夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

プラモデル作りは苦手ですが

2018-01-16 11:31:32 | Weblog
手先は器用だと人に言われてきたし自分でもそう思っていましたが、プラモデルは苦手です。
「手先」はそれなりに器用で、車やバイクいじり、金属を切ったり溶接したり塗装したりボルトを腕力でゆるめたりは得意ですが「指先」を使う作業は向いていないんです。
なのになんでプラモデルを作ろうとしたのかというと、制作中の映像作品の中でどうしてもこれを使ってやりたいことがあるからです。
前に一度やっているのですが映像の仕上がりが納得いかなくて再挑戦です。

今回作ったのはグラマンF6Fヘルキャットです。このプラモデルはずいぶん前に買ったまま放置していました。

これは大戦末期本土空襲に爆撃機のB29と共に使われた米軍の戦闘機です。
私がこの戦闘機を映像に使うのは話が長くなりますので省略。

まずは主要なパーツの塗装。
色は同梱の説明書で指定のネイビーブルーです。

ブルーというイメージではないし箱の絵の色と違うのが気になりますがね。

このプラモデルは本来ディスプレイ用でモーターを組み込むのは想定していませんが、

そこに無理やりモーターを組み込んでプロペラを回そうというのです。
もちろんこの戦闘機を飛ばそうっていうんじゃありません。そりゃ無理ってもんです。
使うモーターはポピュラーなマブチのF130という玩具用。
このままではシャフトが短くてプロペラに届かないのでφ2の材料(釘だったかな)と網戸の押さえゴムで延長しました。

ここまで組んでエンジン部に穴をあけてシャフトを通しました。

網戸のゴムのカップリングは成功でした。これは前に網戸を直したときの残りがモーターと共にガラクタの箱に入っていたんです。
エンジンと胴体で3箇所の貫通穴なので軸は安定しています。

モーターはプラの端材でベースを作って両面テープで貼り付けて胴体に接着。

液体接着剤が固まる前に軸がなめらかに回るように位置を微調整しました。

電池は単3をホルダーに入れて胴体に押し込みましたがうまく収まりました。
プロペラは接着剤で固定しましたが接着前にテストしたら竹とんぼみたいに飛び出して笑いました。

さすがにスイッチは狭くて取り付けできないので小さなワニ口クリップで代用です。
軸のブレもなくキューンと回ります。

半完成状態です。プロペラが回っています。

ビデオカメラで撮る際は真正面からの予定なのでこれ以上細部まで作りこむ必要はありません。
この後主翼の機銃とピトー管を取り付けました。
主翼は接着しません。はめこみです。

今後ですが、映像としては機体がバンク状態から水平になる数秒を表現する予定です。
背景は実写の空を合成します。機体はテグスで吊る方法はとりません。
どうやるかは案があるのですが成功したら改めて公開しましょう。
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