YUKI - OMOLOLA

MY DAILY LIFE

勝手に認定!コロンちゃん

2020年11月06日 13時42分26秒 | Weblog
この夏、スラリとしたプロポーションの楊貴妃メダカ(成魚)を購入。いっぱい卵を産んでくれましたが、生まれた子のうち1/5ぐらいが短い体長でした。

見た目がコロンコロン。名付けてコロンちゃん。


「可愛いけど、これはきっと期間限定の幼児体型。いずれ両親のような胴長になるんだろうなぁ」と予想していたの。なぜならこのうちの1匹の体長が伸びてきたから。

でもね、意外や意外、ほとんどが今もコロン体型を維持していますのよ~。
 
これはもしや、胴が短くて愛らしい体型が特徴の「ダルマメダカ」なのでは?
そこでダルマメダカについて調べると、驚きの説明が書いてあった。
  ・背椎の欠損や変形で胴体が短くなった普通のメダカ(新種ではない)
  ・水温が28℃以上になると、ダルマメダカが生まれやすい
ねぇねぇ、超ビックリでしょ。普通のメダカなのに生まれる水温で胴の長さが決まるなんて!(ならば胴長短足の私が生まれた時も気温は高かったはず。冬生まれなんだけどさ)

では、なぜ同じ高水温で生まれた子が全員ダルマにならないのか?
それはね、ダルマになる子は「fu 遺伝子」という脊骨を短くする遺伝子を持ってるから。それを持っていない子は高水温でもスラリと胴が伸びる。ダルマメダカがFu遺伝子を持つ理由は、普通のメダカのうち体長が短いもの同士の繁殖を繰り返した結果、遺伝子が固定したらしいの。ということはウチのコロンちゃん達も祖先にFu遺伝子を持った個体がいたのね。

このFu遺伝子は劣性(形質が発現しにくい)だから、通常は全て子の胴は長くなる。でも、ある条件(水温が28℃以上)ではその形質が顕著に現れてくるんですって!

以上を踏まえ、根拠はないけど我が家のコロンちゃん達を
独断により勝手にダルマメダカに認定 !

P.S.
最近は「劣性遺伝」って単語は使わないのかしら、学校では習ったけど?
代替用語は「潜性遺伝」なんでしょうか?????