本年のZAZA連続講座を引き受けてくださった丁章さんは、さる3月ハワイ大学に招聘され講演をされました!
丁章さんは、今年3月21日から23日にかけてハワイ大学マノア校で開催された東アジアのディアスポラ、植民地主義、文化創造に関するシンポジウム「Empires in Motion(うごめいている帝国-日帝の陰における人間移動と文化創造)」に、「在日コリアン現代文学の主要な一人」の特別ゲストスピーカーとして招聘され、「無国籍在日サラムの想いを語り詩う」と題して講演されました。
このたび丁さんを招聘した同大学の東アジア言語文学部准教授のアンドレ・ヘイグさんは、『朝鮮籍とは何か』(李里花編 明石書店)に収録された丁さんの著作「なぜ無国籍の『朝鮮』籍を生きるのか?」に感銘を受け、無国籍者であるがゆえにアメリカのビザ取得と渡航が困難な丁さんに、国籍・国境の壁を突破して、ぜひともハワイに来てもらいたいとおもったからとのことです。このたび丁さんは見事にその壁を突破して、ハワイでの講演を果たしました。
シンポジウムの丁章さんの紹介ページ→ https://empiresinmotion.com/zhongzhang/
画像は、最終日に訪れた東海岸のカイルア・ビーチで撮影されたものです。