小島慶子さんがラジオで、
子どものイベントでほかの家族のお父さんお母さんたちと会うと、
いまはお父さんお母さんの役割をしているけど
それぞれに
ひとりの人間、男女の関係としての生活がある
と思うと不思議だ。
ということをおっしゃっていました。
わたしも大いに頷くところです。
なぜなら
うちは母子家庭。
男女の修羅場の果てですから。
というのは…まあ言い過ぎですが、
この間の子どもの運動会で
毎年、出席しているうちの子のパパが
今年は初めて親子競技に参加です。
ここ数年、やんわりアピールされていたので、
保育園最後の運動会だし
と事前に登録してみました。
自意識過剰。
かもしれませんが、
パパが出る
ってだけで、少なくとも
我が家を母子家庭と知っている同級生の親たちに
なんらかの想像を与えることとなるのではないか
としばし思考がぐるぐるすることはありましたが、
まあ、
スキャンダルを提供したれ
という意気込みで決行です。
今更、だれにどう思われたってね。
結果、子どもも喜んだし。
あと数人のママ友から「パパ来たんだね」的コメントをいただき
素知らぬふりで汗をぬぐったのでした。
さて、こんなことを書いていて
まあ、はなこばさんったら自意識過剰ね
主役きどりね
と思われる方もいるかと思います。
そんな家庭の内幕などほかの親は知らないでしょ。
と思ったあなた、さにあらず。です。
うちの子はべらべら話しているはずです。
だれの家庭にパパがいないか
もうチェック済みですし、そういう話をランチタイムにしているのです。
そう女子の井戸端会議は6歳のころから存在している。
その事実を昨日確信しました。
というのも、
お友達のひとり
Mちゃんから聴いた話をうちの子が夕飯の準備している私に言ってきたのです。
「Mちゃんちのパパとママ、ひさしぶりにケンカしたんだってぇ」
ほう。
と、手拭きや、タオルを洗濯機に投げ込む私。
「それでねMちゃんのパパがすっごく怒ってね」
うん。と、冷蔵庫から食材を取り出す私。
「包丁を取り出してね…」
えっ
「“ママのこと切る”って言ったんだって」
ええええええええ。
ソックスを脱ぎ始めたわたし(どんな順番で…)
全部ストップして、子どもの話にききかじる。
それで、それで、どうしたのよ。
「で、ママは“明日、出ていきます”って言ったんだって」
まじかっ。
それ、ほんとの話なの?嘘じゃない?
と子どもに詰め寄るわたし。
「嘘じゃないよ、Mちゃん言ってたもん」
…あ、そう。
そうね、嘘にしては節々に細かい修羅場感を感じるわね。
大変だ。
それで、どうなったの?とさらに質問すると
「それで、
おしまい」
Mちゃんは、そのあと舌をべええと出してオドケタのだとか。
そうなのだ。
それぞれの家庭にいろんなことがあるのだ。
ただ、これにて分かったことは
子どもに知られると、すごい波及効果があるってことだ。
大人をよく見ているし、話してしまう。
気をつけるよ。ホントに。
みなさんも、気をつけて。
わたしはというと、
誰かに言いたい
でも
言えない。
そんなときは…ブログに書いてんじゃん。
大丈夫、ママ友にはだれひとり宣伝してないから。
それに母子家庭だし(関係ない)
ちょっとあそこの家庭は変わってるってことで
許される?
こういう母子家庭が一番たち悪い。
さて、明日は子どもの誕生日。
6年前の今日の今頃、
破水してました。
あっというま。6年なんて。
明日はこんなゲスイ話ではなく、爽やかなのを書きます。