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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「君が代」裁判への傍聴支援をよろしく!

2016-09-11 22:54:25 | 裁判

直前の案内で恐縮ですが、明日の「君が代」裁判への傍聴支援をよろしくお願いします。

佐藤さん戒告取処分り消し訴訟第2回口頭弁論

◆9月12日(月)10時~

◆大阪地裁809号法廷

なお、報告会は法廷後、弁護士会館902号室で行います。準備書面も配布予定です。
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米アメフト選手の国歌斉唱拒否と根津公子さん

2016-09-07 11:16:11 | 渡部通信

今、アメリカで起こった国歌不起立について、国際的なニュースになっています。国家と個人の問題を考える上で、オバマ大統領を初めとするアメリカの世論の在り方はひじょうに興味深いものがあります。

それに比して、国歌起立斉唱の強制が大阪や東京の公立学校に対して、公然と行われているにもかかわらず、それが人権侵害であるという声は、日本では、まだまだ乏しいような気がします。

憲法上で保障された人権の問題として、今一度「君が代」強制の問題も考えてみる必要がありそうです。

「渡部通信」を掲載します。

アメリカンフットボールのコリン・キャパニック選手(28)が8月26日に行われたプレシーズンマッチで試合前の国歌斉唱でベンチに座ったまま立ち上がらず、起立を拒否しました。

このことに対し、一方では多くの批判が出ているようですが、他方では彼を支持する声も多数出ているようです。これについて、詳しくは以下をご覧ください。

<「選手生命を絶たれてもいい」
  米アメフト選手が国歌を歌わなかった理由 が深い>
spotlight-media.jp/article/322174672729394863

この中では、意外にも米軍人たちが彼を支持し、
 「Twitterでハッシュタグ「#キャパニックを支持する軍人たち(#VeteransForKaepernick)」 を作られたマーカス・ニューサムさんは、2000〜2011年までの11年間、陸軍で従軍していた元軍人の方です。
 キャパニック選手の行動が 「国の為に命を懸けるアメリカ軍の人たちに対して失礼だ」
 という批判的な意見に対して抗議をしたかったためハッシュタグを作られました。」
という事も紹介されており、「賛同する軍人であふれかえった」ということです。

また、彼の所属するフォーティナイナーズは、 「宗教や表現の自由をうたう米国の精神に基づき、 個人が国歌演奏に参加するかしないか選択する権利を認める」 と同選手の決断を尊重するとの声明を発表した。
 NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は声明で、演奏中に選手たちが起立することを奨励するが強制ではないと指摘した。ことも紹介されております。

さらに、米国憲法で「言動の自由」に関して規定されている条例も紹介されています。
 修正第1条 (信教・言論・出版・集会の自由、請願権)
 合衆国議会は、国教を樹立、または宗教上の行為を自由に行なうことを禁止する法律、
言論または報道の自由を制限する法律、ならびに、市民が平穏に集会しまた苦情の処理 を求めて政府に対し請願する権利を侵害する法律を制定してはならない。

なお、大統領選に出ているトランプ氏は、「他の国に行ってプレーしろ」とも言っていますが、
彼の2人の同僚もその後彼に共鳴し起立を拒否したようです。

ところで、「ひのきみ全国ネット」<首都圏>では、今年1月30日、イギリス人のアレックス・マーシャルが書いた 『共和か死か!~世界国歌の旅』(2015年)という本
 (「共和か死か!というのは、この本の最後に紹介されているパラグアイ国歌の題名です)
から日本部分を訳したパンフレット(頒価300円)を出しました。

そこには、日本における「君が代」強制反対闘争が紹介されており、その中で、根津公子さんの闘いが詳しく紹介されていました。

そのアレックスから最近、根津さんへのインタビューの手配をしてくれたレイバーネットの松原さんに手紙が来ました。その一部を以下に紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
I don't know if you've heard, but in the USA right now, an American
football player, Colin Kaepernick, is getting a lot of attention for
refusing to stand for the US anthem in a similar way to Kimiko.
(あなたが聞いているかどうか知りませんが、
アメリカで今、アメリカンフットボールのコリン・キャパニック選手が、
公子と同じように、アメリカの国歌に起立することを拒んで、大きな注目を浴びています。)

He ismaking a protest about race relations in the US.
(彼はアメリカにおける人種関係で抗議しています。)

I am trying to write an article about anthem protests around the world to
coincide with it and want to include Kimiko and the Japanese teachers
stories in it.
(私は、世界中でそれと同時に起きている国歌への抗議について、公子や日本の教員たちの物語を含めて、論説を書こうとしています。)

However, I was wondering if you could help with two
questions:
(しかし、私はあなたが二つの質問に助けてくれるか自問しています。)

1) What has happened to Kimiko lately? Has she been in court again?
( 1)最近公子に何が起きていますか?彼女は再び裁判で争っていますか?)

2) Has Kimiko heard of the Colin Kaepernick story and does she have any
comment on it?
( 2)公子は コリン・キャパニック選手のことを聞いていますか。そして、それについて何かコメントしていますか?)

Would you be able to help me with those questions? I realise you would
have to contact Kimiko, but I'd be extremely grateful if you could.
(あなたは、これらの質問について手伝ってもらえませんか?あなたは、公子と連絡がとれると思います。それが出来れば大変うれしいです。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これに対し、根津さんは返事を書くと言っています。

アレックスがどのような論説を書いてくれるか楽しみです。
(なお、私たちが作ったパンフレットはアレックスに届いています。)

(追)
昨日(9月6日)「戦争させない杉並1000人委員会」では
久我山駅頭で12:00~13:00に
 ≪戦争法廃止!9・19国会正門前行動≫
の宣伝活動を6人で行いました。
その際、オリンピック教育批判のビラ『オリンピックってなんだ!』
も一緒にまいてもらいました。
今回は意外と受け取りがよく約100枚がまけました。
次回は9月13日高井戸駅前です。

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これでいいの!橋下教育改革の8年

2016-09-05 21:54:02 | 集会案内

子どもの「教育への権利」を!大阪教育研究会カフェの呼びかけです。

*******************************
全国学力テストの学校別成績の公表!チャレンジテストの内申書への反映!
学校選択制の拡大と小中学校の統廃合!定員割れ府立高校の廃校!
      これでいいの!橋下教育改革の8年
*******************************

■日時 9月11日(日) 14:00~ (開場13:30)

■場所 阿倍野市民学習センター アトリエ
   地下鉄谷町線「阿倍野」駅下車、あべのベルタ3階

■参加費:300円                          

■呼びかけ
 橋下・維新の教育改革が始まって8年。橋下知事(当時)は、首長の教育権限を強め教育条例を成立させた上で教育委員を次々に入れ替え、上からの教育支配を強めてきました。その根底にあるものは、教育的なものではなく市場原理でした。大阪市では、全国学力テストの学校別成績を公表し、学校選択制の指標としてきました。小中学校は、選ばれる学校と選ばれない学校に分けられ、統廃合が急速に進み始めています。今年度、中学1年生から実施するチャレンジテストの結果を内申書に反映させるようになり、事実上、中1から高校受験が始まっています。

 高校では、学区の廃止と私学の無償化によって、学校間競争が激化しています。グローバルリーダーズハイスクールを10校指定し、予算や教育内容を他の府立高校とは差別化を図り、露骨なエリート高校を作りました。他方では、3年連続で定員割れを起こした府立高校は、廃校に追い込まれています。

 大阪の教育は、子どもたちも学校もきわめて厳しい競争にさらされています。テストの点数では評価されにくい子どもたち、障がいのある子どもたちが追い詰められていっています。このような競争と自己責任の教育によって、全ての子どもたちの「教育への権利」は保障されるのでしょうか。

 学習会では、ビデオを観ながら橋下維新の8年間の教育改革を考えていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

    子どもに「教育への権利」を!大阪教育研究会




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