YUKI - OMOLOLA

MY DAILY LIFE

アメリカのノート

2014年09月11日 09時37分38秒 | Weblog

長~い夏休み後の、2カ月ぶりの勉強会。帰国していたH先生からお土産にアメリカのノートもらっちゃった!澄んだ水色で銀色のお花がプリントされてます。私のウォークマンと同じ色。うれしい、ありがとう、先生。これを使って勤勉な生徒になれるよう頑張ります。

先生のご出身はイリノイ州のエフィンガムという町で、セントルイス(ミズーリ州)に近いそうです。セントルイスでは8月に2件の黒人青年射殺とその後の暴動と大きな事件が起こり、世界的なニュースになりました。多様性、多民族、移民の国を掲げるアメリカの負の部分です。

先生は帰国中、お母様の手作り料理で5キロ太って戻ってこられました。美味しかったのはわかりますが、日本デノ食生活ハ、ドウシテタんデスカ?(そういえば、以前のP先生は帰国中の2週間で9キロ増えたと言われてビックリしたことがあった。「君たちとは身長が違うからさ!」。確かにその先生は192cmだったけど)。

そしてH先生、帰国前はキロメートル単位で会話していたのに、帰国した後はなぜかマイルとかフィートで話されてました。感覚がまだ戻ってないみたい(笑)。私たちと話してた時はまず脳内で変換してからだったのね。ほんと、お手数かけてすみません。


話は変わって、ずっと以前、ある本に、「夫ドイツ人、妻日本人。結婚後50年以上ドイツ暮らし。妻も流暢なドイツ語を話す。老人になり妻が認知症を発症。その結果、妻にとっては第2言語であるドイツ語を完全に忘れてしまい、意思の疎通ができない。病院でもドイツ人医師の質問に通訳が必要」とあった。

人はいかに母国語の刷り込みが強いかを言いたい文章なんだろうけど、言語を勉強しようともがいてる私にとって、この話はやたらめったら怖かったね。ダラダラ続けてるだけで全然進歩しない英語、歳を取ってから始めたフランス語の勉強で時間を消費している私は、「短い人生、言葉の勉強に時間をとられてていいの?他にすべきこと忘れてない?例えば奉仕活動とか社会参画とか。またコンサート・映画や旅行してる人は人生謳歌してて充実してるよなあ。もしも奇跡が起こって外国語を習得できても、将来すべて忘れちゃったらムナシイなぁ」と感じます。この文章は私にとって、絶望への扉を開いたと言っても良い。(なら、もうやめちゃえよ!by もっくん。) 

まぁ、続けてるのは自分だから、もう少しだけ頑張ってみた後でどうするか考えるわ。