ビデオカメラのレンズ FUJINON A16x9.5 FMD-D1 の組み立てに掛かりました。
これは晩酌の後ほろ酔い気分じゃできないので朝から。
ここに最初のレンズを入れます。
レンズはクリーニングしてありますがもう一度。
手袋の繊維はやっかいですが素手ではもっとまずいので。
レンズサッカー代用の吸盤で保持して定位置に収めます。
このレンズの裏面周囲が曇っていたんです。
収まったところで吸盤の痕跡を拭き取りました。細かいホコリはブロワーで吹き飛ばします。
これだけきれいにすればいいだろ。
2枚目も同様に作業。
最後に前玉です。手袋は返って繊維が抜けて具合が悪いのでここからは素手。
外径寸法の精度が高いので慎重に鏡筒に押し込みました。
リングナットはねじ部に鼻の脂を微量塗って手探りで締めていきます。
ドライバーなんか使うと失敗して取り返しのつかない事態になります。(経験済み)
最後に自作工具で締め付け。
そこそこのトルクで。
これでレンズはきれいになったぞ。と思ったのもつかの間。
後玉の奥のレンズもざらざら模様があるじゃないですか!
ここまで来たら後玉も分解してクリーニングしたいところですが、が。
それにはまたリング回しをなんとかしないと無理です。
今後の課題としてここまで。調湿剤と一緒に袋に入れて保管しておくことにしました。
気をとりなおしてもう一度確認、後玉ユニットの奥を撮影することに成功しました。
これが鮮明に写って喜んでいる場合じゃないんですが。
今回の反省点:組み立て前に奥の後玉系の一番手前のレンズをしっかり確認するべきでした。
私のやることは毎度こんなもんです。