海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

One Tree Hill 第19話

2007-12-23 | 海外ドラマ〈One Tree Hill 〉

#19 「衝撃の告白」 How Can You Be Sure?

 One Tree Hill    スーパードラマTV

 

朝、へイリーがネイサンを起こしにネイサンの部屋に行った時、ヘイリーの腰のタトゥにネイサンは気付いてしまったヘイリー自身はエッチに踏み切れなくて悩んでいる。ヘイリーの迷いにネイサンは気付いて二人の間は微妙な雰囲気。ヘイリーは、こういうことはもっと先の話、結婚してからのことと思いこんでいたのに、突然すごーく好きな人が現れてしまって、混乱しているんだね。

 

カレンは、キースのプロポーズを断る。ルーカスの母親でしかなかった自分が、イタリアに行って、世界がここだけではないとわかった。それ以外の自分を知りたい、ということらしい。そして、あなたは大事な人(友達)だけど、結婚はできないと。・・キース、振られてしまった、ね・・・。ちょっと疑問なのだけど、キースの気持ちにカレンは今の今までまったく気がつかなかったのかしら?

 

ブルックは市販の妊娠検査薬では陽性。次の日、ルーカスと二人で病院に検査に行く。結果待ちしている時、ペイトンや他の女のことを責めるブルックに、ルーカスは、自分だって寝たのは俺だけじゃないだろうと言い返してしまう。そこに病院から電話。ブルックは、父親はあんただから、と言って、帰ってしまった。

ダンが、ブルックと二人で病院から出てくるルーカスを見かけて、ブルックとのことについて意見をしにくる。さすがにダンはカンが鋭い。ダンの意見は、要するに、現実に恐れをなして受け入れたら(子供を産んでしまったら)、後で後悔する、男にも女にも未来がある、という意見。この意見って、(ほぼ同じ状況で生まれた)ルーカスから考えれば、「生まれなかった方が・・」と、言われているようで、それを面と向かってルーカスに言えるところが、超無神経のダンらしいわ。 

 

ダンが、ネイサンの部屋にくる。部屋の場所を調べたらしい。ネイサンが部屋代に困っていることを見透かして、金が底をついたらビーチハウスに来ればいい、待ってる、なんて言っている。ビーチハウスに行くくらいなら家に帰るでしょ。相変わらず、相手の足元を見て、先回りするところがヤな男だわ。ネイサンの部屋代っていくらぐらいなのだろう?プールもあったわね・・。たぶん高校生がバイトして、払えるような部屋代じゃないと思う。部屋代を払うために車を売ることにするネイサン。ネイサンももっと安いアパートにすればいいのに、この辺がまだ苦労知らずの高校生だわね。

ニキがジェイクの家に来る。ジェイクは、ペイトンにジェニーを連れて向こうに行ってくれるように頼む。ジェイクは、二キとよりを戻す気はなさそうね。 思うに、彼女は、もし今ジェイクが許しても、また将来同じことをしそうで、ジェイクが彼女を信じられないのもなんだかわかるような気がするわ。 

ニキは、ジェイクと仲良しでジェニーのベビーシッターをしていたペイトンが気になっているらしくて、「産みの親には一生勝てないよ。シッターやったって母親にはなれないよ。」なんて、見当違いのプレッシャーをかけてくる。ペイトンは「アイライン、濃すぎるんじゃない、ストーカーにしか見えないよ。」なんて、言い返していた。

ブルックが、めずらしくペイトンを待っている。妊娠のことを相談したかったのかもしれない。でも、ペイトンが、「もしかして、ルーカスのこと?」とルーカスの名前を出したら、また誤解して行ってしまった・・。

  

夜中に眠れなくて起きたら、カレンも起きていて、ルーカスは、ブルックが妊娠したことをカレンに打ち明ける。カレンは、思わずルーカスを平手打ち・・・。そのくらいこの話は、カレンが一番恐れていたことだったのね。カレンにとっては、これは自分の歩いてきた道で、そのためにあきらめたことも大きかった。だから、ルーカスがそのためにいろんなものを失うことになることが、カレンは恐かったんだね。ルーカスが、「何故(自分を)堕ろさなかったの?」とカレンに聞くと、「私の未来にあなたがどうしても必要だったからよ」、とカレンは答える。若すぎると(時期を違えてしまうと、)一つの出来事が良くも悪くもこんなにも大きな影響を人生にもたらしてしまう

  

ヘイリーは、ルーカスに「男って、エッチのことを一分間にどれだけ考える?」と聞く・・。ルーカス「いっぷんかん?」「あいつとエッチするつもりなのか?」

ルーカス「俺がどうこう言える立場じゃないけど」「今になって思うんだ。もっと待てばよかった。今はとにかくその場をやり過ごすんだ。準備できてないなら、待った方がいい。」こういう状況になってしまったルーカスの言葉は、重いわね~。

   

ニキルーカスを待っていて、「ジェニーは私の娘。家族を取り戻そうとしているのだけれど、うまくいかなくて・・。今ならまだやり直せると思う。だから、(あのことは)黙っていて。」・・・

ルーカスは、キースとも久しぶりに話す。「母さんが妊娠した時、あいつ(ダン)は逃げたよね。なんで、おじさんは、母さんのそばにいたの?」

キース「それが正しいと思ったからだ、カレンを愛していた。だから守ってやりたくて。」「カレンにとってお前はなにより大事なんだ。わかるよな。」「ルーク、しっかりやるんだぞ、俺はずっとお前の味方だ。前ほどは、そばにいてやれないが。」・・なんだか別れの言葉みたいだった。・キース、どこかへ行くつもり?

 

ネイサン 無理させたくないんだ。無理してるだろう。腰にあんなタトゥなんか入れて、正直ちょっとビビったよ、お前がそこまで真剣に考えてくれてるなんて思わなかった。お前に変なプレッシャーかけたり、追いつめたりすることは絶対にしたくない、たまにそうなることもあるけど、それはお前のことが好きだからで、どうしようもないんだ。愛しているよ、ヘイリー、自分でもこわくなるくらい。でも、ほんとだ」す、すご~い愛の告白だね。こんなこと言われると泣けてくるんじゃないかな。

ヘイリーうぁお~同じだ。私も愛してる。」ヘイリーもおんなじ気持なんだ・・・ずっと悩んでいたヘイリーも、これで迷いが吹っ切れたかもね。ネイサンとヘイリーは、本当に愛を育てているって感じ。ネイサンは父親のプレッシャーで苦労したから、愛しているからといって自分を押しつけると、相手がつらいことが、ちゃんとわかっている。ヘイリーを本当に愛しているから、大事にする決心をしているんだね。最近、ルーカスよりちょっとだけネイサンの方が大人に見えるのよね。

  

キースがカレンを訪ねてくる町を出ると言う。キースはダーラムコーチが言っていたように、子供のころから好きだったカレンのそばで時が止まっていたのかもしれない。それはそれで幸せな時間だったのだろうけれど。これがはじめてのキースの選択になるのかもしれない。カレンはどう思っているのか・・・まだ、よくわからないけれど、キースが離れてからはっきりわかるかもしれないね。

  

ブルックの部屋にルーカスが訪ねてくるルーカス「親父は俺を望んでなかった。認知することを嫌がっただけじゃなくて、生まれてほしくなかったんだ。だからずっとこう思っていた。家族を作るなら、自分が大人になって、一緒になる相手は心から愛せる人。でも、母さんもそう思っていた。正直逃げ出したくなるくらいビビっているよ。でもお前が産みたいと思っているなら、そばにいるから。決心がつかないならそれでもいい。でも、産みたいと思っているなら、俺も産んでほしい。何が何でもいい父親になって、そばにいるよ。ずっと。約束する。お前だけに辛い思いはさせない。」今のルーカスにできる最上のことだと思う。ルーカス、偉いね。・・・ところが、

ブルック「嘘ついたの、妊娠なんかしてない。」

「ウソついたのか、ひどすぎるだろう。」と怒るルーカス。「だれとでも寝る女みたいに言うからだよ。私の親友と隠れて付き合ってたくせに。だって、わたし、こんなに傷ついているんだよ。」

ダンは昔のカードや写真が入っている箱を取り出す。その中の小さな封筒に、ルーカスの、新聞の切り抜きや小さいころの写真があった・・。これは誰から貰った写真?ダンも、少しは、ルーカスの成長を気にかけていたということなのかな・・・。

 

キースは、「質屋」に行く。カレンのために買った指輪を売ってお金に換えるつもりのようです。この指輪はキースの全財産。たぶん精神的にもそうだったんだろう思う。なんだかキースが心配だわ。

  

ルーカスはカレンに、ブルックが妊娠してなかったことを話す。「恐かったよ。」 カレンはまだ混乱の中にいるルーカスを抱きしめる。「母さん、ありがとう、なにもかも。」アメリカの家族には、日本と違ってこういうスキンシップがあっていいね。なんだか羨ましい。  

  

親にとっては過去に悩んで乗り越えた、子供にとっては現在乗り越えなければならない、現実的でシリアスな話題で、こういう問題を、親とか子とかという立場を超えた視点で取り上げたドラマは、日本のドラマではあまり見たことがなかったと思います。このドラマ、CSで放送というのはもったいないです。こういうドラマこそ、NHKなどで放送していただきたいドラマだと、ふと思ってしまいました。

  

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