「日中関係を新たな段階に」首脳会談を前に福田首相
２７日から訪中する福田首相は２５日夜、首相官邸で中国報道機関の共同インタビューに応じ、日中首脳会談について、「戦略的互恵関係の具体化について話す。（安倍前首相が訪中した）昨年秋以来の日中関係発展の流れを進め、両国関係を新たな段階に引き上げたい」と述べた。
そのうえで「石炭火力発電所の効率向上、水質汚濁防止、循環型経済（構築）に向けた支援などの具体的協力を積極的に推進したい」と語った。
（2007年12月26日0時50分 読売新聞）
「白樺」共同開発に難色 中国が福田首相訪問を前に
27日から中国訪問予定の福田首相、中国は日本の首相に対する扱いとしては異例の手厚さとか。最大限の資金援助と周辺問題への譲歩を期待できそうな福田政権への期待が、手に取るようにわかります。
福田首相は、「石炭火力発電所の効率向上、水質汚濁防止、循環型経済（構築）に向けた支援などの具体的協力において支援」ですか。中国の火力発電所効率向上のため、中国の環境問題解決のため、中国経済の新しい発展のため、福田首相はなんだか行く前から、日本の首相であることを、忘れてしまっているかのようですね。福田首相のいう新たな日中関係が、一方的な日本の資金援助と限りない譲歩だけにならないことを祈ります。
