ジョーカー

今日は、映画「ジョーカー」を観に行ってきました。

ストーリーは、バットマンシリーズでおなじみの、ジョーカーが主人公です。
彼は元々、悪者ではなかったのに、どうして悪人になってしまったのか、ということが分かるお話でした。


ジョーカーでなくても、日々、自分が希望する通りにならないことはあります。

そして、何かの出来事が起こるたびに、人は選択を迫られます。

例えば、何か悪いことをしてしまった時には、その罪を償うか、逃げてしまうか。

ジョーカーは、数々の選択のたびに、楽な道を選んでいると、私は感じました。

ジョーカーは精神を病んでいますが、人は誰でも、多かれ少なかれ病んでいると、私は思ってます。
特に都会で暮らす人は。

ジョーカーは自分に甘いんです。

そして、人のせいにしすぎです。

自分の母親だって、問題はあっても、大人になるまで育ててくれたというのに


ジョーカーは、人間の甘さの象徴のように見えました。

そこへ、同じような人達が同調して集まってきたのです。

ジョーカーは、ヒーローなどではありません。
両親からの愛情不足により、いつまでも大人になりきれていない幼児性が見えました。



といっても。

映画としては、評判通り、面白かったですよ

このシーンは、現実なのか、ジョーカーの妄想なのか、分からなかったりしてね。