海岸にて

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沿道は中国人でいっぱい

2008-04-26 | 中国
   
2008.4.26 08:26
 
  午前8時15分、長野市の県勤労者福祉センター跡地で「出発式」が開会。緊迫した雰囲気の中で長野の聖火リレーがスタートした。

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は「聖火リレーが日本中に五輪の意義と平和と友情のメッセージを伝えてくれると確信している」とあいさつ。鷲沢正一長野市長も「再び長野から国際友好の願いを込め、ソウルにつないでゆきます」とあいさつした。

 出発式には中国の崔天凱(さいてんがい)駐日本特命全権大使も出席した。

 一般客の立ち入りは禁止されている。

 その後、聖火が入場し、トーチが灯されると、80人のトップを切る聖火ランナーとして野球の日本代表監督・星野仙一さんが登場。近隣小学校のマーチングバンドのファンファーレ演奏をバックに、力強い足取りで走り始め、同26分にリレーがスタートした。

 星野さんは沿道からの声援にトーチをかかげて軽くこたえ、走った。

 その後、陸上の末続慎吾選手にバトンタッチ、次々と聖火が渡されていった。

 リレーは長野駅や長野五輪の競技会場などをめぐる約18・7キロを、タレントの萩本欽一さん、アテネ五輪競泳金メダリストの北島康介選手ら著名人や公募ランナーら80人が走り継ぐ。

 沿道は中国人とみられる“観衆”でいっぱいだ。

 

     

何重にも警護されている「聖火」はまったく異様の一言である。長野には中国人留学生などが約5000人3000~4000人も駆けつけたそうで、沿道は真っ赤な中国旗で埋め尽くされたかのように見える。このリレーは「五輪リレー」である。母国の旗を振り母国の国威発揚しか頭にないように見える中国人観衆。世界に散らばる中国人留学生は、日本やその他の外国で何を学んでいるのだろう。リレー走者を務めた五輪出場選手や一般の人々にもそれなりの気持ちはあったのだろうが、この光景を見て、反対に五輪への関心は急速にしぼんでしまったことに気がついた。「北京五輪」は時期尚早だったのではと思う。

        

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