夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79Dの修理に使う無極性電解コンデンサーが届く前に

2019-10-09 19:21:12 | Weblog
昨日、秋月電子通商に電解コンデンサー6本を発注したので多分今日の午前中に届くだろうとその間に別件、カメラとは何の関係も無い溶接作業です。
先日来工房の椅子のがガタついて具合が悪いので調べたら前に溶接して直した箇所が取れていました。改めて溶接です。


溶接機は作業小屋に常備しているわけじゃないのでセットが大変です。溶接する物が何点か出た時点でまとめて片付けます。
次は二階のベランダに取り付ける雨避けのポリカーボの波板を取り付けるステーの溶接です。


そんな事をしていたら宅急便のトラックが来ました。「来た来た」

封筒で間に合うのに丁寧な梱包です。

間違いなく無極性電解コンデンサーです。


1,000円でお釣りが来ました。


今日は秋晴れでこんな日はじっとしていられません。部屋にこもって基板いじりなんてやる気になりません。
そうそう、夕べペンシルテスターを使ってスイッチの切り忘れで電池が終わっちゃいました。SR(LR)44をふたつ買ってこなきゃ。


椅子は直しました。工房には色違いがもう一脚ありますが昔リサイクルショップで\300で買った物です。ちなみにコクヨ製。


午後一休みして買い物です。セリアでテスターの電池とHL-79EのMPUに使おうとしているCR1632です。ついでに安いウイスキーも。

79Eに使うのはCR1620を予定していましたが外径が同じなら1632の方が容量が若干大きい上値段は同じなので変更しました。

テスターは電池を入れ替えるだけ。昔はボタン電池は接触不良になるから素手で触るなと言われていましたね。今も同じ?


CR1623は先日ABS樹脂のケースから切り出した作りかけのアダプタに収まるはずです。


ぴったりです。

外径はφ20なので元々入っていたリチウム電池と同じでMPU基板の本来の位置に収まります。
端子をどうするかは色々考えています。なにはともあれ底板と上蓋を作ってみます。毎度の楽しい工作です。

買い物の合間にいつものハードオフにも寄りました。
そこでJrがフジカシングル8 P300を見つけて「これって、」。いやはや懐かしいカメラです。Jrは一瞬考えてレジに向かいました。税込み\550。
49年前に私の弟がバイトの金で買ったのがP300だったんです。私も8ミリには興味があったんですが弟の方が一歩先を行ってました。弟は当時高校生で、時は70年安保闘争の時代。安保反対の運動は地方の高校にも波及、弟の学校は休校、長野駅でも大規模な集会がありました。彼は当時の長野駅前における集会の様子をP300で撮ったんです。
遅ればせながら私も彼のカメラを借りてモトクロスの草レースを撮りました。それが私が映像に本気で取り組むきっかけです。

これがハードオフのジャンクのトレーに入っていたP300。


フィルム収納部はきれいです。


レンズには誇らしげに"FUJINON"


駆動用の単3電池は入っていません。とかくこの手のカメラは電池が入れっぱなしで腐食してひどい状態ですが無事でした。


水銀電池は

入れっぱなしでした。でも原型をとどめていました。もちろん完全放電です。

電池を入れてシャッターボタンを押したら、、、動きました!
Jrがこのカメラを回すことはないかも知れませんが、私は使ってみたいですね。幸いレトロ通販でオリジナルのフィルムは手に入ります。
今日はこれが最高の出来事じゃ。
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