
イチロー選手が引退を表明しました。
「最低でも50歳までは現役でいる」
と語っていたイチロー選手。
イチローだったらそれもありうると
思えただけでもいかにすごい選手だったかがわかります。
2004(平成16)年12月に発表したぼくのうたです。
永遠の野球少年イチローも遥か31になるとや
この年イチロー選手はメジャー4年目で1シーズン
262安打のメジャー最多安打記録を打ち立てました。
その報道を見て、あのイチローがもう31歳になるのか
と驚いた記憶があります。
31は短歌の数字ですので<遥か31>なのです。
名実ともに世界のトップに立ったイチローを
勝手に誇らしく思ったものです。
引退会見の一部をテレビで見ましたがその一語一語は
聞き逃すのがもったいないと思えるものでした。
数日前、録画しておいた
『桑田佳祐 大衆音楽史「ひとり紅白歌合戦」~昭和・平成、そして新たな時代へ~』
を見たときにも同じ思いがしました。
桑田さんの歌唱シーンの合間のインタビューはとても
興味深いものでした。
超一流の人が語る言葉のなんと胸に響くものか。
イチローさんも桑田さんもぼくは特に大ファン
というわけではありませんが、同時代の偉人として
心に刻むべき人物だと思う次第です。