「考えながら柔道する」 という事を、先生と考えてみる

11月7日　土曜日　「考えながら柔道する」という事を、先生と考えてみる

土曜日の柔道の練習です。

立ち技乱取りの際に、Ｉ瀬先生に相手をお願いしたのですが、その時先生曰く、
「今日はＴ岡さん対策を考えて来たんですよ」
私への対策って(笑)。そんなもんいらないんじゃないですか。無しでも勝てるじゃないですか。
「いやいや、考えた方が面白いです。今日は『パワーでねじ伏せる』で行きます(笑)」
普段でもとんでもない力の先生である。今まで5～6分の力で私の相手をしていただいたのですが、今日はフルパワーという事であろうか。先生の100％の力ってどんなんだ？
で実際立ち技乱取り2本相手をしていただいたのですが、組手の段階での引き付けがとんでもなく強い。
喧嘩四つで引手を掴まれて、絞られたら何も出来ない。私の左手は完全に殺された(笑)。
私が奥襟を取っても、下から強引に引き付けて奥襟を取った腕をかち上げ、殺されてしまう。そこから逆に瞬時に奥襟を取られてしまう。
うーむうーむ、何にも出来ん。こっちが有利な奥襟を取ったにもかかわらず、パワーでネジ伏されております。
両手を殺され頭を下げさせられ(笑)、そこから内股で何度投げられた事か。あっ！内股に見せかけて大内でも転がされました。まんまと相手の策にハマった自分がぐやじい。

とにかく先生の組手でがっちり掴まれたら、何も出来ない。特に先生の「引手殺し」を何とかしたいのだが、どうすればよいのだ？
1本目の乱取り時には、先生がわざと突き出した引手を取りに行かずに、先生が取りに来た時を狙って肘を掴みに行ったのですが、くるくるっと返されて、結局は袖口近くを絞られて殺されてしまう。ううむ、ううむ。
2本目の時は、あえて引手で脇を掴んでみたのですが、これもパワーで強引に引き付けられてしまった。ううむ、ううむ。
唸ってばかりだが(笑)、少ない脳みそを絞って考えてみる。

この後M口先生と乱取りをしていただいたのですが、足払いの得意な先生に対し、ガチガチの状態で挑んでいたため、何度もコロンコロン転がされてしまった。
あかん、不器用なので切替が出来ん！

終って先生曰く、「考えながら柔道をするのって面白いですねえ」
私の答えは出ておりませんが、確かに仰る通りです。
何が良かったか？何が悪かったか？何が足りないのか？どういう練習が良いのか？
とりあえず家に帰ってビール飲んで、風呂に浸かって考える。
今日も長風呂になりそうです(笑)。

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