昭和の犬
2014年05月19日 | 本
昭和の犬 姫野カオルコ 著
直木賞受賞作です。
受賞会見の時の彼女のスピーチがとてもユニークでした。それに私と同じ年齢!
今まで彼女の作品を読む機会がなかったので、とても楽しみにしてやっと、読んだのですが・・
タイトルから、犬の物語かと想像しますが、昭和の時代をすごした彼女の自叙伝かしら?と思うような
物語でした。
飼い犬を通しての当時の生活や社会の背景が見えてきます。
昭和の古き良き時代・・
犬は外で飼うのが当たり前。靴を脱いで畳の上で寝る日本じゃ、犬を家中に上げるなどという発想はなかったのです。
今のようなペットは家族、という考えはずっと後になってからですよ。
滋賀の田舎の様子はとても懐かしい!。私も20数年前に主人の転勤に伴って5年ほど暮らしたのです。
でも・・さすがにトイレのない家はなかったけれどね。
またしてもメソジスト派の教会が出てくるので、思わずニヤッとしてしまいました。
私の長男は当時、カトリックの幼稚園に通っていましたが・・
方言や話の展開に読みづらさがあるかもしれないが、おもしろいです。姫野さんの作風なんだと思いました。
後半の話はとてもよかった。なんだ~ちゃんと書けるじゃん!?と思いましたよ~
直木賞受賞作です。
受賞会見の時の彼女のスピーチがとてもユニークでした。それに私と同じ年齢!
今まで彼女の作品を読む機会がなかったので、とても楽しみにしてやっと、読んだのですが・・
タイトルから、犬の物語かと想像しますが、昭和の時代をすごした彼女の自叙伝かしら?と思うような
物語でした。
飼い犬を通しての当時の生活や社会の背景が見えてきます。
昭和の古き良き時代・・
犬は外で飼うのが当たり前。靴を脱いで畳の上で寝る日本じゃ、犬を家中に上げるなどという発想はなかったのです。
今のようなペットは家族、という考えはずっと後になってからですよ。
滋賀の田舎の様子はとても懐かしい!。私も20数年前に主人の転勤に伴って5年ほど暮らしたのです。
でも・・さすがにトイレのない家はなかったけれどね。
またしてもメソジスト派の教会が出てくるので、思わずニヤッとしてしまいました。
私の長男は当時、カトリックの幼稚園に通っていましたが・・
方言や話の展開に読みづらさがあるかもしれないが、おもしろいです。姫野さんの作風なんだと思いました。
後半の話はとてもよかった。なんだ~ちゃんと書けるじゃん!?と思いましたよ~
