
神戸滞在も最後となり、朝から色んなかたがおいでになったようで‥‥
まずは朝方「青山と申すお方」がお話に来られ、
「鈴木信弥と申すお方」も暫くお話し、九時過ぎに帰られ、
程なくして「三原母様」が「西村時彦様」と御出でになり、
お昼に食事・お酒などご一緒された後、午後二時には西村時彦様がお帰りになった
翌日、翌々日の日記を読んでいくと、
三原のお母上はイサさん達三人と一緒に鹿児島へ向かうので、
西村時彦さまが送って来られた、ということだったようですね。
この日はこの後も、三時過ぎには楠公社あたりを散歩なされ、雨が降ってきたので早めに宿へ戻ると、
「上(カミ)の納屋の上の田尻様」も御出でになった。
夕飯はこの宿で四人で食べ(ということは、イサ、イサのお姑さん、轟、三原の母様(轟の義母)の四人)、
ゆっくりされているところに前出の「鈴木(信弥)さん」がお出でになり
酒・牛、「芸者の御馳走」(御馳走はシャレか?)などで楽しく過ごされ、
十一時前にはお帰りになった、とのことですね
そのあとのアクシデントについては、元記事をお読みください〜
出立のこの日、お天気も良く、滞在した薩摩屋で七時過ぎに朝食を摂り出立の搬(ハコ)び
十二時前に昼飯、二時に「美濃丸」に乗り込み四時に出帆
出帆前には「鈴木(信弥)さん」が「お暇乞いに」お出でくださったようですね
いよいよ帰りの船旅が始まります
では、