グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

メディアの現場からー歴史をふり返り、今を考える(本日です)

2018-06-03 07:38:43 | グループZAZA活動報告
私たちが、それぞれ生きる場で、「上」からの命令、指示、もしくは「上」への忖度、それらは絶対的なものでしょうか。現在の日本社会で起こっているありとあらゆる問題は、「個」を失ったまま、それらに黙ったまま支配され服従するーそんな在り方から起こっているように思えます。

本日の講演会、ぜひお越しください!!

2018年グループZAZA連続講座

メディアの現場からー歴史をふり返り、今を考える

第2回 下地毅記者(朝日新聞)の講演

◆6月3日(日曜日)午後2時から

◆エルおおさか 視聴覚教室

◆資料代 ¥500

なお、講演終了後懇親会を予定しています。


6/3 朝日新聞下地毅記者「報道の縦軸と横軸」講演会のご案内

2018-05-28 20:52:37 | グループZAZA活動報告
いよいよ来週の日曜日6/3が近づいてきました。ぜひともご参加ください。ZAZAの山田肇さんよりのご案内です。

2018年【グループZAZA・連続講座】
『メディアの現場から―歴史をふり返り、今を考える』 の第2回目が近づいてきました。第1回めに続いて、第2回めも朝日新聞・下地毅記者の講演です。

◆6月3日(日)2時~ 
◆エル大阪・視聴覚室
◆演題「報道の縦軸と横軸」

下地毅記者は『元海軍兵・瀧本邦慶の95年』を朝日新聞に2017年4月26日から6月29日まで47回にわたって連載されました。その記事をもとに、2月『96歳 元海軍兵の「遺言」』という本を出版されました。

『96歳 元海軍兵の「遺言」』の本の「あとがき」に、下地毅記者は次のように書かれています。
・・・「『なにをしたのか』をかえりみない社会は『なにをしているのか』も『なにをしようとしているのか』も見うしなう」と。この文に共感します。

「社会」を「教育」に置きかえれば、そのまま、「君が代」不起立した私の思いにつながります。 
「日の丸」「君が代」の下、天皇制教育を率先垂範して推し進めた戦前・戦中の教師(と文部省)は、教え子を侵略戦争の戦場に送り出し無惨な死に至らしめました。
このことを省みるならば、また、「なにをしているのか」も「なにをしようとしているのか」も見失わないためには、職務命令を出されても、「君が代」で起立斉唱することはできず、座らざるをえなかったのです。 

また、下地毅記者は、この「あとがき」で現状の朝日新聞を痛烈に批判されています。
・・・「いまの『朝日新聞』からは(戦争につながる)『芽』を見つけだす能力が失われた」。
「はてしなく現状に心身をすり寄せる。大勢に同化・同調し、適応・適合し、順応・順守し、応化・即応し、千代に八千代に服従する」と。自らが属する朝日新聞のこの批判の中に、私は権力に抗して真実を伝えるメディアの役割を貫こうとする下地記者の気概と信念を感じます。また、ここに朝日新聞の希望を感じます。

下地記者の講演から教育とメディアのもっている歴史的役割を知り、今、何をすべきかを考えたいと思います。都合がつきましたら、ぜひ、ご参加下さい。

【第3回】【第4回】の2018年【グループZAZA・連続講座】もご予定下さい。

【第3回】【第4回】は、朝日新聞・中村尚徳記者の講演です。

中村尚徳記者は『反骨の記録』を朝日新聞夕刊に
2016年4月19日から6月24日まで42回にわたって連載されました。中江兆民、与謝野晶子、幸徳秋水、大石誠之助、宮武外骨、黒島伝治ら侵略戦争に反対した闘いを知らせ復権するものでした。『反骨』の闘いの歴史から学び、安倍政権の憲法改悪・再びの戦争に対してNOをつきつける闘いの道を考えたいと思います。

【第3回】9月9日(日)2時~ エル大阪・606号室 演題は、「なぜ『反骨』を書くのか、その今日的意義を考える

【第4回】10月8日(月)2時~ エル大阪・南734号室演題は、「『反骨の記録』から考える憲法問題―改憲に抗うために」

グループZA ZA連続講座報告記

2018-04-24 20:46:21 | グループZAZA活動報告
2018年☆ ZA ZA連続講座について山田肇さんからのお礼と報告です。


4月22日は2018年グループZAZA連続講座、「メディアの現場からー歴史をふり返り今を考える」の1回目・下地毅(朝日新聞記者)の講演会にご参加いただいた方々、ありがとうございました。

昨日教えてもらったのですが、4月28日(土)2時から、「新聞うずみ火」の矢野さんの司会で瀧本邦慶さんと下地毅記者との対談が福島区民センターであります。都合がつく方はご参加下さい。

下地さんの講演の報告です・・・

97歳の元・海軍兵、瀧本邦慶さんの取材を始めようと思ったのは、2016年に「もう語り部をやめる」と「新聞うずみ火」で話されていたのに衝撃を受けたからだ。そう瀧本さんに言わせる背景に何があるのか、誰に責任があるのかを追及したいと思った。

また、新聞記者として何を取材し、報道するか毎日価値判断をしている。報道の縦軸は歴史性であり、横軸は社会性・・・豊かな民主主義を築くための広がりということ。いつもそれを意識しているわけではないが・・・。

沖縄出身という自らの体験をふまえた話、沖縄戦の取材の話、また、「南京事件」と表記させられる社内の現状
憲法13条の「不断の努力」の必要を思う等々のお話もありました。

メディアの現場で真実を伝えようと日々、苦闘されている本音のお話を聞くことができました。そういう苦闘のお話の中から発せられた「出世を考えなくなったら、空が青く見えた!」という言葉には心をうたれました。名言!でした。真実を伝える記者としての仕事をまっとうしようという気持ちだと理解しました。

この下地さんの「空が青く見えた」という爽快な言葉は、職務命令を出された卒業式の「君が代」で座ったあとの晴れ晴れとした私の気持ちを思い起こさせてくれました。

「残雪が北へ北へと飛び去っていくのを、晴れ晴れとした顔つきで見守っていた」大造じいさん、
「おれたちは、また、堂々と戦おうじゃないか」と残雪によびかける大造じいさん(椋鳩十)のような晴れ晴れとした気持ちです。

2018年グループZAZA連続講座の2回目も下地毅記者の講演会です。ご参加をよろしくお願いします。

6月3日(日)2時~ エル大阪・視聴覚室 『報道の縦軸と横軸の現在』


瀧本邦慶さんへの取材で考えたことー報道の縦軸と横軸

2018-04-22 08:21:57 | グループZAZA活動報告
本日(4月22日)です!ご都合がうけばどうかいらしてください!

2018年【グループZAZA・連続講座】第1回

メディアの現場からー歴史をふり返り、今を考える

瀧本邦慶さんへの取材で考えたことー報道の縦軸と横軸

朝日新聞 下地毅記者



◆ 4月22日(日) 午後2時

◆ エルおおさか・南734号室