体験工房 夢工房みらい

韮崎市穴山で、つるかごづくり、竹細工、わら細工、きのこ、山菜、竹炭、挽物工芸、有機野菜など体験できます。

御柱祭はいつから始まったでしょうか?

2010年03月26日 | 工房案内
3/26 御柱祭はいつから始まったでしょうか?

 室町時代の「諏訪大明神画詞」(すわみょうじんえことば)という書物には、平安時代
初期の桓武天皇(かんむてんのう)の時代(781~806年)に「当社造営あり」と載
っています。これが最初の記録とされています。

 この時代は諏訪地方ばかりでなく、信濃の国(今の長野県)挙げて奉仕。近年まで御柱
の年は結婚式やお葬式も禁じられていました。

柱の大きさは大きなもので周囲3㍍、長さ16㍍、重さ12~13トンにもなるといわれ
ます。一番大きな柱は「一之御柱」といい、次に大きな柱を「二之御柱」といい、例えば
上社本宮だと、一番大きな柱を「本宮一之御柱」、下社春宮の最も小さい柱だと、「春宮
四之御柱」といいます。

柱はもみの木です。山から切り出します。上社は八ヶ岳ふもとの茅野市の御小屋山(おこ
やさん)という社有林、下社は霧ヶ峰高原の下方にある下諏訪町の東俣国有林からです。

次は「里曳き」について記します。