本来は Ikegami HL-79E の素人による調整課程を順を追って紹介する予定ですが、
その前にコレクションの16ミリシネカメラの定期動作確認と紹介をしようなんて考えました。
初めは Bell&Howell70DR、次は Bolex H16、Arriflex16S を予定しています。
今日は 70DR をどんな手順で記録するか、実際に機材をセットして手順を確認してみました。
背景はダイソーのカラーボード。70DR は木製三脚に載せてあります。
HVR-Z5J の PHOTO 機能で撮りました。このカメラが一番決まるカット。
正面は HD のアスペクトだと左右が空いて間抜けですね。
こちらにゼンマイの巻上げハンドルがあります。
ハンドルを回すのではなくハンドルを持ち上げて押さえ本体を往復回転させて巻き上げます。
後姿です。
カバーを開いてフィルムの装填もお見せするつもりです。
各操作部も紹介します。これはコマ数のセット。
正確なピント合わせで使うクリチカルフォーカサーも重要なポイント。
レンズターレットは注意事項があるので詳しく説明する必要があります。
ターレットを特定の位置にするとゼラチンフィルターのホルダーを抜くことができます。
ゼラチンシートを切って挟み込むところも必要でしょう。
ハンドグリップを取り付けた場合に使うシャッターレバーです。
これは国内で加工したという説があります。前に持っていた 70DR にはありませんでした。
こちらが本来のシャッターボタンです。
ターレットがピント合わせの位置だとロックが掛かって押せません。
ファインダーはレフレックスではないのでパララックス補正のダイヤルがあります。
補正ダイヤルを回すとファインダーレンズが首を振る様子も撮る必要がありますね。
ファインダーはビス2本を抜いてファインダーの視度調整部を外すと取り出せます。
このファインダー、アングルファインダーの代用になりそう。
順序が後になりましたが最初のカットはこのテーブルに載せるところから。
このカメラは自立しないので飾るならこうして台を取り付ける必要があります。
手順は掴めましたが背景のカラーボードが小さかったようです。棚に合わせてカットするんじゃなかった!
こうしてリハーサルをやってみると細かい問題点が見つかって有効でした。