48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

学科試験・形試験の詳細です

2014年11月05日 01時17分09秒 | 柔道の月次試験・試合
11月2日 月次試験 学科試験・形試験

休みの日が休みにならない。はあああ~と溜息が。
朝から安城体育館に入ってちょっとでもT下君を掴まえて練習しようと思ったのですが、私が呼出しを喰らった。こんな時に携帯鳴るなあー!
私の形の相手をしてくれる中学柔道部のT下君と、その仲間たちがいたので挨拶。
「今日はよろしくな!君の肩にかかってる!」
とプレッシャーをかけた・・・って相方を緊張させてどないすんねん!
それはともかく、今日は凄い受験者数だ。
んな感じ。中学柔道部員に聞くと、
「先月は少なかったらしいです。そのせいかもしれません」
とのこと。試験とぶつかるとガタッと減るのだろうか。

近くにF居先生がおられたので挨拶。一旦会場を抜けて体育館入口でT下先生の奥様とT下先生ご自身に会いました。
「あれ?早いじゃないですか?」
いえ先生、挨拶に来ただけで、この後一旦抜け出て用事を済ませてきます。ホント社会は中年を休ませてくれません。

F居先生によると、学科試験・形試験は12時半頃から受付という事なので、12時頃に会場に入りました・・・ってまだ初段戦やってます。普段なら二段戦三段戦も終わる頃なのですが、やはり人数が多くて、時間が押してるようです。
12時半近くになってようやく有段者の試験が始まりました。学科と形試験の受付も、会場外の机で始まりました。役員の先生達もてんてこ舞いです。

1時半頃より午後の学科試験・形試験の召集があり。いつも一緒に練習してる中学生達と整列。学科試験のみの人、形試験のみの人、私みたいに両方の人など様々です。でもほとんどの人が両方を受けるみたい。
試験の説明があり、そのまま学科試験の開始。試験時間は・・・10分だったか15分だったか忘れた(笑)。
やはり問題は、テキストの第1節から4節までが主でした。自作模擬テストを繰り返し行ってきたので、ほぼ解答できました。
後で家で思い出しながら解答してみると、25問中2問不正解・2問は記憶があいまい・残りは正解。8割取れてるのでまず大丈夫か。
やりにくかった事は、畳の上で回答したので字が書きづらかった。畳のでこぼこで解答用紙に穴を開けてしまった(笑)。

学科試験が終わり、会場の開始線にテープを張って、そのまま形試験に突入。
形試験の受験者は、おそらく30組未満だったと思います。
端から並んだ順に始めて行くのですが、「審査の先生を選べる」はずが、時間が押してる関係で強制的に振り分けられました。
「君達、あっちに行きなさい」
など(笑)。
実は中学生君達と事前に、
「S山先生がおられたので、先生に審査を頼もう」
と話をしてたのです(笑)。顔見知りの先生なら、多少は・・・という甘い考えが(笑)。
ところがどっこい、S山先生は形審査委員では無かったのです。他は全然知らない先生ばかりなので、どの先生でも変わりないです。

私とT下君のコンビは後ろの方だったので、他の人達のをずっと見てました。
最初は上手いコンビばっかりだったので、
「やばいなあ、俺が一番下手くそやんか」
と青くなっていたのですが、途中明らかに「今日初めて組んだ」に近い高校生コンビが出てました。
「俺も下手くそだけど、この高校生コンビは、何これ?」
と思わず呟いてしまうぐらいのレベル。
案の定審査の先生に、思いっきり怒られて何度もやり直しさせられてました。
「T下君よ、俺はこいつらよりは上だという自信があるよ」
T下君も頷いてました(笑)。
あまり人の悪口は書きたくはないのですが、これはちょっと・・・。今回これを書いたのは後で理由を書きます。
私達の番です。緊張してます。頭が真っ白です。
T下君曰く「最初取をやっていただけますか」
もちろんです。その方が助かります。
開始線に立つ前に、げんこつで思いっきり自分の顎を殴る。目から火花が飛ぶ・・・よおおおし!開き直った!
やはり開き直るとスムースに行きますねえ。技の精度は大した事無かったと思います。途中支え釣り込み足の時に、足を出し忘れたのですが、T下君は自然に跳んでくれました(笑)。
普通ならパニックになってしまうのですが、先ほどの「自分で自分をアッパーカット」で落ち着いてるせいか、苦笑してしまうくらい心の余裕がありました。
全部が終わり、取と受の交代と思ってたら、先生に呼び出されました。
「受けはもういいです」とのこと。
相方のT下君は、形の試合なんかにも出場してる選手なので、審査の先生も知っておられるみたいです。それと今回は人数が多いのと時間が押してるという事も関係してるみたいです。
先生から受けた注意点は、
「最初の礼の姿勢の時に、踵をぴたりとつける」・・・開いてました(笑)。
「投げた後の引き手は、手前に引きつける」
の2点でした。やり直しも無かったです。
怖そうな先生(失礼!)でしたが、ニコッと笑って、
「合格ですよ」
おおおおおおおおお!受かったあ!
「ありがとうございます!」
形試験の受験者の中で一般は私一人でしたので、「一般はこれくらいで・・・」という事もあったかもしれません。それにしても相方のT下君の受は素晴らしい!見事言うしかありません。
後で書きますが、初めて組んだに近い中学生高校生が3~4組いたのも事実でして、私の技術は、そこと比較するとましというレベルだったと思います。
昨年1級を受験した時に、居残って形試験を見学し動画撮影させて頂きました。その時は結構レベルが高く、「初めて組んだに近い」というペアはほとんどいませんでした。
今回は明らかにそういうレベルの人達が3~4組いまして、先生方もきつく注意して何度もやり直しさせておりました。
残りの時間を見学してましたが、その子たちを見ると段々腹が立ってきた。
時間の無い社会人の俺が、寸暇を惜しんで必死で練習してるのに、練習する時間のたっぷりあるお前達はこんなんかあー!舐めてんのかー!
はあはあ、興奮してしまった。
以前岡崎柔道会の山中先生が、同じ事を中学生相手に叱責していました。先生達にとっては、努力する余地があるのにしない学生は、歯がゆいのでしょうね。
あまり人の悪口を言わないようにしているのですが、今回はちょっと腹が立ったので、書いてしまいました。まだまだ未熟者です。

全てが終了し、整列してカードを返していただいた。やり直しを何度もしていたペアも、上手くやり直しできたみたいで合格とのことです。
もし受験前の中学生高校生がこれを読んでたら、「なんだ、下手でも合格できるのか」なんて思わないでください。何度もやり直しをさせられますし(しかも衆人環視の中で)、鬼のように怖い先生方に、おしっこちびるくらい怒られまくりますから。さすがは柔道の先生方です。私も横で見ていて怖かった(笑)。
びっくりしたのが、なんと学科試験で不合格者が4名も出たとのこと。うーむ。普通に勉強してれば間違いなく合格するのだが・・・。この事は後ほど柔道教室でも話題になりました。
同じく中学2年柔道部のO君も初段合格。12月に段の申請を行うとのこと。彼もニコニコしてました。
約1年に渡って2級戦・1級戦・初段戦5回・形講習・形試験・学科試験と続いてきた、50歳のオヤジの月次はようやく終了します。
2級から初段戦まで、全28試合・17勝5敗6分でした。成績はまあこんなもんですかね。楽しかったです!
柔道の修行日記はこれからも続きます。

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コメント (10)
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