48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

大正村クロスカントリーで放屁した空手オヤジ

2014年03月20日 07時42分15秒 | 仮装マラソン大会
3月16日 日本大正村クロスカントリー その2

今日のブログも一部下ネタがあるので、不愉快な思いをされる方もおられると思いますが、ご勘弁をください。

最初の大正村の街並みを過ぎると・・・いきなりとんでもない坂が始まった。
「何だこりゃあ!」と方々で上がるいかりや長介セリフ(←ドリフの大爆笑世代しかわからないネタ)。
「何じゃこりゃあ!」と方々で上がる松田優作セリフ(←年代を感じるギャグ)。
・・・もうやめよう、このネタ。このブログで何回も使ってる。
とにかくいきなり「前傾姿勢全開!這いつくばり坂!」であったのだ。
いくら舗装されてるとはいえ、こんな道、うちの軽トラは登れんぞー!
またみんなこの坂を歩かずに走るんだよ。
多分普通のマラソン大会なら、歩いてる人続出の坂道です。まだ最初とはいえ誰も歩いていない。この大会、走力のある人しか参加しておりません。凄いです。
ぜいはあぜいはあ!息が苦しい!
と前には仮装された女性の方がおられた!
「こんにちは!写真撮らせてください!」
こんな坂道で写真を撮ってる奴もそうだが、それに対して走りながらポーズをとる人もいる。
アスリートでありながら、仮装もされる女性。凄いです!かっこいい!
今回の撮影で分かった事は・・・坂道で走りながら写真を撮るのはむちゃしんどい!でも女性は絶対に撮らんとあかんのだ(当然です)。

しばらくすると体が温まってきて、汗が出るようになった。息のリズムも整ってきた。
スース―ハー!スースーハー!の単調なリズム。
ここ2ヶ月の坂道トレーニングの成果なのか、息が全然上がらない。むしろ快感になって来ております。
アドレナリン全開。
「坂道気持ちいい!」
バカです。

相変わらずお腹は張ってます。残糞感もあります。ですが幸いな事に、肛門の括約筋は緩んでません。当分は大丈夫みたいです。
写真です。初めての給水所のあたりです。クマもんさんも走っておりますが・・・暑いだろうなあ。
それにしてもこの坂いつまで続くんだろうか?
登ったり下ったりを繰り返しながら、高度が上がってくのがわかる。横を走られる2人組の30代ランナーに、
「すいません、初めてなんですが、坂っていくつあるんですか?」
「大きなもので3つありますよー。最初は4km、次は7km、最後は10kmだったと思います」
「それにしても皆さん速いですね。こんなしんどいレースに出てる人は皆アホですねえ」
「わっはっは!アホですわあ」
とお話しつつ抜かれた(笑)。
言葉で表現すると、
「上がったり下がったり、上がったり上がったり」
距離表示は3kmになったが、今までフラットな所が全然無い。
うちの裏山や、いつも練習する林道室場線~平原の滝のコースに近いです。
「いつもと同じいつもと同じ」
と言い聞かせながら、ぜいぜいはあはあ。
都会のフラットな所しか走った事がないランナーはキツイだろうなあ。
一人急な坂道で歩いてたくらいで、他の方は全員走られてました。

と前の集団にカッコいい方がおられた。
「こんにちは!写真を撮らせてください!」
「それにしてもカッコいいですねー!ぜいぜい。その衣装は汗でくっ付きませんかね!」
「私はもう六十九歳でねー。何か目立つことをしたいと思ってね」
「六十九ですかー!凄いです!ぜいぜい」
坂道でこの受け答え。聞いてる私のほうが息が荒い。凄い69才だ。
全く凄いお年寄りがいるもんです。いやお年寄りと言っては失礼かもしれません。ダンディおじさんです。
この方とは途中まで、抜き突抜かれつのペースでした。

4km付近から下りはじめ、
「やっと一つ目の山を越えたかあ!」
と叫んだら、隣の人が、
「まだ2つあるんですかあ」
と言ったので笑ってしまった。

分岐の手前で、オヤジの横を駆けぬける怒涛のランナー集団がいた。凄い迫力だ。
6マイルの部のトップ集団である。
次々と横を凄い速度で駆け抜ける。
「怖いよー!」
全くこの人達は別次元の人だ。

5km位から登りが多くなってきた。2番目の山越えだ。
御夫婦らしいランナーさんが会話してる、
「いいわねー、自然の中で」
「ホントに最高だー」
普段都会で生活してる方には素晴らしい自然なのだろうが、私にとっては自宅の裏山とそんなに変わらない景色である(→どうせ我が家の周りは、山と畑しかないとこですよ・・・僻みです、W)。
私も自然が大好きな人間なので同感ではあるが、いまいちそこまで有り難がってはいない自分に気がついた。普段の環境の問題かもしれない。
ひいはあひいはあ、と息継ぎをしながら考えた。
そうか、俺ってジョグ歴16年、大会歴10年になるけれど、都市型マラソン大会って全然出たことが無いんだった。いつも東海地方の田舎の大会ばかりだ。
1回でいいから大都市のマラソン大会ってのに出てみたいなあ。
でも似合わんだろうなー。
5kmの時のタイムは、確か35分ぐらいだった気がする。となると、キロ7分ぐらいだから、1時間50分から2時間になるかな。何とかギリギリ完走できそうです。

6kmの2番目の山を越えたあたりから、ランナー達も大分ばらけてきた。集団で走るという事がなくなり、数メートル先に2人、後ろ10メートルに1人・・・という走り易い状況になってきたのだ。
下りである。どんどん下って行く。ついでにお腹も下ってきた(笑)。
残糞感が大きくなり、腹が張ってきたのだ。やばいぞこれは。
どうしよう?どのタイミングで杉林に駆け込もうか?後ろにランナーがいるから、みっともないだろうなあ。
こそこそ杉林に入ると、「あの人ウン〇らしいわよ、ヒソヒソ」となるのもなあ。
いっその事、「もれる~!出そう!」と叫びながら杉林に入ると、受けるかも。
こういう緊急時に「皆に受けるかどうか」を考えてるコイツは、正真正銘のバカである。
なんて気を紛らわせていたら、とうとう来た。
だめだあ!我慢できん!
ぶひっ!ぶひ!ぶぶひっ!ぶぶっ!
「うひゃっひゃ!」
物凄いオナラが出た。放屁である。凄い量だ。思わず笑ってしまった。
後ろのランナーに気づかれなかったか???
10m離れてる後ろのランナーを見る。坂道を登るのに必死で、オナラには気が付いてないみたいだ。
ぶぶっ!ぶぶぶぶー!
オナラ止まんない。出る出る。
ぶぶっ!ぶぶーぶぶー・・・・・・ぷす
やっと止まってくれた。あー、びっくりした。
とここで気がついた。あれほど我慢してたお腹の張りが無くなってるではないか!
ウン〇ではなく、単なる腸のガスだったのかあー!
おお!体が軽い軽い!坂道ガンガン登れるぞー!
しかしオナラしたらスピードアップなんて、俺はキン肉マンか(笑)。
写真は快腸いやちがった快調に飛ばす私です。昨年の各務原シティマラソンでも同じようにウン〇が出ずに、えらい苦労をしたものだが、今回はもっとお笑いになってしまった。

これ以降は絶好調になり、少しずつではあるが登り坂で抜かし始めた。
小さな峠を登り切り、これで終わりかと一息つこうとした景色の先には、山を登って行く九十九折の坂道が・・・いつまで続くんだー。
でも絶好調だ。
3番目の山を登る坂道では、さすがに5人に1人くらい歩き始めました。そういう人もガンガン抜いて行きます。
が悲しい事に下り坂になるとそういう人にまた抜かれるのです。
先日k先生に説明を受けた4スタンス理論では、私は典型的なBタイプで、しかもランニングで言うと登り坂にめっぽう強く、下り坂には弱いのです。今回のレースも、登り坂では抜いて、下り坂では抜かれるばっかりです。なんで皆さん下りでスピード出せるんでしょうね?膝や足首が壊れそうで怖いのですが・・・。

もうそろそろ8kmかなあ。もうちょっと気合を入れるぞ!
「せい!」
ひいはあひいはあ。
「てああああ!」
喧しいオヤジだ。坂道がきつくなると声を出して気合を入れるのだが、周りには迷惑だ。
と思ったら・・・着いた!やっと着いた!
大会コースの最高地点です。近くに監視の役員さんがおり、
「ご苦労さん!ここからは下りだよ!」
ひゃっほー!下りだー!
遅くても下りは嬉しいー!
急坂を転げ落ちるように降りて行き、谷間の農道に入ると緩やかな下りが・・・気持ちいい!むっちゃ走り易い!
そのまま2kmほど降りていくと、係員の方が右折を指示する。
あれ?また山に登ってくんですけど・・・何で?
そうです、コースに詳しい方なら御存知かもしれませんが、最後に中ぐらいの山道があるのです。これがまた傾斜がきつい。
「折れてたまるかー!」
「こんな坂に負けるかー!」

喧しいオッサンである(笑)。回りでくすくす笑いが起こる。
最後の山で3人に1人くらい歩き始めてました。登りが得意な私も足がガクガク。
歩きたい、歩きたい・・・でも意地でも走るぞー!
何とか最高地点まで来て、そこから下り。残り2~3kmか?
足は大丈夫だ。まだ走れる。
集落の横を通ると地元の爺ちゃん婆ちゃんが応援してくれる。
「皆さん美人だから写真撮らせて!」
と言うと爆笑された。
まあお年寄りという事でプライバシー保護の顔隠しはしませんが、皆さん美人です。

下り坂で抜かれつつも、そこからはペースを維持してどんどん進む。大きな工場を過ぎて集落が見えてきた。おおーい!帰って来たぞー!
高校の横を通り過ぎると観客がちらほら。中学の道では子供達がハイタッチしてくれた。嬉しい!
最後にダッシュして2人抜かしてゴール!
そのまま記録証を発行してもらい記録を見ると、1時間36分ジャスト!
1時間50分~2時間という当初の予想より、かなり良いタイムであった。ばんざーい!
サービスのマグカップで水分を補給してると、ゴンゾー先生にお会いした。
「先生!どうでした?」
「1時間10分ですよー!残念」
何が残念ですか、凄い記録ではないですか。
「いやー今回は真面目に走ったので」
いつもは手を抜いてるのかい!という突っ込みは無しで(笑)。
横で嫁が1時間10分というゴンゾー先生の記録を聞いて、目を白黒させておりました。
嫁は
「温泉のペアチケットが当たった!」
と喜んでおりましたので、帰りに串原の「せせらぎの湯」というスパ施設に寄って行こうと思います。
帰りにゴール近くを通りかかると、子供達の大声援が起こってた。
「クマもんー!」
「クマもんクマもん!」
クマもんさんが帰ってきたー!凄いぞクマもんさん!
やはり本日の主役はこの人であった!

帰りは温泉に寄りそこで飯も食って、豊田へ山越えして帰った。豊田と岡崎で渋滞にはまったが、夕方には家に着いた。
ゴンゾー先生も言われていたのですが、このコースむっちゃ楽しかったです。参加されてる方もマゾヒスト集団ばかりなので(笑)、レベルの高い事高い事。
今回は減量(4.5kg)と坂道練習が功を奏して、予想以上の記録となりました。

さて次のレースは、4月中旬の静岡県での「掛川新茶マラソン」である。12月の「袋井クラウンメロンマラソン」以来、4ヶ月ぶりのフルマラソン。
その2週間後の4月下旬には、「知多半島一周ウルトラ遠足」で、70kmのウルトラマラソンにエントリーしてます。
明日以降は、練習コースを山から平地へ変えて、長時間走に切り替えて練習します。
その間に柔道の月次試験2回、空手の昇段試験1回と十人組手。相変わらず忙しいです。
70kmのウルトラマラソンは、本日と同じく空手着で出る予定です(空手着でないと体力がもたん)。
が問題はフル42kmの掛川新茶マラソン。この時期は目が回るように忙しいので、複雑な新作を用意する余裕がありません。
かといって、既存のもの「サラリーマン」「侍」では、4月は暑すぎてダメ。
家にあるもので工夫して、何とか考えようと思ってます。
さてさてどんな仮装にしようかな?

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コメント (12)
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