S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

方円流 紅茶手前 城山茶会の練習 お稽古メモ

2023-10-21 12:03:22 | 茶事 茶会



城山茶会が紅茶席なので
今月は紅茶手前のお稽古
 
我が家でも クリスマス茶会は
紅茶席と お薄席ですので
ちゃんとおさらいをしておかないと
 

 
初めにソーサ―を左に出して
次にポットを右側に
 
お盆の中をカップだけにして
 
カップを上向けます
 

 
カップに水を入れ 捨てて 茶巾で清めます
 
ポットにお湯を入れ
その湯をカップに注ぎます
これで ポットとカップを 温めておきます
 
茶葉のスプーンを お盆の右手前にかけて
茶葉入れを盆手前左寄りに
 
ポットの蓋を開けて 蓋は盆の右手前
 
下に置いたまま茶葉入れの蓋を開けて 
蓋はちゃばいれの右横 盆手前中央
 
茶葉入れを左手に載せ 茶葉をポットに
スプーン三杯
 
茶葉入れの蓋をして 元に戻し スプーンも載せておきます
 

 
ポットに湯を入れて蓋をして ティーコジーをかぶせておきます
スプーンを 3本一緒に盆の右手前に預けて
ソーサ―を1枚づつ並べます
スプーンを1本づつ取って ソーサ―に 
 
ゆっくりの動作で時間稼ぎをして
それから ポットのお茶をカップに
 
お茶葉はフレーバーティーなので 
2分あれば十分
 
カップが戻れば 水を入れて清めて
拭いてから 伏せておきます
ポットを盆の中に入れ
ソーサ―をのせて 終わりです
 
 
これは お稽古のメモ
忘れるといけないので とりあえず
 
城山茶会は9流派
抹茶席6席
煎茶席2席
紅茶席1席
 
先生はお煎茶のお席を希望されますけれど
主催者の新聞社が 紅茶席をお願いされますので
方円流は いつも紅茶席
お若い方に人気です
お席も 華やかです
 
お稽古は大倉でしたけれど
本番はヘレンドで 色々お道具が出してありました
洋食器は見ているだけで楽しいです

茶花の禁花は誰が決めましたか ? 時代も花も変化しています

2023-10-18 15:39:03 | 茶花



茶花には 入れていけない花が何種類かあります
 
炉の時期では 山茶花 
茶の字がはいって 茶が重なるとか ?
こじつけとも 
 
椿と山茶花は 花が同じ時期で
花の散り方が違います
山茶花は 花びらがはらはらと
椿は 花全体がぽろっと落ちます
 余談 すぐにひらっておかないと 蜜が畳についてしまいます
 
椿の潔さが お茶の世界にあっているんではないでしょうか
お掃除も 楽ですし
 
花は 南方六に
花入に入れない花はじんちょうげ、みやましきびにけいとうのはな
おみなえし、ざくろ、こうほね、きんせんか、せんれん花をも嫌う也けり
 
とありますけれど
 
 
沈丁花 ・・・ これはにおいがきつい
        香りのきつい花はさけるという事だと思います
        百合もつぼみの時はいいけれど 咲くとすごい香りがしますから
        お香の邪魔をしますね
 
みやましきび  蜜柑科の植物で 棘があり毒もあるそうです
        棘や毒のあるものは避けるという事かな ?
        今なら バラなどはみんなお花屋さんが棘をはさみで落とされます
        よね
        トリカブトは毒ありの代表みたいですが 花はきれいです
        毒は根ですが
 
けいとう ・・ これは 仏壇 お盆のイメージかな
        ちょっと毒々しい
        日本画の画材に良くなりますね
 
女郎花 ・・・ これは字が悪い
        今では 普通に茶花です
 
コウホネ ・・ 根が骨に似ている こじつけ
        骨の字がいけないのでしょう それなら 別名で かはなぐさ と
 
きんせんか ・ 仏壇用かな
 
せんれいか ・ 何の花か ?
 
ざくろ ・・・ 実がなる 食べれるという事かも 
        
 
わたくしの師は 茶花がとてもお好きで
お稽古場は いつも 違うお軸に花入れ 茶花 ・・・
茶花は野にあるものを手元で整えて
一発で花入れに入れると
籠以外は そうして入れるものだと習いました
手元で形を作り 入れると 
活花のように 手直しをしないと
 
いろいろ 書きましたけれど
今日のお花は 禁花です



お稽古場ですから 承知のうえで
 

 
山ぶどうの照葉と姫リンゴ
 
まずいのか カラスもほかの鳥もつつきません
 
花入れは 備前 伊勢崎伸さんの旅枕
  
山ぶどうの葉は巨大で なかなか こんな小さくて色づいたのはありません
はるか上のほうで 巻き付いて 
虫食いですが 名残で 残り物で 何でもありです

10月は名残 中置で板風炉出しました

2023-10-16 15:10:50 | 道具


久しぶり板風炉
 

 
中置ですので 楽山焼きの空権さんの細水指
蓋は萬象さんの片木目 
 
へぎめ というのは 木の凸凹の質感を残した作り方で
不昧公のお好みにたくさんあります
 
 

 
板風炉の中は 回りが壁土ですので 中は炉の灰です
 
やつれなら赤瓦ですけれど 板風炉はどうなんでしょうか
あまり見たことがないので 分りませんが
とりあえず 白の前瓦で ・・・
 


 
透き木で富士釜 普通のお釜なら五徳が必要になりますので
透き木が楽です
 
回りの箱を指物師さんに作っていただいて
中は自分で塗りました
蔵を壊した時に 少し壁土を取ってありましたので
何時か何かに使えるかと 
 
お茶会で ガンガン火をたいたら 蓋が反って
直していただいて
 

 
少し細工をしていただきました
 
でも 使うときは 霧吹きで 時々水を打つようにしています
実際に使ってみないとわからないものです
 

 
お点前は普通ですので
来週から 大板のほうがいいかもしれませんね

軸と茶杓は他流は避けたほうが良いという事ですが ・・・ お稽古ですので

2023-10-16 15:06:56 | 床・軸



先週のお軸は
 

 
表千家さんの即中斎さんの画賛
 
賛がどなたかわかりませんが ?
 

 
山帰来の絵が素敵です
さらっと書かれているのに いい雰囲気で 
 
他流ですけれど
頂き物ですので お稽古の時に掛けております
 
お道具を求めるときは 
お軸と茶杓は他流を避けるようにと言われたことがあります
 
平たく言えば
流派のお軸も茶杓もとてもお高いので
他流を求めることはまずないと思いますけれど
 
 
墨蹟とか お茶人 御大名 そのほか 多々ありますけれど
それらは 良いそうです
(墨蹟 禅宗の高僧が書き遺した筆跡)
 
お茶席の中で 頭を垂れるものは 唯一お軸なので
そういうことも関係しているのかもしれません
ほかのお道具は 拝見するだけで頭は下げませんから
 
お花は 籠で
 

 
フジバカマ アキノキリンソウ 達磨菊 イソギク トウテイラン
 

 
イソギクはあまりいい香りではありませんので
葉がきれいなので 開く前がいいかもしれません