大雑把な日常

日常のあれこれ。

別嬪じゃない人生

2014-09-16 | 日記
『カーネーション』のアンコール放送見ている。
悪名高い老年期になり、
キャストがほぼ一新されているので
もういいかな?
って思っている。

朝ドラは習慣になると
別に見たくなくても
ずるずる見てしまう。

今朝は
「糸子と88人のボーイフレンド」という記事の取材を受けている場面が出てきて
若いころはさっぱりモテなかった
との
夏木マリにあるまじき発言してました。

前キャストのときに
何かってーと色恋沙汰にしたがる糸子のお母さんに対して
糸ちゃんが
「おかあちゃんは別嬪やから」分からないかもしれないけど
自分なんてさっぱり
男のひとに声かけられるなんてなーんにもない
心配ない
という場面があって
すごい共感したのを覚えています。

本当に
モテる女の人には信じられない話かもしれませんが
なーんにもないんだよな。
人生において
色恋沙汰はびっくりするほど起こらない。
それでもいいし
少しさみしかったり嫉妬もありますが
人生の面白さは
それだけでもないので
なんとかやっています。

わたしなどは
大きな失恋が1回と
苦い振られ方が数回あれば
もしかしたら良いほうなのかもしれないな

朝ドラ見ながら思っていた。

そういえば
『花子とアン』では
赤毛のアンの翻訳が終わったところ。
赤毛のアンに出てくるひとは
ほとんどがオールドミス。
限られた人数の村で出会わなければ
もしくは
出会ったとしても1回の恋を逃したら
もう異性と関わることなく女性は処女で死んでいきます。
マシューとマリラの老兄弟もきっとそうだったはず。
別嬪さんで若くなければ
ほとんどチャンスはないと思う。

そう思ったら
現代はいいよね。
生身の人間と出会わなくても
せめて
テレビや漫画、小説見て恋ができるもん。



コメント
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