社中の初釜が終わりました
お正月のお餅を 洗い米にかえて
炭を3本 胴炭2本輪胴1本を奉書で包んで
水引で結んで飾ります
掛け蓬莱は 柳釘にかけて
この掛け蓬莱の飾りは つくるのが大変だったので
来年までお取り置きしておきます
正面は大宗匠のお軸を
1年1度の登場です
松花伴鶴飛
しょうかつるにともなってとぶ
堂々たる 字です
お上手ですね 筆の勢いがすごい
大炉の下座は壁床にして
都 初雪
和歌ですけれど
なかなか 全文は解読できません
時期のもので
八田知紀
幕末・維新の鹿児島藩士・歌人。
幼名は彦太郎 、通称は 喜左衛門、号は桃岡。
京都藩邸勤務となり、歌を香川景樹に学ぶ。
島津貞姫入 輿に従って近衛家に仕え、
維新後は宮内省に出仕して歌道御用掛に任命された。
歌道御用掛というのは 後の御歌どころのことで
御歌所というのは
歌会始 (うたかいはじめ)など宮中の和歌に関することを扱うため、かつて宮内省に置かれた部局。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます