体験工房 夢工房みらい

韮崎市穴山で、つるかごづくり、竹細工、わら細工、きのこ、山菜、竹炭、挽物工芸、有機野菜など体験できます。

稲わらで「すげぇ」をなう

2008年09月25日 | 工房案内
9/25 稲を束ねる(まるける)ため、事前に わらで各10本位づつを穂側で縛る「すげぇ」を作った。
 昔の先人は 丁寧に穂側を、各約10㌢で二つに分けて縄ないし 双方合わせて縛るものだった。そうすると強く、次回又は他の物を束ねるのにも使えるから 毎晩、夜なべをして土間でせっせっと 50段(一段12本入れ)編んだ方がほとんどだった。
 ひもなどを買うのは もったいないし 縄ない機でなった縄などは、もっと もったいないからだ。
 今はコンバインでどんどん切って田に入れ 土作りや元肥にしてしまう方が多い時代だ。
 私は略して編まず穂だけを合わせて結んだのみ。いわゆる 使い捨てのものを作った。紫稲を束ねるのに使うため10段なったよ。