映像による長編叙事詩 ”線路端の猫戯子” からの抜粋をアップする作業はまだ続きます。
今回は2011年春、長野電鉄屋代線廃止1年前の様子。
使ったカメラは Ikegami HL-79E で受けの VTR はDigital8 。
大掛かりなシステムですがトラブルもなく撮影できました。
エンコードをしながら書き出した静止画を書き出してみました。ほぼ全カットです。
川に浮かぶ桜の花びらから。
YouTube にリンクしています。
屋代線信濃川田駅近くの桜です。
須坂発屋代行きの電車がやってきました。
信濃川田駅です。
駅のホームと駅舎。
向こう側のホームから。
待合室から満開の桜。
屋代発須坂行きがホームに入ってきます。
数日後、信濃川田駅の脇で桃の花が満開。
根元ではタンポポも。
更埴の田園。田植えを終えた田んぼと麦が同時に存在していました。
麦秋です。風が欲しかったんですがそう思い通りにはいきません。
町外れの踏切を渡って行く電車。
これは何度も出直して撮影しました。
大室駅です。今は跡形もありません。
大室温泉の脇で電車の到着から発車まで。
須坂市郊外、須坂長野東インター近くです。
若穂の蓮根畑。純白の花です。
ラストは綿内駅。須坂行きが発車して行きます。
こうして映像を見ていると撮影したのが昨日のことのように蘇ります。もう13年前なのに。
この10年前、木島線は Ikegami ITC-870 に miniDV の SONY GV-D300 をセットして撮影しましたが
屋代線はどうしても HL-79E で撮ろうと挑戦しましたが、結果的に撮像管の味が出て大正解でした。
HD ではこの味は絶対出ないと思います。