松本清張のお父さんが塩鮭を売っていたという旦過(たんが)橋へやってきました。旦過橋は神獄川(かんたけがわ)にかかる橋で、川沿いには旦過市場があります。魚・肉・鯨肉・惣菜・野菜・果物・お菓子・モチその他いろいろなお店がずらりと並び、とても活気がある場所です。
※清張の自伝的作品「半生の記」によると、大正6年に下関から小倉へ戻った松本一家は、古船場(ふるせんば)町の銭湯「亀井風呂」が裏手に所有する六畳二間の家のうち、一間を親子三人で間借りして暮らし始める。風呂炊きの老人との同居であった。清張の父は近くの旦過橋の上で塩鮭の立ち売りを始める。
旦過橋から見る神獄川とその上に並ぶ旦過市場。近代的なモノレールとの対比が印象的。
市場の入り口の看板。
市場で将棋をするお父さんたち。顔出しOKの許可をもらっていますのでモザイクなし。
反対側の看板。
反対側から旦過橋を臨む。
次へ続く