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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

大阪市教育振興基本計画(素案)パブコメしました!第2弾

2013-01-03 07:45:21 | 教育振興基本計画

※大阪市教育振興基本計画(素案)についてパブリックコメント第2弾を送信しました。下記に転載します。締切は明日1月4日です。辻谷博子

 

大阪市教育振興基本計画(改訂素案)についてのご意見・ご提言

 

「第2章 教育改革の推進 第2 改革の方向性」についての意見

 

 教育行政が取り組まなければならないことは、子どもたちの学習意欲をいかに向上させるかにあるのではないでしょうか。

 素案に示されているように「基本的な道徳心・規範意識」例えば、『人に親切にする』、『嘘をつかない』、『法を犯さない(ルールを守る)』、『勉強する』など、社会で生きる上で身に付けておかなければならない普遍的な事柄についても明確化して繰り返し指導」することを求めれば、子どもの学習への意欲はますます阻害されるように思います

 特に「繰り返し指導」という点に危惧します。子どもの納得・理解を得ないまま「繰り返し指導」することは、最悪の場合、思考停止状態のまま従わざるを得ない状況だけを作り出すのではないでしょうか。大事なことは、ことの善悪を自ら考え判断する子どもの育成です。

 ぜひともご一考くださいますようお願いいたします。

以下の欄は、よろしければご記入ください。

性別

男性    女性

年齢

20歳未満 ・ 20歳代 ・ 30歳代 ・ 40歳代 ・ 50歳代 ・ 60歳代 ・ 70歳以上

住所

大阪市内  大阪市外

 

 

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大阪市教育振興基本計画(素案)パブコメしました!

2013-01-02 22:28:25 | 教育振興基本計画

※大阪市教育振興基本計画(素案)について、本日パブリックコメント第一弾を送りました。締切は4日ですので、明日も投稿しようと思います。辻谷博子

◆大阪市教育振興基本計画「素案」◆下記に目次を紹介します。
http://www.city.osaka.lg.jp/templates/jorei_boshu/cmsfiles/contents/0000194/194120/soann.pdf

目次

第1編 大阪市の教育改革
第1章 計画の位置付け
第1 これまでの教育行政
1 教育振興基本計画の策定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2 施策の成果と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
第2 改革の必要性
1 大阪市教育行政基本条例と大阪市立学校活性化条例の制定 ・・・・・・・・ 3
2 市政改革・府市統合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
第3 改革の推進
1 計画の位置付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
2 計画の期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
3 計画の構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
第2章 教育改革の推進
第1 基本的な目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
第2 改革の方向性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
第3 改革に向けた施策の内容
1 カリキュラム改革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
2 グローバル化改革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
3 マネジメント改革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
4 ガバナンス改革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
5 学校サポート改革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
第3章 計画の推進
1 連携協力の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
2 計画の推進と進捗管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
第2編 今後3年間で取り組む施策
第1章 施策の体系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
第2章 施策の内容
第1 子どもの自立に必要な力の育成
1 学力の向上 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
2 道徳心・社会性の育成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
3 健康・体力の保持増進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
4 幼児教育の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
5 特別支援教育の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
第2 学校教育の質の向上
1 学校の活性化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
2 教職員の資質・能力の向上 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
第3 市民が協働する仕組みづくりと生涯学習の支援
1 学校・家庭・地域の連携の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
2 生涯学習の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38

◆パブリックコメント窓口◆
下記のホームページから「応募用紙」をダウンロードし、そのファイルをメールで送りました。
http://www.city.osaka.lg.jp/templates/jorei_boshu/kyoiku/0000194120.html

「第2章 教育改革の推進:第1 基本的な目標:基本となる考え方」についての意見

大阪の子どもたちに必要なことは、「自分自身を大切にする思い」いわゆる自尊感情をはぐくむことです。

その最も重要な観点が欠落しています。

それどころか、「一人一人の子どもを、個人としての尊厳を重んじ、その意見を尊重するとともに、

自由と規範意識、権利と義務を重んじ、自己の判断と責任で道を切り拓き、真理と正義を求め、

公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備え、

グローバル化が進む国際社会において力強く生き抜くことができる人間としてはぐくむこと」によって、

子どもたちに「規範意識」「義務」「責任」「力強く生き抜くこと」を求めるならば、

逆に、子どもの自尊感情を損なう虞さえあります。

子どもの多様性に即した「自尊感情」をはぐくむことこそを第一義的に考える必要があります。

 

また「子どもたちが、我が国と郷土の伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた国と、自らが育ったこの大阪を愛し、

大阪にふさわしい新しい文化の創造をめざすようになること」とありますが、

愛国心の強制になる虞が多大にあります。

よって全面削除する必要があります。

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あまりに危険な大阪市教育振興基本計画(素案)~全国からパブコメを!

2012-12-31 17:18:56 | 教育振興基本計画

※ブログ「大阪教育条例NO!」より、シリーズ①~⑦で大阪市教育振興基本計画(素案)の検証を紹介して来ました。改めてこの素案の問題点を痛感しています。全国の多くの方に関心を持っていただき、大阪市教育委員会にパブリックコメントをお寄せいただきたいと思います。辻谷博子

◆パブリックコメント窓口◆
郵送、ファクシミリ、電子メール、持参のいずれかの方法でできます。電子メールによる場合は、下記のホームページから「応募用紙」をダウンロードし、そのファイルをメールでお送りください。
http://www.city.osaka.lg.jp/templates/jorei_boshu/kyoiku/0000194120.html

◆大阪市教育振興基本計画「素案」◆
http://www.city.osaka.lg.jp/templates/jorei_boshu/cmsfiles/contents/0000194/194120/soann.pdf

 

私は22歳で大阪府立高校教員となり、以降、教育の場で、「日の丸・君が代」を子どもたちに強制(摺り込み)することに反対し続けて来ました。

1989年学習指導要領改訂以来、おそらくほとんどの府立学校の職員会議では、卒業式や入学式で「日の丸・君が代」を執り行うことの是非を巡って管理職と教職員の間で激しく意見交換が行われて来ました。そして、反対もむなしく、管理職によって式に持ち込まれるようになってから、それでも多くの教職員は「君が代」斉唱時、起立することはできませんでした。学校という場で、しかも、その入学と卒業の式典において国歌・国旗を執り行うことは事実上、子どもたちに強要することになるので、それにはどうしても従うことができなかったのです。

しかし、自分自身の気持ちを振り返ってみると、今春の「不起立」はそれだけではなかったように思います。それに加えて、いやあるいはそれ以上に、2012年4月1日施行された大阪教育諸条例に従うことはできないと言う、強い思いを一種の意見表明として行ったように思います。

昨夏、素案として公表された大阪維新の会教育基本条例案は、様々な方面から反対の声があがり、最終案は、一見すると、当初の素案からかなり変更されたかのように見えます。しかし、大阪府教育行政基本条例第4条では、教育振興基本計画について、「知事は、委員会と協議して、基本計画の案を作成」、「 知事は、第一項の規定による協議が調わなかったときは、委員会の意見を付して大阪府議会に提出する」と規定されています。つまり、府議会への提案権は最終知事にゆだねられているのです。

現在、橋下徹大阪市長のもとで、府に先行して教育振興基本計画が策定されようとしています。予想した通り、ここに橋下大阪維新の会の教育改革案が盛り込まれています。素案そのまま策定されるなら、大阪市の教育は競争の名のもとに、学校はつぶされ子どもたちは選別されることになります。

大阪市教育委員会は素案についてパブリックコメントを募集しています。これは大阪市民でなくとも応募できます。締切は1月4日です。是非、多くの方がパブリックコメントを寄せられることをお願いします。教育の力は過大です。しかし、その功罪はすぐには表れません。気がついたときには手遅れということにならないように、僭越ながら関心をお持ちくださいますようお願いします。

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