晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

愛の流刑地

2007年01月24日 | 映画
今日は休みが取れたので、朝からさっさと家事を済ませ、久しぶりに映画を見に行きました。

渡辺淳一原作の「愛の流刑地

去年、日経新聞連載のこの作品、本の売れ行きもまずまずでしたね
俳優人も豪華とあっては、やはり「見なくっちゃ!」とばかしに、いそいそとシネコンにでかけました

まずは・・寺島しのぶの美しさに目を見張りました~

いきなり最初から、豊川えつしとのベッドシーンで、悩ましいうめき声・・
すらりと伸びた肢体、白い肌、におい立つような色香に女の私でさえ、生唾ゴクリの妖艶さでした~

ストーリーはお得意の不倫劇でしたが・・
原作を読んでいないので、深いところまではチョッと理解できませんでしたね
いくら、仕事一筋で家庭をも顧みない亭主を持つ妻としても、三人の幼い子供をもつ母でもある彼女が、おぼれた「恋」とはどんなものでしょう・?

死をもいとわない、愛とは・?何?
「死んでもいいくらい幸せ」・・のせりふはお互いの性愛を楽しむための「幻覚」
としか思えません・・

結局,生き場を失った彼女は「死」を選択。彼は選ばれた「殺人者」となったわけです。
裁判が進む中、検事役の長谷川京子ちゃんですが、ミスキャストですね!
こんなに若くてきれいなかわいい人が検事役には、似合わないです

ほろりときたシーンは、証言者となった、実の母、富司純子の悲しみの演技ですかね~
なんせ、映画のなかだけではなく本当の母娘なんですから、それはピッタリ!

エンディングの音楽が 平井賢 で、ロマンチックに仕上がってました

大好きなケヴィンの映画「守護神」がもうすぐやってきます

今から待ちどうしいです