One Tree Hill Super Drama TV
#2 「チームメイト」 The Places You Have Come to Fear the Most
レイブンスに入ったルーカスのデビュー戦。ネイサン父ダン(ルーカスの父でもある)はネイサンに、ルーカスに負けないように、はっぱをかけている。ネイサンにとっては結構プレッシャーだね。ルーカスを睨みつけるネイサンの目が怖い。
試合でルーカスは全く集中できず、途中からベンチに下げられてしまう。
ネイサンとつきあっているペイトン。車の中でキスをしていたら、ネイサンは今日の試合のルーカスのプレイを物笑いの種にする。ペイトンは人の恥を喜んでいると、ネイサンに冷たい眼をむける。これがきっかけで二人は喧嘩別れ。後でネイサンはペイトンに電話してとりあえずは仲直りしたけれど、この二人はなんだかかみ合っていないような、微妙な雰囲気。
ダンは今日の試合のビデオをチェック、ネイサンの足らないところにしっかりと注文をつける。28点取ったとネイサンが言えば30点とらないとスカウトが来ないと・・。ダンはすごいバスケット教育パパ。
学校。ヘミングウェイの授業(たぶん文学の授業?)で、先生がペイトンに「ルーカスを一言で表現してみろ」と質問。ペイトン「下手くそ」・・・
今度はルーカスに「じゃあ、ルーカスはどう思う、ペイトンのこと?」ルーカスの返事「孤独」。・・ふうん、ルーカスはペイトンをよく見ているね。でもこれ、彼氏ネイサンにしてみれば、なんでそんなことルーカスが知ってんだよ!ってことで面白くないわよね。ネイサン、手を挙げて、「ルーカスを一言で表します。マザコン。」これでルーカスは頭にきてネイサンに掴みかかリ喧嘩になる。後で、ダーラムコーチはルーカスにお説教。ルーカスはチームを抜ける、と言ってた。ルーカス悩みの中。
カレンは喧嘩をしたことでルーカスを責める。ルーカスは試合に来なかったくせにわかったこと言うなよと、カレンに反発。ルーカスにしてみれば、試合でうまくいかなかったこと、ネイサンのこと、父親ダンのこと、いろいろとつらい状態。
カレンはルーカスに、本当は試合の応援に行きたかったけれど・・と、話し始める。何故カレンが応援に行かなかったのか?あの体育館での昔の苦い思い出。
「ダンに、私を置いて大学に行くと言われたの、そこからすべてが変わって・・。でも母さんあなたを産んだことをただの一秒も後悔してないから・・いいわね。あの体育館にはつらい思い出しかないの。彼は私よりバスケを選んだの。こんな話したくなかったけど、あなたに嘘はつきたくないから」
ダンはまたもやネイサンにプレッシャーをかけている。あいつに絶対負けるな、と。・・うーん、ダンはダンでいい意味ではなくルーカスのことをすごく気にしているわけだ。自分が捨てた息子と自分が全てを注いで育てた息子が同じチームにいるということになる。その複雑で屈折した気持ちがもろにネイサンに向かう。これではネイサンの方もつらいわね。
そして、ダンはダーラムコーチのところに行って、ネイサンの話ばかり。ルーカスのことは何も考えていないかのよう。ネイサンの方もストレスがたまっているのか、野外コートにわざわざ出かけて行ってルーカスに嫌味ばかり言ってからむ。ダンから焚きつけられる鬱積した気持ちをルーカスにぶつけている。ルーカスは頭にきてボールをネイサンの車にぶつける。そして、ルーカスはレイブンスの練習に行かなかった。
図書館でジェイクがルーカスに話しかけてくる。ジェイクは、ネイサンはお前を怖がっているという。そして、大事なものは誰にも渡すなと。
ペイトンが捨てたスケッチブックを拾ったルーカスは、ペイトンに,何故編集者に見せないのかと聞く.ペイトンは「ダメなのよ。人の心を動かす絵じゃなとダメなの。形にして伝えたいのにそういうの書きたいのに、全然だめで・・・才能ないならいっそ書かない方がまし。」と答える。ペイトンの気持ちをルーカスは理解したと思う。
ダーラムコーチが野外コートにいるルーカスのところに来て、言う。「・・怖がることは恥ずかしいことじゃない。だれだって怖いんだ。大事なことはその恐怖の正体を見極めることだ。相手がどんな奴かわかれば、必ず倒せる。そうやって力に変えるんだ。考えてみろ。」と。
ルーカスは母カレンに自分の気持ちを話す。「あいつ(ダン)の顔が浮かんで。あのままチームにいたらきっと・・怖かったんだ、あいつみたいになる気がして。あそこ(体育館)にいると息子だってことを思いだす。公園では平気だったのに。」と言う。自分を捨てたダンへの気持ちや確執がルーカスの恐怖の正体なんだね。カレンは、「やめましょう。あんな人のことで悩むことないわ。息子の試合が見たくてお店休みにしたのよ。昔みたいに楽しくプレーするところが見たいの。」と言う。心の中にわだかまっているものを口に出してみたことで、ルーカスはふっきれたかもしれない。
試合前、ダンが偶然呼び止めたのはルーカスだった。ネイサンに届けてくれと、荷物を渡されるルーカス。ダンを目の前にするとやはり少し動揺してしまうルーカス。通りかかったジェイクが「渡しちゃだめだ。その才能、お前のもんだろ。」と言って、預かった荷物を持っていった・ジェイクはルーカスの気持ちを理解しているんだね。
君の炎を消すな。かけがえのないその輝きを。
たとえ君がどうしようもない絶望の沼の中にいても。
君の魂にいるヒーローを死なせるな。たとえ夢がかなわなくても、
簡単にはあきらめるな。夢見た世界は勝ち取れる。
それは存在し、リアルで、手をのばせば届く。君のものだ。
試合前、ルーカスはペイトンに声をかける。「君の絵を見て、やってみようと思った。」ルーカスはたぶんもう大丈夫!
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