子どもの「教育への権利」を!大阪教育研究会カフェの呼びかけです。
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全国学力テストの学校別成績の公表!チャレンジテストの内申書への反映!
学校選択制の拡大と小中学校の統廃合!定員割れ府立高校の廃校!
これでいいの!橋下教育改革の8年
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■日時 9月11日(日) 14:00~ (開場13:30)
■場所 阿倍野市民学習センター アトリエ
地下鉄谷町線「阿倍野」駅下車、あべのベルタ3階
■参加費:300円
■呼びかけ
橋下・維新の教育改革が始まって8年。橋下知事(当時)は、首長の教育権限を強め教育条例を成立させた上で教育委員を次々に入れ替え、上からの教育支配を強めてきました。その根底にあるものは、教育的なものではなく市場原理でした。大阪市では、全国学力テストの学校別成績を公表し、学校選択制の指標としてきました。小中学校は、選ばれる学校と選ばれない学校に分けられ、統廃合が急速に進み始めています。今年度、中学1年生から実施するチャレンジテストの結果を内申書に反映させるようになり、事実上、中1から高校受験が始まっています。
高校では、学区の廃止と私学の無償化によって、学校間競争が激化しています。グローバルリーダーズハイスクールを10校指定し、予算や教育内容を他の府立高校とは差別化を図り、露骨なエリート高校を作りました。他方では、3年連続で定員割れを起こした府立高校は、廃校に追い込まれています。
大阪の教育は、子どもたちも学校もきわめて厳しい競争にさらされています。テストの点数では評価されにくい子どもたち、障がいのある子どもたちが追い詰められていっています。このような競争と自己責任の教育によって、全ての子どもたちの「教育への権利」は保障されるのでしょうか。
学習会では、ビデオを観ながら橋下維新の8年間の教育改革を考えていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
子どもに「教育への権利」を!大阪教育研究会