「民主党政権で対等パートナーに」小沢代表会見要旨 (1/2ページ)
-東シナ海のガス田や中台関係、環境問題のやり取りはなかったか
「そういう問題は明日の交流機構でやる。議論しに来たんじゃないですから。主席との会談は。私は大局的な観点で話をした」
-政権交代の話題は
「そんなこと言わない。分かっている話だ」
-今後の日中関係をどう見る
「政治、経済体制の違いは、深い歴史的つながりがあるから乗り越えていける。来年は(北京)オリンピックもある。日本が積極的に協力すれば必ず(関係進展が)できると思っている」
-福田康夫首相との外交姿勢の違いは
「日本にとって日米、日中関係は2つの大きな柱だ。民主党がちゃんと関係を築いていることで、国民に民主党への信頼感が生まれてくればいいと思う。首相が(近く中国に)来るのは関係ない。両国が敵対していたら絶対に(アジアや世界の)安定はない。好き嫌いだとか、面倒だとか感情うんぬんの話でなく、協力する気持ちを互いが持たなければいけない」
-田中真紀子衆院議員が同席した理由は
「私どもが何としてもとやったものではない。中国側で、国交回復を成し遂げた田中角栄首相の娘ということで配慮したのだろう」
-以前の記者会見で、中国が日本を無視しているのではないかと話していたが
「(中国が)厳しい外交で、日本を対等の友人と評価する状況に至っていない。民主党が早く政権を担って対等の友人、パートナーになれるようにしなければならない」
-対米関係は
「同じだ。自分の意見をきちっと述べる。責任は果たす。そうすればおのずと対等のパートナーとして評価される」
(北京 斉藤太郎) (MSN産経ニュース)http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071207/stt0712072249011-n1.htm
国会を無視して、訪中している小沢民主党は、中国で、
「民主党がちゃんと関係を築いていることで、国民に民主党への信頼感が生まれてくればいいと思う。首相が(近く中国に)来るのは関係ない。」と言っているらしい。呆れました。もう完全に政府気取りの振舞い。
小沢氏と民主党議員40数人が、開会中の国会審議を無視し、大訪中団を率いて中国に行った時点で予想できたことですが、こんなことを許している政府も政府。日本の国会そのものが、民主党と中国に虚仮にされているも同然ではないでしょうか。全国会議員は、何故このような小沢氏の振舞いを黙って見ているのでしょうか?
民主党は、政局を国益と引き換えにするようなこと、また外国利益を国益に優先するような行動だけは慎んでほしいと思います。日本の国会をさぼって中国詣でとは、この民主党の行動は、申し開きのできるレベルではないと思います。