お待たせしました!第二弾は先ほどフランスから届きました。
「ピースボート日記」 その2
ピースボート(PB)は4月30日にコロンボに寄港しました。私は、「『光り輝く島(スリランカの意味)』の子どもたち」というオプショナルツアー(OT)に参加して、内戦や天災によって保護者を失った子どもたちの施設で交流会をしました。今回のPBのOTは世界遺産などの観光が多いのですが、このような世界各地の人々との交流も魅力なのです。
コロンボを出ると、10日間のアラビア海横断。その間は、船内のイベントが目白押しで、乗船者もPBスタッフとともに実行委員会を作って企画・運営に携わっています。私は、5月2日に開催された「芸達者祭」の実行委員になるとともに、60~70歳代の4人で結成したバンド「ラブ&ピースボート114」で森田公一とトップギャランの「青春時代」を披露しました。乗客約1400人のうち20~30代は1割程度で、圧倒的に高齢者が多いので1970年代のフォークやポップスはとても受けがいいのです。
乗客による自主企画も始まりました。5月2日には、20歳の若者が発起人になって、「憲法記念日を前にして、憲法と私たちの未来の平和を考えようよ」という企画が実現しました。PBスタッフの野平晋作さん、乗客の木村利人さん(フィリピンでの体験をもとに「幸せなら手をたたこう」を作詞された方)もパネラーとして招いて、憲法9条の意味と自民党改憲案などについて議論しました。参加者の発言も相次ぎ、5月8日に実施された「ノーモア沖縄戦命ど宝の会」与那覇恵子さんの自主企画「戦争前夜の日本 前線にされる沖縄から」に繋がっていきました。私も「君が代」処分と組合活動と音楽活動を紹介する「被爆二世として生きる」の企画を5月24日に実施しました。
5月11日、スエズ運河を抜けてエジプトのポートサイドに寄港。その後、地中海を西進し、ギリシアのサントリーニ島とピレウス、イタリアのサルディーニャ島、スペインのタラゴナなど、風光明媚な寄港地での観光も楽しんでします。その辺の報告はフェイスブックで発信していますので、機会があればのぞいてみてください。
まっすん
(写真は、5月24日の自主企画の様子)