夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

真夏の陽射しは大好きですが

2023-07-20 15:45:06 | Weblog

信州はまだ梅雨明け宣言が出ていないようですが強烈な陽射し!

庭の豆柿の木陰で木工細工です。

豆柿は大きいのは直径10mm。

これは超ローアングルでビデオ撮影する台です。

表に Ikegami の三脚アダプタを固定します。

台が形になったので今日はお終いにします。

いくら真夏の陽射しが好きでもこれじゃあ熱中症になっちゃいそう。

 ところであの件の記者会見はどうなったでしょう。

これを報道しなかったらマスメディアは完全に終了です。

大谷や高校野球の話なんて流してる場合じゃないぞ!

 

そうだ、あれを片付けちゃおう。リモコンの件です。

これを三脚のグリップに押し込んで固定します。

 ―窓の外からヒグラシの声が聞こえてきました。

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放送用カメラの START/STOP リモコン

2023-07-19 09:39:00 | Weblog

思い付きで昨日から考えていた放送用カメラのレンズに備わっている VTR スイッチを外付けで引き出すあれです。

有り合わせのパーツで間に合いました。

レンズグリップに装備している 8pin コネクタの "E" と "F" に差込みます。

後程この位置にマーキングしておきます。

8pin Φ14mmのオス側コネクタが手に入ればもっとスマートにできるんですがネットで探しても見つかりませんでした。

分解したままのチャチな三脚から抜いたパーツをねじ込んで完成。

ねじは微妙にピッチが違いますが半回転締めるとロックされます。

これでいけるはずで、敢えてテストはしません。

押しボタンスイッチは三脚のグリップにマジックテープで固定すればいいでしょう。

ガムテープは嫌いなので絶対使いません。

 

昨日はミンミン蝉の初鳴きが聞こえてきました。

ヒグラシとウグイスとの競演でした。

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大谷大谷って、野球嫌いも居るんです!

2023-07-18 16:00:06 | Weblog

私はちびっこ野球から朝起き野球、高校野球もプロ野球も全く関心がありません。

とにかく球技はサッカーもバスケットもラグビーもパチンコ(球技じゃないか)も然り。

テレビは連日大谷の話題でうんざり。社会の肝心なことから必死になって話を逸らそうとしているとしか思えません。

私が好きなプロスポーツは NOAH のプロレスだけ。同じプロレスでも他団体は興味なし。

F1 は好きでしたがマシンもルールもすっかり変わって面白くないので何年も前から見ていません。

プロレスについてはそれこそ言い出したらきりがないので別の機会に書きます。

 

それはそれとして、また変なことを考えました。

今度撮影する作品は、自ら登場するのでカメラマンは Jr に頼むことになります。

彼は放送用カメラなんて扱った経験がありませんから、VTR の START/STOP だけで済むようにしないと。

で、考えたのはレンズのグリップにあるボタンではなく別のスイッチを三脚のパン棒に取り付けて操作したらどうだろう。

放送用/業務用カメラのレンズには元々外部操作のためのコネクタが装備されています。

ズームデマンドをここに繋ぐとリモートで VTR START/STOP , ZOOM , RETURN 映像の確認ができます。

ズームデマンドを手に入れても使うのは今回限りなので無駄です。

必要なのは START/STOP だけですから話は簡単。

パーツボックスからこんなのを出してきました。使うのはリード線です。

コネクタに挿入してみたらしっくり挿さりました。

押しボタンスイッチはこれが良さそう。

コネクタのピンアサインは調べてあります。8pin の "E" と "F" が VTR START/STOP の接点です。

テスターで確認済みです。

あとはコネクタ側からどうやってシード線を引き出すかですが、考えがあります。

押しボタンスイッチは三脚のパン棒のグリップにビニールテープで固定するだけ。

それじゃああんまりかな、なんて毎度の軽い悩みです。

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Ikegami HL-83 おっと

2023-07-17 14:08:18 | Weblog

思い付きで調子をみた HL-83 ですが、POWER ユニットを調べていてヘマをやっちゃいました。

この電解コンデンサーはどんな容量だろうと持ち上げたらリード線が半田付け部が取れちゃいました。


こいつが元々半田不良で不安定、って考えられませんが直しておきましょう。

天下の池上通信機にしてはお粗末な半田付けですねえ。

一応映像を確認しましたがやはり時間経過と共に不安定になります。

この件はそのうちに本気で調べるというか、トランジスタの横にあって熱がかかる電解コンデンサーを交換します。

電解コンデンサーは 16V 100μF  25V 100μF。数十円です。

トランジスターは取らないと規格がわかりませんが多分安い物でしょう。

その際はトランジスターに冷却のためにアルミ板を取り付けてみようかな。

 

それにしても暑い!

こんな日は体力を消耗しないようにじっとして過ごしましょう。

 

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棚で寂しそうな Ikegami HL-83

2023-07-16 14:06:30 | Weblog

先日久しぶりに火を入れたら調子が変だった大昔の ENG カメラ Ikegami HL-83 が棚の隅で寂しそう。

どんな調子だったっけ。

作業台に載せて電源を入れ、モニターも繋いで確認したら、画面が真っ赤。

こりゃだめだと思いながら念のためホワイトバランスをとったら「あれっいいじゃない!」。

被写体はこれです。

でもしばらくすると画面が微妙に揺れてぼやけてきました。

今は本気で構ってやる気はありませんがもしかすると POWER ユニットが温まると不安定になるのではと考えて

手元にあった送風機で冷やしてみました。

これで映像は安定しました。

このカメラは当面使う予定がありませんが、調子が良ければ非常に鮮明な映像が出ます。

撮像管は恐らくサチコンでしょう。

とにかく映像が出れば結構、カバーを付けて棚に戻しましょう。

ところが昼飯をはさんで片付けようとしたら電源を入れっ放しでした。

外に向けたら映像はボケボケ。

でも慌てません。さっそくファンで冷やしてみたら1分後に鮮明な映像に戻りました。

POWER ユニットを折をみて調べるとしてここまで。

ここで紹介しますが、このカメラはフィルターが面白い仕掛けになっています。

通常の回転式じゃなく差し替え方式なんです。

上のフィルターはND1/25 と素抜け、下のフィルターは色温度変換と素抜け。

面倒なようですが、古いシネカメラではゼラチンのシートを切ってホルダーに挟むのが普通ですからそれよりは楽です。

片付ける前に POWER ユニットを抜いて開いてみました。

電子回路は何度も申しますが素人です。

でも丸印のトランジスタはかなり発熱するんじゃないでしょうか。

これが熱くなると隣りの電解コンデンサーだって平気じゃないと思うのですが。

そのうちスプレー急冷剤を買って映像が不安定になった状態で吹き付けてみましょう。

って、前にもそんな記事を書いたような。デジャブ?、メビウスの輪?。

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静かな土曜日の午後に

2023-07-15 15:38:12 | Weblog

雨が上がって曇りの静かな土曜日です。

先ほど虎次郎の”花かつお”を二袋買いに行ったり地元の長い間工事中だった橋を見たり。

一服です。

メビウスの輪をモチーフに作ろうとしている新作の台本は撮影手順を書いて出来上がりました。

こちらは全カットのコンテ。タイトルも含めて全部並べてあります。

思考回路が何度も堂々巡りしましたがなんとか辻褄を合わせて。いや、辻褄を合わせる必要は無いんですが。

録画するテープは絵でいえば画用紙ですかね。筆と絵の具は撮像管カメラ。

梅雨明けが待ち遠しい日々です。

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言いたいことは山ほどありますが

2023-07-14 18:34:11 | Weblog

世界も日本も正常じゃありませんね。

言いたいことは山ほどあって、このブログに記事を書きはじめたんですが投稿前に削除しました。

団塊世代の言いたい放題は追々に書くとして今日の出来事を。

新作のコンテは完成、実際に撮影するカットを別途まとめて撮影順序を考えアルバムに収めました。

この自作テーブルは柿渋を何度も塗りましたが、先日亜麻仁油で最後の仕上げ。

アルバムの下の段に具体的な撮影手順をメモ書きして入れていきます。

コンテにある、前に合成した(落書きじゃありません)あれって、何の数式だったっけ?

調べたらわかりました。

「メビウスの輪に閉じ込められた波動関数のエネルギー固有値」です。

これは使えます。よくもまあこんなのを探し出したものです。

見ていていい考えが今浮かびましたぞ!

そんなこんなで暇はありませんが庭の花を撮ってきました。

30年前、現役の工場労働者だったころ先輩が持ってきてくれたヤマアジサイです。

こちらは奥方が誰かにもらったアジサイ。

こんなのも。ヤマブドウの葉です。残念ながらこれは雄なのか実は成りません。

豆柿の実は相変わらず元気に育っています。

庭の一角に生えたネジバナ。可憐な花です。

どうしてこんな所に出たんでしょう。うっかり踏みつけないように支柱を立てました。

トマトはそろそろ食べられるかな。

面白半分に植えたドクダミも花が咲いています。臭い草ですが万能薬で匂い消しの作用は強力。

ドクダミはうっかり庭に植えると猛烈に増えるというので毛嫌いする人がいますがそれがどうした!

私が昔 NHK に投稿して放送されたアレチウリは遥かに繁殖力が強くて始末が悪いんだけど。

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Ikegami HL-79E #3 号機はどうなんだろ

2023-07-13 11:08:26 | Weblog

今度使うのは #7 号機ですが、 #3 が気になります。

前にそこそこ調整していい絵が出ていたような記憶があるんですが全然変なんです。

症状は画面が横方向に伸びて縦方向が縮むし画面右に行くに従って白くなっちゃうという事。

作業台に載せてカバーを外して

やってみたいのはマザーボードに差さっている各ユニットを部品取り機の物と入れ替えてみること。

ラベルを貼ってあるので訳がわからなくなる心配はありません。

こちらが部品取りの予備機です。これ自体は現状では使えません。

このユニットから入れ替えていきます。"SHADE"

"POWER" ユニットまで全部入れ替えてみました。結果はメモ。

"PULSE" ユニットは部品取り側が壊れているのかも。

ユニットは全部戻しました。

せっかく調整のために買ったデジタルテスターがあるので POWER ユニットの電圧もチェック。

やや低いけどこれを調整するには感電する可能性(一部 DC730V)があるので後日。

ここで一息入れて冷静に観察。

あれっ、これは OFF が正規じゃないか?

"CAL" は調整する場合 ON にするんです。詳しくは説明しませんが画面が右に行くに従って白くなったのはこれが原因でした。

以前調整して正規の位置にしたはずなのに、何を考えていたんでしょう。OFF 。

これでこの症状は消えました。

次は縦横の歪です。これはカバーの内側に詳しく表示があります。もちろん厚いマニュアルにも詳細説明があります。

幅が極端に伸びていたのは外部接続したモニターの設定が "WIDE" になっていたのも原因でした。

カラーバー信号は波形モニターもベクトルスコープも問題ありません。

"REAL" にセットしたら歪は軽くなりましたがまだ変。

今回は本気の調整じゃないので "TOTAL WIDTH" と "TOTAL HEIGHT" を軽く調整するに留めました。

結果はいい方向に進んでやれやれ、致命的な故障ではありませんでした。

試しに自分を撮ってみました。79E 生出しの映像を Premiere でキャプチャして書き出した静止画です。

追い込めばそこそこの映像が得られそうな感触です。

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次回作の写真によるコンテ完成

2023-07-12 15:19:21 | Weblog

昨日追加で撮ってきた写真ですが、

これは撮影する上で役に立ちます。

実際は中央に初老の男が向こうを向いて立っているという想定。

出口からの光で男のシルエットが浮かぶはずです。最終的にモノクロを考えています。

出口は男の背中に隠れて見えない設定。

今日も庭のテーブルで構想を練って堂々巡り。

こんなときはコーヒーでも飲んで

前後関係をあれこれ考えて写真を差し替えてと

追加で写真を印刷する必要が出てきましたが、用紙が終わったので近くのホームセンターへ。

EPSON の純正じゃないけど安いからこれで良し。

中古の EP-A803A は時々へそを曲げますが使えます。ただしモノクロは難しいですね。

コンテ替わりに撮った大量の写真からベストカットを選び出して何枚か差し替えました。

しかし、こんな何の意味も無い、金にもならないことに貴重な時間を使うって、最高じゃないですか。

タイトルを含めて全62カット。このアルバムは私にとって宝物です!

次の工程は写真コンテそれぞれについて詳しい撮影手順を書く作業です。

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急遽次回作の追加ロケハン

2023-07-11 15:37:26 | Weblog

これが次回作のメイン画面です。陸橋の下の短いトンネルと脇の鉄階段+コンクリートの要壁がポイント。

今日も庭のテーブルで構想を練りました。瓶の中身は水です。

構成上どうしても足りないカットがあるので工房から数キロ、新幹線車両センターの近くにあるトンネルへ。

午前に行ったのに EOS20D を忘れて仕方なく携帯で撮りましたが午後改めて出直しです。

必要なのはこんなカットです。

向こう側からも撮りました。これも必要なんです。

これは使わないけど撮っておきました。

反対側の側壁も撮っておきましょう。

これで良し。

せっかくですから入り口から出口も。

面白いトンネルです。背面にあるりんご畑に行くためのトンネルでしょう。

おまけにこれも。トンネルの外でヒラヒラと舞っていたハグロトンボです。これは雄。

実に美しいトンボです。

トンネルの反対側に雌もいました。

これで必要最小限のコンテ写真が揃いました。

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