニカ‘82は昨日退色した花柄は除いておいて、今朝の様子。

明日には全部切り戻そうと思っています。

 

花付きがとても良かったアイスバーグはまだ数輪蕾が残っています。

が、先に花が終わって切り戻しておいたところからまた蕾があがってきています。

何というスピード感!!

 

最も1番花の開花が早かったローズ・ドゥ・レッシュの2番花の蕾も見え始めています。

バラの1番花が終わりを迎えて、ユリが香りのバトンを引き継いでくれて、そしてまたそのバトンをバラの2番花へ戻してくれて、ウットリする時間が絶え間なく流れます。

 

今年のリーガルリリーは2本は1m60cm。

左の方に微かに見える2本は1m程でした。

4本とも高さが揃っていれば見応えもあったけれど、残念。

でも、2006年の秋に3球植え込んで以来毎年絶え間なく咲いてくれて、Thanks♪

 

昨年の秋に植えたユリの品種を失念していましたが、1輪開花して調べたところクーリア(クーリエ)Courierでした~♪

 

最後に、リーガルリリーに舞い降りたベニシジミ。

キミも香りに誘われたのかな?~♡


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梅雨を目前に咲き始めた宿根草たち

2022-06-13 | 庭日記

西からどんどん雨の季節の便りがあがってきて、こちらの梅雨入りももう間近。

 

そんな中、大好きなカンパニュラ・サラストロを皮切りにたくさんの宿根草が、今まさに開花の時を迎えようとしています。

毎年かわらずそこにある風景。

たった1年しか経っていないのに、たまらなく懐かしさと愛おしさを感じる。

かわらずに巡りあえる喜びもありますが、一昨年の秋と昨年の春にフロックスやエキナセアをはじめとして数種類の宿根草を追加して、更に昨年の秋に場所を少し移動したものもあったので、それらの変化もまた愉しみにしていました。

 

南側の花壇のこの場所には、葉色が赤紫にならないペンステモン・ジギタリス・ハスカーレッドを植えていましたが、やはり魅力的な葉色を取り入れたかったので、北西の花壇からペンステモン・ジギタリス・ダークタワーを昨年の秋に移動しました。

昨年よりも華奢で、本領発揮とはいきませんでした。

今後増えていく姿が愉しみです。

 

こちらは、赤紫の葉色のペンステモン・ジギタリス・ハスカーレッド。

数年前、葉色の良いものだけ厳選してこちらに移したのですが、だいぶ増えてきました。

 

一昨年の秋新たに購入して(ウチの庭のものより店頭で見かけたものの方が葉色が鮮明だったので)植えたペンステモン・ジギタリス・ハスカーレッドですが、増えるのを待っていられなくてこちらの花壇↑のものを株分けして、昨年北西の花壇↓に追加で植えました。

 

草丈が低く、葉色が明るい白花のペンステモン・ジギタリス・ゴールドフィンガーも昨年より確実に増えてくれました。

 

ラムズイヤーは間引き過ぎて、迫力不足になってしまいました。

エキナセアの蕾も見えてきましたよ~♪

 

別の場所にエキナセア・パリダとフラダンサーを植えていましたが、生長が思わしくなかったので(昨年の経緯はこちら)昨秋こちらに植え替えてみました。

そして驚くべきは、何と元の場所から2苗芽が出ていたのです。

枯れたと思ったフラダンサーの根が生きていたのか、それとも植え替えの時残っていた根から再生したのか、、、

いずれにしても嬉しい♡

ポット上げして養生しています。

 

マツムシソウも倒れ込んで花壇からはみ出てしまうのを避けるために、ヒューケラの後方に昨秋植え替えています。

良い感じになったかな~~~

 

今日はバフ・ビューティとブルー・ランブラー、それにつるサマースノーの花柄をすべて切り取りました。

しっかり宿根草へとバトンが渡されました。

 

最後に、ピンク色に染まったバフ・ビューティを、、、


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遅咲きのバラ、ボニカ‘82とポンポネッラ

2022-06-11 | バラ

いよいよバラの一番花は終盤へと向かっています。

鉢植えのバラはほとんど開花が終わり、静かな緑の時間を持っています。

そんな中、花持ちの良いあおいはもう少し愉しめそうです。

ひとつ、とてもショックな出来事がありました。

数日前から精彩を欠いていたグリーンアイス、一昨日辺り気付くと下の方の葉っぱが黄色くなっていて、たくさんの蕾にみずみずしさが見られません。

これは、以前カミキリムシ被害に遭って枯れてしまったあおいとまったく同じ症状。

昨日、意を決して鉢から抜いてみると、根元に穴が開いていて明らかにテッポウムシの仕業でした。

5月末にはまだ葉も青々していたのにとても残念です。

まだ枯れていない上部を切り取って挿し木苗を作って、親株は処分しました。

 

さて、遅咲きのボニカ‘82が満開に近づきつつあります。

ボニカ‘82の1輪1輪の香りはそんなに強くはないけれど、若々しい青い香りが集約されて放たれると、花色もさることながら辺りに優しい雰囲気が漂います。

隣で柏葉アジサイが、次の主役の座をねらってスタンバイ(笑)

 

我が家の庭で最も遅咲きのバラ、ポンポネッラの開花もようやく始まりました。

昨年誘引した際に枝もだいぶ減らしたし、春にも新芽をすいたり、また開花が始まってから切り花用にしたりと、込み合うのを防ぐようにしました。

 

挿し木から育てたポンポネッラ。

つるサマースノーがまだ咲いてくれているので、コラボを愉しむことが出来ています。

つるバラは花数が多いので、花期が長くて嬉しい(✿◡‿◡)

でも、花数が多いと花柄の後始末にちょっと滅入ったりします。

バフ・ビューティの大きさくらいまでだったら、退色が進んだものをひとつひとつ切り取って花柄が散らかるのを防ぐことは出来ますが、ブルーランブラーくらい小花で多花性だとどうしたらいいのかなぁ、とちょっぴり思いあぐねていました。

ところが、ブルーランブラーの花びらは今のところ散らかっていなくて、枯れたまま枝に残っていました。

ブルーランブラーの何て!ずぼらな庭主にもってこいのバラ!!

 

バフ・ビューティもだいぶ花数が減ってきました。

またひとつ季節が過ぎゆくのだなぁ、と思うと無性に寂しい気分になります(;´Д`)

でもでも、次には期待を背負った宿根草たちが出番を今か今かと待ち構えてくれているのだから、そんなふうに思ってはいけませんね~~~


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バラ、アイスバーグが美し過ぎて

2022-06-06 | バラ

咲き始めの5月28日の記事で今年のアイスバーグは花が小さめと記しましたが、次々に咲き始めてみるとそんなことはなくて、何と!すこぶる美しく、感激に浸る毎日です。

たくさん写真を撮りまくってしまいました(≧▽≦)

6月4日撮影

 

庭への入り口から見たところ、

ブルーランブラーを背景に。

 

ブルーランブラーのバイオレットブルーとバフ・ビューティのアプリコットを繋ぐ無垢なホワイト。

 

足元に見えるのは、ピンクの花を付けた黄金葉のシモツケ・レインボー。

上品な白バラは、他のどんな色の植物とも相性が良いですね~

 

芝生を背景に。

 

アップの姿も~♪

どれもこれも美し過ぎて、言葉になりません~♪

庭のバラに見惚れて「つくづく何でバラはこんなに美しいんだろう~」と思わず呟いていたところですが、先程聴いていたラジオでボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』の絵の解説をやっていました。

それによると、ヴィーナスが誕生する際に舞っている花は、花の女神フローラの口から吹かれているもので、それがバラだということでした。

バラは、愛と美の女神ヴィーナスの誕生と共に生まれた花だったのですね!納得!!

 

つるサマースノーを背景に。

赤紫の葉色が美しいペンステモン・ジギタリス・ハスカーレッドの開花が若干遅いようです。

 

強い陽射しを受けて、まばゆく輝いているアイスバーグも素敵です。

咲き進んでしべの色が褐色を帯びてくると「花柄を摘み取って」のサインを出してくれるアイスバーグ。

花後の切り戻し後の復活がすこぶる早く、1年に何回も咲いてくれるアイスバーグ。

強く、清く、美しいバラです。


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6月上旬に咲くバラと宿根草など

2022-06-04 | バラ

6月に入ったというのに寒くてヒーターを入れています。

そのうえ一昨日、昨日と時折の激しい雨風で、満開を迎えつつあるバラがどんなに散り急ぐかとハラハラしていましたが、大きな被害もなくホッとしているところです。

 

今日の庭の様子から~

バフ・ビューティはピークを迎えました。

写真を撮った後、退色した花柄を香りのシャワーを浴びながら切り取りました。

 

気温が低いせいか、マチルダのピンクが濃く出てきて、とても可愛い~♪

周りではエゴポディウムやラムズイヤーの花茎も立ちあがってきています。

ラムズイヤーは増えすぎるので冬前に少し整理したら、ちょっと物足りなくなってしまいました。

アルケミラモリスの小花は可愛いし、雨をはじく葉っぱも心惹きつけます。

 

4年目を迎えたブルー・ランブラー(ファイルヘンブラウ)が次々に咲き進んできています。

昨年、花後の剪定のやり方がわからず迷ったのですが、かなり枝が伸びてくれてフェンスに広がるように咲いてくれました。

清々しく上品な香り、大大大好きです(✿◡‿◡)

庭一面にこの香りが漂って、さらにバイオレットブルーの花色が目に飛び込んできて、至福のひとときを過ごせます。

 

ヤマブキショウマのたおやかな花穂が趣を添えています。

 

つるサマースノーも満開に近づいてきています。

アリウム・ニグラム・マルチバルボサムも花開き、遅咲きのポンポネッラの開花はあと一息。

 

遅咲きと言えば、ボニカ‘82もスピードアップに余念がありません。

 

 

 

大好きなカンパニュラ・サラストロや他の宿根草の蕾も次々に膨らんできて、バラの一番花の終わりに向けて出番を待ち構えています。


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