先週は 廻文でした
馬士のるハ 与久楚 以そ久与 春の駒
まごのるはよくそいそくよはるのこま
上から読んでも 下から読んでも 同じ
三井徳右衛門さんのお軸です
表具もしゃれ表具です
◆三井徳右衛門
1871年 誕生
王子製紙社長
三井合名会社監査役
三井物産監査役
と いろんな立派なお役が並んでいますけれど
この方は 昔の越後屋という呉服屋のほうの方みたいで
呉服部門が三井グループから外れたので
三越徳右衛門 と 初めは名乗られていたようで
のちに 三井姓に変わられたようです
今週は カラフルお軸を掛けました
持統天皇
春過ぎて 夏きにけらし 志ろ多への
ころもほすて婦 天のかく山
このお軸は 源氏物語の講演会の時のお茶席を頼まれて
なんでもいいから 十二単のお軸をと
急遽 買ったお軸で
御簾の向こうに ほのかに見えればいいので
その時の写真です
ほのかにしか見えません
講演のテーブルセンターは カーテン
後ろは 着物の帯
あり合わせでも なんとなく雰囲気は出るものですね
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