浅田次郎さんの「地下鉄(メトロ)に乗って」をやっと読みました。
たいした厚さの本ではないのでいつでも読める、と思い、ずっと棚の上におきっぱなしにしていたのです。昨日の雨が幸いし、一気に読むことができました^^
読み始めてすぐに30年前にタイムスリップ!
これは、ひょっとしたら・・ミステリーか、ホラー?・・バックチューざーヒュウーチャー??何やら怪しげなストーリーなんですが、中盤から、どんどんパズルをはめこむように過去と現在をつないでいくのです。
東京を網の目のように張り巡らされた「地下鉄」・・私はふだんあまり利用しないので「銀座線」だの「永田町駅」だのと、路線図や駅名に明るくありません。理解するのに若干時間がかかりますが、地下鉄の持つ暗い雰囲気や重くて生暖かい空気、電車の金属音など、完璧な描写ですぐに頭に浮かび上がってきてゾクッ!とするものを感じました。
ストーリーは読んだ方はご存知でしょうから省きます。とにかく・・読み終えての感想は、人間模様・・誰もが逃れられない、過去を背負っていく人のせつなさや、でもまた希望を抱かせるような、人情を感じました。作者の家族への思いがこめられているのかな?・・東京メトロの歴史の古さ(昭和2年開業)も知りました。
地下鉄は何十年もの間、ずっと変わらずに人々の生き様も乗せてきたんですね^^
「ポッポや」「椿山課長の7日間」・・ファンタジーでした。浅田次郎さんのすばらしさはジャンルが多岐にわたっていることに尽きると思います。
「プリズンホテル」のような極道小説も茶目っ気たっぷりコミカルで笑いがとまらないし、かと思えば、壮大なスケールの歴史小説もたくさんありますね。
読み終えて・・「もっと読みたい!」
と、思わせる魅力が「浅田次郎さん」・・なんでしょうね
たいした厚さの本ではないのでいつでも読める、と思い、ずっと棚の上におきっぱなしにしていたのです。昨日の雨が幸いし、一気に読むことができました^^
読み始めてすぐに30年前にタイムスリップ!
これは、ひょっとしたら・・ミステリーか、ホラー?・・バックチューざーヒュウーチャー??何やら怪しげなストーリーなんですが、中盤から、どんどんパズルをはめこむように過去と現在をつないでいくのです。
東京を網の目のように張り巡らされた「地下鉄」・・私はふだんあまり利用しないので「銀座線」だの「永田町駅」だのと、路線図や駅名に明るくありません。理解するのに若干時間がかかりますが、地下鉄の持つ暗い雰囲気や重くて生暖かい空気、電車の金属音など、完璧な描写ですぐに頭に浮かび上がってきてゾクッ!とするものを感じました。

ストーリーは読んだ方はご存知でしょうから省きます。とにかく・・読み終えての感想は、人間模様・・誰もが逃れられない、過去を背負っていく人のせつなさや、でもまた希望を抱かせるような、人情を感じました。作者の家族への思いがこめられているのかな?・・東京メトロの歴史の古さ(昭和2年開業)も知りました。
地下鉄は何十年もの間、ずっと変わらずに人々の生き様も乗せてきたんですね^^
「ポッポや」「椿山課長の7日間」・・ファンタジーでした。浅田次郎さんのすばらしさはジャンルが多岐にわたっていることに尽きると思います。
「プリズンホテル」のような極道小説も茶目っ気たっぷりコミカルで笑いがとまらないし、かと思えば、壮大なスケールの歴史小説もたくさんありますね。
読み終えて・・「もっと読みたい!」
と、思わせる魅力が「浅田次郎さん」・・なんでしょうね
