「君が代」調教NO!松田処分取消裁判原告の松田幹雄さんからのアピールです。
私の裁判では、これまでの闘いの積み上げとその成果をいろいろ活用させてもらいました。特に、国際法(子どもの権利条約、国際人権自由権規約、教員の地位勧告)の分野や、儀式の歴史に関する部分についてです。その中で、判決を前に、自由権規約委員会の総括所見が公表されたので、それを最大限活かして、判決への注目を集めたいと思っています。注目とご支援をよろしくお願いします。
報道各社のみなさまへ
「君が代」調教NO!松田処分取消裁判原告の松田幹雄です。
2020年12月に大阪地裁に提訴した「君が代」不起立処分の取り消しを求めた裁判の一審判決(11月28日)の日が近づいてきました。
8月22日の原告(私)の証人尋問をもって裁判は結審したのですが、10月28日には、これまで主張してきたことを総括した原告第8準備書面を提出しました。
「君が代」調教NO!裁判11.28判決に向け第8準備書面を提出 国連自由権規約委員会第7回日本審査総括所見に注目を! | 教職員なかまユニオン (nakama-kyoiku.com)
また、国連の国際人権自由権規約委員会が8年ぶりに日本政府報告の審査(第7回)を行い、11月3日、総括所見を公表したことから、その内容を裁判所に伝える原告第9(最終)準備書面を11月7日に提出しました。
国連自由権規約委員会が第7回日本審査で総括所見を採択 第9(最終)準備書面として裁判所に情報提供しました | 教職員なかまユニオン (nakama-kyoiku.com)
この第7回日本審査に関する総括所見パラグラフ38、39は、日本の「君が代」強制や不起立処分の現状をはっきりと批判したものです。内容的には、私の懲戒処分取り消しを求めるものであり、また、処分の根拠ととなっている大阪市国旗国歌条例の廃止を求めるものであると言えます。
11月28日の大阪地裁判決は、国連(国際社会)も注目する中での判決となります。ぜひ、注目、報道をお願いします。
「君が代」調教NO!松田処分取消裁判大阪地裁判決言い渡し
2022年11月28日(月)13:10 大阪地裁809号法廷
【参考】
※関係ブログ・ホームページ(「自由権規約委員会 総括所見 君が代調教NO!裁判」で検索)には以下のページもあります。
◆思想・良心の自由の保障にかかわって、自由権規約18条を判決の判断根拠にするかどうかをめぐる原告・被告の主張(書面)のまとめページ
◆裁判関係の全書面を見ることができるページ
※「君が代」調教NO!松田処分取消裁判についてのビラ3種を参考にしてください。
★「『君が代』強制は子どもたちの人権を侵害!」ビラ
bira20220914.pdf (wordpress.com)
★「『君が代』起立・斉唱ができなかった教員は懲戒処分…?」ビラ
bira20221012.pdf (wordpress.com)
★「国連が日本政府を痛烈批判!」ビラ(添付)
※松田幹雄連絡先:090-1138-5776 matsuda.f.1208@gmail.com
以上
なお、自由権規約委員会第7回日本審査にかかわる総括所見についてのいくつかの情報は以下です。
★公表された総括所見の原文(英文)
★パラ38、39の日本語訳
◆ CCPR/C/JPN/CO/7「思想・良心・宗教の自由及び表現の自由」 - パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ (goo.ne.jp)
★パラ38、39の意義
国連人権委員会、学校行事における「日の丸・君が代」強制に是正勧告! | ちきゅう座 (chikyuza.net)
★総括所見全体の評価
★ 表現の自由と開かれた情報のためのNGO連合(NCFOJ)声明 - パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ (goo.ne.jp)
★「表現の自由と開かれた情報のためのNGO連合(NCFOJ)」国会内記者会見映像(2022年11月11日)
(127) 記者会見「国連自由権規約委員会による日本政府への勧告をめぐりNCFOJが見解を表明」「恣意的拘禁ネットワーク(NAAD)」 - YouTube