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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

あまりにも恥知らずな中原パワハラ教育長③

2015-03-08 20:14:48 | 2014.5.17集会

報告書を読むと、頭がくらくらして来ます。なにこれ?!まるでイジメそのものやん。恥ずかしすぎる!こんなんが教育長で子どものイジメがどうこう言われへんで!

 

大阪府議会では、中原教育長のパワハラ発言について辞職を要求する声が強まっていますが、中原教育長や松井知事は、いまだに続投の姿勢です。しかし、このようなパワハラ発言が許されてもいいのでしょうか。第三者委員会の調査報告書から中原教育長のパワハラを明らかにします。

Cさんの事例からは、中原教育長が自分の方針に疑問を呈する職員に対して人権侵害発言で押さえつけよつする姿勢が鮮明に出ています。第三者委員会も「人権侵害ともいうべき発言」「精神的攻撃という点でパワーハラスメントとして違法と評価しうる行為」と認定しています。この事実だけからでも中原教育長は辞任すべきです。

<大阪府教委職員Cさんへのヒアリング内容(調査報告書からの引用)>

【認定した事実】
(1)平成25年5月の発言(以下(1)の発言という。)
平成25年5月2日,関係部署総勢約20名が同席し,教育長に対し教職員の人事評価制度について各担当部署から懸案事項の説明(協議が主たる目的ではない。)を行う場において,教育長は,教職員の評価は相対評価であるべきであるとの考えのもと,絶対評価による運用の説明をしようとするC氏との間で,下記の趣旨のやりとりがなされた。



C氏 「相対評価については,職員は誰も適切であるとは思っていません。」
教育長 「職員は思っていないということだけど,ここにいる皆さんに聞いたんですか。」
C氏 「聞いていません。」
教育長 「今,笑ったでしょう。」
C氏 「笑っていません。」
教育長 「いいや笑った。失礼じゃないですか。そもそも皆さんに聞いていないなら何故わかるんですか。〇〇(C氏の役職)とはそんなに偉いんですか。〇〇(C氏の役職)が望んでいないといえば,皆が望んでいないと言うことになるんですか。そんなことを言う人と話はできませんよ。信用できない。信用できない人と,腹を割った話などできません。
話をつけましょう。」
(教育長は,C氏に部屋から出るよう指示し,2人で退出する。数分後戻る。)
説明の場に戻った後しばらく別のやりとりの後に,教育長 「(絶対評価について)そんな説明では,維新の議員は納得しないですよ。僕は,議会で質問があったら,僕は説明できないからと言うことで,全部C〇〇(役職)に振りますよ。C〇〇(C氏の役職),全部答えてくださいよ。」



【第三者委員会の評価】
「(絶対評価について)そんな説明では,維新の議員は納得しないですよ。僕は,議会で質問があったら,僕は説明できないからと言うことで,全部C〇〇(役職)に振りますよ。C〇〇(C氏の役職),全部答えてくださいよ。」との発言は,教育長の意に沿わない発言をすると議会において教育長が答弁をせずに当該部下にさせるかのような発言であり,部下の自由な意見表明を妨げる行為として不適切である。


【認定した事実】
(2)平成25年7月の発言(以下、(2)の発言という。)
平成25年7月17日,関係者7~8名が出席した会議で,府立高校校長の公募面接の場
面をビデオ録画することの是非について議論がなされた。教育長は,部下が面接した際に本来候補者として残すべき民間人を不合格としているのではないかとの疑念を払拭するために,教育長自身が全員と面接する代替手段として,面接の状況を録画し,教育長が確認できる方法を提案していたことに対して,C氏が録画する場合のリスク(応募者に対する説明及び承諾の取付け等)を説明したところ,教育長は,C氏に対して,「あなたは事なかれなんですよ。結局,もめごとにならないように,自分の出世を考えているんですよ。」と発言し,C氏が「そんなことはないです。」と否定したのに対し,さらに,「それが嘘なんですよ。出世のことを考えないわけないじゃないですか。じゃあ,明日から乙さんの部下の○○(役職を示す。)になってもいいんですか。そんな嘘をついているから信用されないんですよ。Cさんが本音で語らないのなら,僕もCさんにはそのように対応しますよ。のらりくらり言って,最後にバシャッと梯子を外しますよ。プロレスで言えば,『ノーノーノー』と言いながら,見えないところで凶器を持って攻撃しますよ。あらゆる手段を使�
$C$F$M!#!W$H$$$&<q;]$NH/8@$r$7$?!#

【第三者委員会の評価】
発言の内,「それが嘘なんですよ。出世のことを考えないわけないじゃないですか。じゃあ,明日から乙さんの部下の○○(役職を示す。)になってもいいんですか。」との発言は,全く出世を考えていないはずはないからC氏は嘘をついていると決めつけた上で,全く出世を考えていないというのなら降格してもいいのかと,降格を示唆する趣旨の発言と言わざるをえず,加えて,その後の「のらりくらり言って,最後にバシャッと梯子を外しますよ。プロレスで言えば,『ノーノーノー』と言いながら,見えないところで凶器を持って攻撃しますよ。あらゆる手段を使ってね。」との発言も,部下に対し,表向きは何事もないかのように振る舞いながら,最後に梯子を外したり,隠れて攻撃するという趣旨のものであって,事務局の最上位にある教育長の発言として極めて不適切な発言と言わねばならない。


【認定した事実】
(3)平成25年8月の発言(以下、(3)の発言という。)
平成25年8月28日,教員の評価制度及び勤勉手当制度の見直し等についての関係者約10名が出席した協議の場で,教育長が,現在の評価分布があまりにも上位評価に傾いており,下位評価者が殆どいないことについての問題意識の下に,協議参加者の何人かに対し,今の評価分布についてどのように考えているかを問いかけ,その上で,C氏に対し,「丙さんは,現場を見てきた印象で(今の評価分布では下位評価者の割合が)低すぎると言っている。丁さんは,あるべき比率は自分としてはわからないが低すぎると言っている。戊さんは,指導力不足教員の数から見て低すぎると言っている。でも,Cさんは現状が低いことについて根拠がないといっているにもかかわらず0.001%もありえると言っている。全く理解できませんね。むちゃくちゃじゃないですか。精神構造の鑑定を受けないといけませんよ。教委の幹部がこんなことではどうしようもないですよ。」との趣旨の発言をなし,その発言に対して,同席職員が,「精神構造の鑑定を受けないといけない」とは不適切ではないかと指摘したにもかかわらず,「どこがおかしいのか。」と言って発言を撤回しなかった。

【第三者委員会の評価】
「精神構造の鑑定」ないし「精神鑑定」なる言葉の意味は,精神疾患等により事理弁識能力がないおそれがある場合の専門家による診断・評価ということであり,教育長として誤解するはずのない基本的な事項である。したがって,教育長の「精神構造の鑑定を受けないといけませんよ。」との発言は,C氏に対して,上記の程度に深刻な精神の障害があるのではないかと告げていることに等しく,教育長の職責において極めて不適切な発言であるのみならず,C氏に対する人権侵害ともいうべき発言で,かつ,精神的攻撃という点でパワーハラスメントとして違法と評価しうる行為である。

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速報:中原大阪府教育長に対し第三者機関の調査実施決定!

2014-11-08 08:04:39 | 2014.5.17集会

昨日(11月7日)の臨時大阪府教育委員会会議において、中原教育長のパワハラ発言に加え、府教委運営全般についても調査の対象とする第三者機関設置へ。私たちがこれまでに告発して来た内容も含め調査されることになりました。

以下、京都新聞より

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141107000177

教育長のパワハラ調査へ
第三者実施、大阪府教委

 大阪府教育委員会の臨時会議に出席する中原徹教育長(左端)と立川さおり委員(右端)=7日夜、大阪府庁
 大阪府教育委員会の臨時会議に出席する中原徹教育長(左端)と立川さおり委員(右端)=7日夜、大阪府庁

 大阪府教育委員会は7日、中原徹教育長が教育委員に対して高圧的な発言をした問題に関し府庁で臨時会議を開いた。陰山英男委員長が「信頼の基盤が崩壊している」として第三者に発言内容などの事実関係を調査してもらうべきだと提案、実施することが決まった。

 5人の委員全員が出席。うち当事者の中原氏と立川さおり委員は陰山氏の要請に応じて冒頭で退席した。残る3人で陰山氏の提案について協議し、「事実を確定させることが大事だ」などの意見が出た。中原氏の府教委運営全般についても調査の対象とする。(共同通信)

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都教委へ要請書!その14

2014-10-08 14:28:28 | 2014.5.17集会

 (12)日本国憲法の解釈改憲による集団的自衛権行使の容認の閣議決定がなされた71日、全国の高校生に自衛隊募集の「君の決意が国の力に!」の大見出しのパンフレットが送られ、戦車の写真には「平和を、仕事にする」と書かれている。日本全国各地156陸上自衛隊駐屯地で、「総合的学習」としての「職場体験学習」が小中学生に頻繁に行われ、その数は2000年より現在まで累計1万件を超える。戦車や戦闘機に乗り銃を持つ体験、隊員と格闘してゴム製のナイフで殺害する体験も行われている。

 

東京都では、教育現場に「銃剣道」が浸透し、銃剣道を普及させるために高校生も出場させられている。競技での突く場所は喉と左胸(心臓)、命にかかわる部位である。半強制の「宿泊防災訓練」に名を借りた自衛隊体験入隊は、20137月、東京都立田無工業高校が朝霞駐屯地で実施したことに始まり、20142月、同校が東京スポーツ文化館で実施した際には、迷彩服を着た自衛隊員が生徒たちの前に姿を現した。都教委から16人が参加している。都教委は経費2362720円支払い、領収書には「生徒食事代」と計上している。東京都教委は2014年度予算として、8300万円の「防災訓練費」を大幅増額計上した。

 

  2014年度、東京都立大島高校が、1126日(水)~28日(金)、神奈川県横須賀の自衛隊武山駐屯地で「防災訓練」を予定している。自衛隊連携で防災訓練を実施する学校も多数あり、また、特別支援学校も2014年から「宿泊防災訓練」(学校で)を行っている。

 

また、東京都立高校では、2013年度の『防災教育推進校実施に関するガイドライン』により「防災活動支援隊」の組織化が進められている。「支援隊」は、都立高校生徒会やクラス代表などで結成し、自校の災害時の生徒リーダーになることが要請されている。これは、日常的な「生徒組織による指揮命令の確立」であり、「支援隊」は地域での防災活動のリーダーを期待され、東京都教育委員会の金子指導部長は「(災害派遣の)活動は、防衛の際にも求められ、自衛隊の所掌事務である防衛に含まれる」と、「戦争」を前提とした組織であることを述べている。

  

東京都教育委員会は、このように、政府の集団的自衛権の行使容認を前提に、戦争準備体制の強化と軍国主義教育の開始とが密接に結びついた事実を積み重ねているのである。

 

日本の戦前の教育は国家が教育を全面支配し、学校が、「教育勅語」に基づく教育によって、忠君愛国の精神で天皇のために命を捧げる「少国民」を育成する場として、子どもたちと人々を侵略戦争に動員する上で決定的な役割を果たしたことを、歴史的事実としてだけでなく、現在の話として想起しなければならない。「教室から戦争は始まる」のだ。

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都教委へ要請書!その2

2014-10-08 11:04:47 | 2014.5.17集会

 私たちは、東京都教育委員会が、来る1017日に予定している人権侵害の「東京都教職員研修センター」における「服務事故再発防止研修」を即時中止すること、そして、自分で考えずに指示に従う子どもや教職員にすることに繋がる「君が代」処分と「服務事故再発防止研修」の中止を強く求める要請書を、10月8日付で都教委に送りました。

2013年度卒業式・2014年度入学式ともに「君が代」不起立をし、減給1ヶ月処分を受けた田中聡史さん(板橋特別支援学校教員)に対しては、4月に始まり1017日まで25回にも及ぶ「服務事故再発防止研修」を強行しています。このような「研修」は、田中聡史さんのみならず、井黒豊さん、STさん、SAさんに対しても同様に行ってきた。その度に、田中さん・井黒さんたちは、日本国憲法で保障された思想及び良心の自由・表現の自由・教育の自由を侵害されて、「反省」を求められているということに他なりません。

 

自らの歴史観ないし世界観および教育的信念に基づく不起立者に対して、その行為を禁止したり反省を迫ったり変更を強いるような研修は、思想転向強要の実質を有する憲法違反の人権侵害です。自らの歴史観ないし世界観および教育的信念に基づく不起立者に対して、その行為を禁止したり反省を迫ったり変更を強いるような研修は、思想転向強要の実質を有する憲法違反の人権侵害以外のなにものでもありません。

 

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卒業生が人権救済申し立て「理解してくれる先生が奪われる…」

2014-07-03 00:57:37 | 2014.5.17集会
「君が代」強制条例により職務命令が発出され教員が処分される、それが生徒にとってどのような問題であるか、なかなか伝わってきません。それに対してはっきりと異議を申し立てた卒業生がいます。ぜひ、彼女の声を聞いてください。

7月3日のMBS放送Voiceで卒業生の人権救済が取り上げられました。下記サイトで動画を観ることができます。
 
 

 大阪府立高校の卒業式で君が代を起立斉唱しなかった卒業生が、起立せずに処分を受けた教諭ら4人とともに、大阪弁護士会に人権救済を申し立てました。

 今年3月に卒業し、現在は大学生の木村日々希さん(18)は卒業式の朝、「国歌斉唱を強制する条例はおかしい」とビラで訴えた後、生徒の中でたった1人、君が代を歌わずに着席しました。

 「国を愛することを強制するのは、なんか違うなと思って… 私のことわかってくれる先生が罰を受けたりするのが悔しくてイヤ(涙)」(木村日々希さん)

 木村さんは卒業式の前日、校長から起立したまま国歌斉唱するように言われ、「一方的な観念を植えつける教育だった」としています。

 「私は『君が代』について不起立を貫き通したいと思っている、少数側の立場なので。その小数を理解してくれる先生が奪われるのはとてもつらい」(木村日々希さん)

 大阪弁護士会は今後、人権侵害があったかどうか調査します。
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