【先週の政界名場面】アッキー健在、ダライ・ラマ14世と会談
(MSN産経ニュース)
10日午後、千葉県成田市内のホテルで、来日したチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世(左)と会談し、握手を交わす「アッキー」こと安倍晋三前首相の昭恵夫人。安倍氏も健康が回復し、政治活動を本格的に再開させたが、昭恵夫人も健在だ。
ダライ・ラマ14世がアメリカに向かう途中に成田に立ち寄った。日本政府関係者の対応は全く無視といっていい。福田首相も高村外相も中国のチベット弾圧にはほとんど沈黙。まるで人事。そんな中で安倍前首相昭恵夫人がダライ・ラマ14世に面会されたことは、大変大きなことです。日本は救われましたね。昭恵夫人ありがとうございます。 (あの太田誠一議員が現れたとか・・魂胆があまりに見え透いています。)
チベットへの弾圧に世界の多くの人が声を上げていますが、中国が譲歩することはない、それどころかより強固な対応で問題を抑えつけてしまおうと考えているような気がします。しかし、この姿勢を世界がもう理解すること認めることはない、と思います。
このような中国に歩調を合わせた態度をとる日本の先行きは本当に心配です。中国主席訪日にどんな対応をするつもりなのか、オーストラリア首相のようにチベットへの中国の対応を変えるように、中国政府にもの申すことができるのか、五輪後は日中関係はより中国主導になるのではないか、中国以外の国々との関係はどうなるのか、心配はつきません。福田政権は日に日に日本を厳しい場所に追いやっている気がしています。