とても シンプル もち粉とあんこ
平安時代は お砂糖なんかなかったので
今のようなものではなかったかもしれませんが
いまは 2月のお菓子として
京都などでも 販売されているかもしれませんね
松江でも 向月庵さんが毎年出されていましたけれど
今は お店を閉められましたので こちらで見ることはないです
自分が作ってみると 何故 お店で扱うところが少ないのか よくわかりました
椿の葉がネックかな
向月庵さんでも
同じサイズの 傷の無い葉を毎年同じ方にお願いしているとおっしゃってました
椿の葉の価格が高いのかもしれませんね
庭の椿の葉を集めてみると
楼蘭は大きくて 浄蓮の春は細長い 西王母も大きい
侘助は 細くて小さい
左上が白玉 使えそうなのは 白玉か四箇村
葉が丸いです
中身はとても簡単にできます
道明寺 100g ひたひたの水に15分くらい付けて
水が多かったり 時間が長くなると 道明寺の粒粒の硬さがなくなります
やわらかくしたかったら 水と時間を多く
晒に包んで 12~15 分蒸します
好みの硬さまで
蒸しあがった道明寺に塩一つまみと 砂糖15~20グラム 甘さは好みで
混ぜて 最終的に 粘りを出したければ 少しこねてから 小分け
ラップに道明寺をのせて 挟んで 丸く形を作り あんをのせて丸めます
晒より ラップのほうが作りやすいです
最初の試作は葉が細長くて不細工
やはり 葉に丸みがあるほうが見た目がいいです
すぐに作れます
とらやさんは 中にニッキがはいって 色は茶色っぽいです
シナモンは手に入りますけれど ニッキは近くのお店にはありません
ニッキ餅 美味しいですよね
実家のある 堺の名物でニッキ餅があります
今はもう お店もありませんけれど
京都の丸太町にあった 芳富軒さんの雁食
永観堂御用達 ほかの寺さんでもつかわれていたようですが
ニッキの香り 芥子や胡麻 色々なものが入った
小さなお餅 美味しかったです
日持ちもするし お値段もお安い
何度も買いに行って お茶会に送っていただいたこともありました
京都も 閉店されたお店が多くて 悲しくなります
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