海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

マスコミ・メディアの陰で

2008-04-06 | マスコミ

ブログを書くようになってから、必要に迫られて以前より時事ニュースをよく読む(ネットで)ようになった。思えば、以前新聞をとっていて(なんと朝日新聞も取っていたし)TVのニュースを素直に聞いていた頃は、新聞とTVの報道姿勢を疑ったことなどなかった。ブログをはじめていなければ現在も同じだっただろうと思う。今も新聞をとっている人の多くは大手新聞を信じ、TVを見ているほとんどの人はTV局の「良識」を信じているのだろうと思う。

民主主義という多数決で物事が動く世界では、多くの人間を動かしたものが「勝ち」である。そして、多くのものを動かす力を持っているものはといえば、一番はマスコミ・メディアだろう。政治家が声を枯らして遊説して歩いている間に、メディアは涼しい顔で電波をうまく流しておけばよい。もしマスコミ・メディアがバイアスのかかった報道や偏向した報道をすれば、強大な影響を受ける「数」の力によって、世論をあっという間に変えることができる。恐ろしいことに、社会を国を、思うままに動かそうとする意図を持ち、かつこのメディアの力を自覚する者は、まずマスコミ・メディアに入り込み、公共の電波を道具にすればそれで事足りる。NHKをはじめとして朝日やTBSなどの反日偏向報道はいつから始まったのだろうか、もう目に余るどころの話ではなく、報道機関としての良識はすっかり忘れてしまったかのようである。たとえば昨年、読売グループ会長は、(気に入らなければ)新聞の力を持って政権を倒すと明言している。これを読んだ時は本当に驚いた。

今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖国神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。」 (2007 8 10 北京週報「渡辺恒雄氏に対する特別取材より一部抜粋) 

  

現在のマスコミ・メディアは、上層部の(特定)思想で動くことも、スポンサーという資金源の特別な意向で動くことも「可」である。おまけに「報道の自由」という強力な盾を利用することによって、「ねつ造」しても「可」、行政処分はなしである。放送局はそれを報道の自由と考えているらしい。恐ろしい奢りだと思う。国民にとって最も恐るべき「権力」は政府などではない、メディアとメディアを操作する者たちである。一見平和にみえる「経済大国」は、電波の陰にひそむ者にどこへ連れていかれようとしているのだろうか。

 

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IOC調整委員長、五輪ボイコット批判

2008-04-06 | 中国

    

IOC調整委員長、北京五輪のボイコットを批判

 【北京=結城和香子】国際オリンピック委員会(IOC)のハイン・フェルブルッゲン調整委員会委員長は3日、北京五輪の開会式や五輪そのものをボイコットしようとする動きについて、「政治家による見え透いたスポーツの政治利用だ」と強く批判した。

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 五輪前の最後の調整委員会後の記者会見では、大半の質問が人権問題に集中。フェルブルッゲンIOC委員長は、米国議会でボイコットを求める発言があったことなどを受け、「巨額の契約の調印には中国に来て、開会式には出ないという政治家に、尊敬の念は感じない。モスクワ五輪のボイコットが平和に貢献したなどと言う者までいる。五輪参加の是非は政治家ではなく個々の選手に任せるべきだ」と主張した。

 一方、IOCにチベット問題などで中国に圧力をかけるよう求める動きについては、「IOCは決して一国の政治に関われないし、関わらない。政治や公権力と手を携えて競技大会や五輪を開くのと、一国の政治に口出しするのとは雲泥の差で、その境界線は幅広で肉厚だ」と語気を強めた。

 北京五輪を成功裏に開催することが至上命題であるIOCの立場を明確にするもので、アムネスティによる、北京五輪のために人権活動家への締め付けなど事態が悪化したとの声明に対しては「誰にも証明できないことだ」とし、中国での人権活動家逮捕についても中国国内法に基づいたことであり、IOCやスポーツは無関係」と退けた。

  
 
 
オリンピックの重なり合う輪は平和への発展を願ったもの、であるはずである。同じ中国国内で、流血の惨事が起こっているその首都で、世界が「平和の祭典」を高らかに歌い上げることを想像してみれば、「北京五輪を成功裏に開催することが至上命題である」とするこのIOCの立場はなんと欺瞞に満ちたものだろうか。
世界選手権などとは違い、五輪は平和の祭典という特別な意味を持つイベントであり、「平和の祭典」という意味を政治的に利用することができる。隣で人権弾圧の惨事が行われている場所で「平和の祭典」を開催することに、IOCは違和感を感じないのだろうか。何が行われようとIOCやスポーツは無関係なのだろうか。ボイコットしようとする動きを「政治家による見え透いたスポーツの政治利用だ」、「北京五輪を成功裏に開催することがIOCの至上命題」、これらはまさに中国の言い分だろう。IOCの命題は「北京五輪を開催すること」ではなく、「平和の祭典を開催すること」である。
 

  

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One Tree Hill 第2話

2008-04-06 | 海外ドラマ〈One Tree Hill 〉

  

One Tree Hill   Super Drama TV

#2 「チームメイト」 The Places You Have Come to Fear the Most

 

レイブンスに入ったルーカスのデビュー戦。ネイサンダン(ルーカスの父でもある)はネイサンに、ルーカスに負けないように、はっぱをかけている。ネイサンにとっては結構プレッシャーだね。ルーカスを睨みつけるネイサンの目が怖い。

試合でルーカスは全く集中できず、途中からベンチに下げられてしまう。

  

ネイサンとつきあっているペイトン。車の中でキスをしていたら、ネイサンは今日の試合のルーカスのプレイを物笑いの種にする。ペイトンは人の恥を喜んでいると、ネイサンに冷たい眼をむける。これがきっかけで二人は喧嘩別れ。後でネイサンはペイトンに電話してとりあえずは仲直りしたけれど、この二人はなんだかかみ合っていないような、微妙な雰囲気。

ダンは今日の試合のビデオをチェック、ネイサンの足らないところにしっかりと注文をつける。28点取ったとネイサンが言えば30点とらないとスカウトが来ないと・・。ダンはすごいバスケット教育パパ。

   

学校。ヘミングウェイの授業(たぶん文学の授業?)で、先生がペイトンに「ルーカスを一言で表現してみろ」と質問。ペイトン「下手くそ」・・・

今度はルーカスに「じゃあ、ルーカスはどう思う、ペイトンのこと?」ルーカスの返事「孤独」。・・ふうん、ルーカスはペイトンをよく見ているね。でもこれ、彼氏ネイサンにしてみれば、なんでそんなことルーカスが知ってんだよ!ってことで面白くないわよね。ネイサン、手を挙げて、「ルーカスを一言で表します。マザコン。」これでルーカスは頭にきてネイサンに掴みかかリ喧嘩になる。後で、ダーラムコーチはルーカスにお説教。ルーカスはチームを抜ける、と言ってた。ルーカス悩みの中。

  

カレンは喧嘩をしたことでルーカスを責める。ルーカスは試合に来なかったくせにわかったこと言うなよと、カレンに反発。ルーカスにしてみれば、試合でうまくいかなかったこと、ネイサンのこと、父親ダンのこと、いろいろとつらい状態。

カレンはルーカスに、本当は試合の応援に行きたかったけれど・・と、話し始める。何故カレンが応援に行かなかったのか?あの体育館での昔の苦い思い出。

「ダンに、私を置いて大学に行くと言われたの、そこからすべてが変わって・・。でも母さんあなたを産んだことをただの一秒も後悔してないから・・いいわね。あの体育館にはつらい思い出しかないの。彼は私よりバスケを選んだの。こんな話したくなかったけど、あなたに嘘はつきたくないから」

   

ダンはまたもやネイサンにプレッシャーをかけている。あいつに絶対負けるな、と。・・うーん、ダンはダンでいい意味ではなくルーカスのことをすごく気にしているわけだ。自分が捨てた息子と自分が全てを注いで育てた息子が同じチームにいるということになる。その複雑で屈折した気持ちがもろにネイサンに向かう。これではネイサンの方もつらいわね。

そして、ダンはダーラムコーチのところに行って、ネイサンの話ばかり。ルーカスのことは何も考えていないかのよう。ネイサンの方もストレスがたまっているのか、野外コートにわざわざ出かけて行ってルーカスに嫌味ばかり言ってからむ。ダンから焚きつけられる鬱積した気持ちをルーカスにぶつけている。ルーカスは頭にきてボールをネイサンの車にぶつける。そして、ルーカスはレイブンスの練習に行かなかった。

  

図書館でジェイクがルーカスに話しかけてくる。ジェイクは、ネイサンはお前を怖がっているという。そして、大事なものは誰にも渡すなと。

ペイトンが捨てたスケッチブックを拾ったルーカスは、ペイトンに,何故編集者に見せないのかと聞く.ペイトンは「ダメなのよ。人の心を動かす絵じゃなとダメなの。形にして伝えたいのにそういうの書きたいのに、全然だめで・・・才能ないならいっそ書かない方がまし。」と答える。ペイトンの気持ちをルーカスは理解したと思う。

  

ダーラムコーチが野外コートにいるルーカスのところに来て、言う。「・・怖がることは恥ずかしいことじゃない。だれだって怖いんだ。大事なことはその恐怖の正体を見極めることだ。相手がどんな奴かわかれば、必ず倒せる。そうやって力に変えるんだ。考えてみろ。」と。

ルーカスカレンに自分の気持ちを話す。「あいつ(ダン)の顔が浮かんで。あのままチームにいたらきっと・・怖かったんだ、あいつみたいになる気がして。あそこ(体育館)にいると息子だってことを思いだす。公園では平気だったのに。」と言う。自分を捨てたダンへの気持ちや確執がルーカスの恐怖の正体なんだね。カレンは、「やめましょう。あんな人のことで悩むことないわ。息子の試合が見たくてお店休みにしたのよ。昔みたいに楽しくプレーするところが見たいの。」と言う。心の中にわだかまっているものを口に出してみたことで、ルーカスはふっきれたかもしれない。

 

試合前、ダンが偶然呼び止めたのはルーカスだった。ネイサンに届けてくれと、荷物を渡されるルーカス。ダンを目の前にするとやはり少し動揺してしまうルーカス。通りかかったジェイクが「渡しちゃだめだ。その才能、お前のもんだろ。」と言って、預かった荷物を持っていった・ジェイクはルーカスの気持ちを理解しているんだね。

  

君の炎を消すな。かけがえのないその輝きを。

たとえ君がどうしようもない絶望の沼の中にいても。

君の魂にいるヒーローを死なせるな。たとえ夢がかなわなくても、

簡単にはあきらめるな。夢見た世界は勝ち取れる。

それは存在し、リアルで、手をのばせば届く。君のものだ。

  

試合前、ルーカスはペイトンに声をかける。「君の絵を見て、やってみようと思った。」ルーカスはたぶんもう大丈夫!

  

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