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初釜の蓬莱飾り 床の設え

2021-01-18 22:43:24 | 床・軸

社中の初釜が終わりました

 

お正月のお餅を 洗い米にかえて 

炭を3本 胴炭2本輪胴1本を奉書で包んで

 

水引で結んで飾ります

 

 

 

掛け蓬莱は 柳釘にかけて

 

この掛け蓬莱の飾りは つくるのが大変だったので

来年までお取り置きしておきます

 

正面は大宗匠のお軸を

 

1年1度の登場です

 

 

松花伴鶴飛

しょうかつるにともなってとぶ

 

堂々たる 字です

お上手ですね 筆の勢いがすごい

 

大炉の下座は壁床にして

 

都 初雪 

和歌ですけれど

 

 

なかなか 全文は解読できません

時期のもので

 

八田知紀

    幕末・維新の鹿児島藩士・歌人。

   幼名は彦太郎 、通称は  喜左衛門、号は桃岡。

   京都藩邸勤務となり、歌を香川景樹に学ぶ。

   島津貞姫入 輿に従って近衛家に仕え、

   維新後は宮内省に出仕して歌道御用掛に任命された。

 

歌道御用掛というのは 後の御歌どころのことで

御歌所というのは

歌会始 (うたかいはじめ)など宮中の和歌に関することを扱うため、かつて宮内省に置かれた部局。


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