S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

茶会から1週間 ようやく片付けが終わりそうです

2023-10-15 07:36:13 | 茶事 茶会



今週は忙しくて お稽古のお菓子も作れませんでした
 
使ったタオルの洗濯
白布の洗濯 アイロンかけ
最後は 乾燥機で仕上げ
 
 

 
ソラは動きはかわいいのに 顔が怖い
 
お邪魔虫ですりすりして 猫の手になりません
 

 
乾いたのから イケアの袋に
 

 
3袋 パンパンに 重たいです
でも こうしておくと 汚れないし
このまま 持ち出せます
 

 
表八畳 足の踏み場なし
 
9月末からの道具出しで 建具の入れ替えもまだ
すべて 片付けないと入れ替えは無理です
 

 
水屋関係の小物は同じ袋に
そうしておくと 来年その袋を持ち出せばよいだけです

 

 
お茶碗は 中の汚れを確認して干して
箱に入れて 札を付けます
 

 
ようやく片付いて 建具も入れ替え
 

 
ついでに炉畳も入れ替えてしまいました。
11月も安心です


豪農屋敷茶会の道具 道具の使い方は自分の思いで

2023-10-14 21:19:01 | 菓子・スイーツ



今年は生徒さんたちに お点前 後見を交代でしていただいて
社中の文化祭のようなノリで
皆さん和気あいあいと 上手にされました
 
私は受付・待合・水屋・囲炉裏端
あちらこちらウロウロ
おかげで 来てくださった方と
いろいろ お話させていただけました
 
お道具が覚えられないという事で
今年は会記を貼りました
 

 

 

水指は林探幽 祥瑞写し古鏡
茶碗 新高麗
棗  漆壺齊
茶杓 淡々斎 仙叟写し桑
建水 太鼓 表完
 

 
次客のお茶碗がお家元さんでしたので 逆のような気もしますけれど
使い方として
 
次客の辻村史郎さんの唐津と
三客の細川護熙さんの粉引が
先生と弟子の関係で 並べて使いかったのもあります
 

 
 
こちらの三碗も師弟関係 島根県出身の方々です
 
河合寛次郎さんの草花紋
椋木英三さんの紅葉
石飛勝久さんの練り上げ
 

 
すべて 谷本洋さん
ご縁ができて 3年おきのデパートの個展で
お手伝いをさせていただいて ・・・ 呈茶のお手伝いではないですよ
 
頂いたのやら 購入させていただいたのやら いろいろ
花入れや 水指も あります
 
自分の好みで 土物が好きですので 増える一方
 

 
今年は絵付けが少なかったので 黒のお茶碗出してみました
さすがに大寄せの点てだしですので 楽さんのお茶碗は出していません
 
吉向十三軒 
桧垣青子
中村道年
安食ヒロ
池田退助
 
これは 仙叟宗室の270回忌 遠忌茶会の記念品
永寿さんの海老の茶碗と淡々斎の茶杓
 

 

 
50本作られた 記念品です
凄いですよね お家元さんの茶杓をいただくなんて
50ノ内 でした
 
 
どうしたことか 20年の間を開けて 我が家でそろいました
 
60数年前に 同じ場所にあったお道具が
また ひょんなご縁で 揃うという 不思議
 
これこそ ロマンだと 一人盛り上がりました 笑
 

 
大宗匠好みの組み紐煙草盆
火入れは永楽即全
染付でしたので 菱灰を入れました
染付か白のときに菱灰が使えます
 
菱灰は菱の実の殻を焼いて作った灰です
色がきれいです
 
今年はごつごつした茶碗が多かったので
来年は絵付けでそろえましょう

豪農屋敷茶会のお菓子は 栗きんとん と 什麼生

2023-10-13 08:06:50 | 菓子・スイーツ
土曜日のお菓子は 栗きんとん



中は粒あんです
頂いた栗で108個できました

これに 越の雪を添えて






壊れやすいので 気を使いました

口の中で はじけるような食感が何とも言えません
美味しいですよ

ただし 冷凍すると
只の砂糖の塊になってしまうので
常温保存 取扱注意です

日曜日は ほかのお菓子
長いもきんとん こちらでは作麼生と言います
京都なら 雪餅


お茶二服お出ししておりますので お菓子も二つ



中は黄身餡
ふんわりと 美味しくできました

什麼生は90個 作って完売

水屋見舞いにいただいたお菓子は



三英堂さんの 蕎麦楽



出雲 坂根屋さんの 宿禰餅 求肥です

栗きんとんは 
圧力鍋で5分 蓋が落ちるのを待ってスプーンで中を取り出します
なべに 水と砂糖と栗を入れて加熱して練ります

最後の硬さ調節は レンジで水分をとばして
しっかり過熱しておかないと 傷みますので

餡ができたら 中に粒あんを入れて晒で絞ります

什麼生は
長いもの皮をはいで 酢水にさらしてから
やわらかくなるまで蒸します
蒸して つぶして フードプロセッサーで

それに シロップを混ぜて練り合わせ 白餡で甘さ調整
長いもが多すぎると 長いも臭さが残りますので
味見しながら 長いもの味が残るように

中は黄身餡
白餡の水分を レンジで飛ばして
卵の黄身を裏ごしして混ぜて 好みの色と味にします

分量はすべて適当 味見しながら

黄身餡を丸めて 長いも餡を張り付けます

昨年は50gで大きすぎたので
今年は出来上がり 40gにしました

お客様の反応は やはり什麼生のほうが良いようでした
来年は すべて 什麼生かな 


豪農屋敷茶会の床と花

2023-10-12 13:35:28 | 茶事 茶会


待合
 

 
山の上 お月見の感じで ・・・
 

 
お軸は 水月
宍道湖に映る月
 
独楽庵哨月 画
 
帰休庵島子 賛
 
わからないのが あと二文字 ・・・
 
うきくもを 風の〇〇ひて 月かげは
まきえかと見ゆ 意宇のみずうみ
 
意宇 とかいて おう または いう
おうのみずうみ は 宍道湖のことです
 

 
花は 薄と萩
花入れは永楽 河濱支流印 赤絵
 
 

 
お団子は15個 下9個 二段目4個 上2個
台は 仙叟好みの遠山台
 
 
本席
 

 
坐忘斎お家元
 
秋菊在佳色
しゅうぎくかしょくあり
 
沢山咲いている菊の中でも
ひときわ美しい花があるのは
それなりに 努力をした結果だということだそうです
 

 
花は 残花 籠もりで
 
籠は 船橋重郎
 
花は たくさん
 
突き抜きホトトギス
オケラ
桃源ホトトギス
男郎花
フジバカマ
カワラナデシコ
せんのうげ
月貫忍冬
吾亦紅
達磨菊
かりがねそう
トウテイラン
マツムラ草
水引草
秋海棠 白・ピンク
 
 

 

 


香合は四代漆壺齊 
不昧公好み 心経香合
 
今年は少し時期が早かったのでお月見にしましたけれど
来年は 2週目あたりにして どんなお席にしましょうか ?
 
また 色々考える楽しみができました

松江市豪農屋敷茶会18回目 無事終了 ・・・ 超多忙でした

2023-10-11 08:53:03 | 茶事 茶会


標高400 お山の上のお茶会
皆様 お運びいただきまして ありがとうございました
おかげさまで 今年も無事開催することができました

 

今年で20年
コロナで2年お休みして 18回目
始めたときは50代 ・・・勢いがありましたけれど
コロナでいろんな行事が中止になって
再開が難しくなった行事も多々あるようです
 
自分もなかなかエンジンがかからず
9月の奥伝のお稽古が終了してからの準備で
1週間前から始めて 
お菓子だけは昨年の反省で 前日ではなく
何日か前から作り出して 即冷凍しました
昨年はほぼ徹夜で
 

 
両日 お天気で 気候も良くて
着物も袷で大丈夫でした
暑いかな ? と心配しておりましたけれど
 

 
宍道湖の向こう うっすら隠岐の島が見えています
珍しく はっきりとわかります
 
 

 
受付
 

 
待合
 

 
下手な字の会記
印刷頼むとお高いので 恥を忍んで 手書き
今年は 生徒さんが お点前 後見 ペアで全員参加
私は 受付 待合 囲炉裏端 うろうろ
おいでくださった方と お話 楽しました
 
生徒さんが 良く成長してくれましたので
お道具だけは なかなか覚えられないという事で
会記を貼りました
 
 

 
本席
 

 
お点前は 立礼
 

 
水屋
 

 
囲炉裏端
こちらで 黒文字茶と栗の渋皮煮を出しました
 
当分 お茶会の報告です
来年への 覚書 メモ帖でブログ便利です