エレベータルール


進んでいく。(奈零さん)

以前に「階段ルール」を提唱してみた。全く反響はないが(シクシク)
仕事場のあるビルでも,階段ルールは全く普及していない。うーん

しかし,これに懲りずに「エレベータルール」を提唱してみる。

エレベータは,どれだけ効率的に運航できるか? に尽きる。
一番イラッっとするのは,エレベータが来ないことだ。
複数のエレベータが設置してある建物では,どれだけ効率的に運航させるか,制御するプログラムがポイントとのこと。
しかし,それがトンデモなく大変らしい。

例えば,10階建ての建物に2基のエレベータの場合,2つの籠が停止している組み合わせは10×10で100通り。
更に片方が呼び出しされる,両方が呼び出しされる,1階の籠を10階に運ぼうとしたら,6階で呼び出しが入る・・・
たった2基でもシミュレーションパターンはもの凄いことになる。

それが20階建て,30階建て,エレベータは4基,6基となると,パターンは無限,ではないが,もう最適解があるのかすら分からない。


効率的な運行を妨げるのは,扉が閉まらないこと。
閉まらない理由は,「開」のボタンが押されているから。

そこでルールだが,緊急の場合以外は「開」を押さない。

今時のエレベータは複数センサーが備わっている。扉が開き,出入りしている間は閉まらない。
開ボタンを押しっぱなしにする必要はない。乗り降りが終了したと判断すれば,一番良いタイミングで閉まる。


そしてよくあるシチュエーションだが,ボタンの前に立っている人が「開」を押して,最後に自分も降りるというもの。
これが一番効率を落とす。
開ボタンを離しても,しばらくは扉は閉まらない。

ルールの2つ目は,ファストアウト・ファストイン
とにかくさっさと降りて,さっさと乗る。開閉ボタン操作はしない。


更に,呼び出しボタンと階ボタンだが,健常者のみの場合,身障者用のボタンは押してはいけない。
こちらで操作すると,身障者運行モードとなってしまう。スピードが落ち,押された階を優先するようになる。
その結果として,効率を落とす。


ついでにもう一つ,できるだけ詰めて乗る。
エレベータの中であまりくっつきたくない,無理やり乗りたくないというのは分かるが,籠の重量が規定以下だと,呼び出されている階に止まる。

ウチのビルの昼の光景でよくあるのが,定員15名のところ,7,8名で乗るのをやめてしまう。
その結果,10階を降りるのに全部の階に止まってしまう。
「満員なので最後に乗った方はお降り願います」コールがあるまでは乗った方が,結果的に早く降りられる。


今のエレベータは,我々が思っている以上に緻密な制御がされている。
ユーザーがするのは呼び出しボタンと階ボタンを押すだけでいい。
もっとエレベータを信用しようよ,と言いたい
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )