不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Assicurazione per gli Animali

2005-02-16 01:12:14 | Billy,Layla e Ciccino
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2002年夏
思わぬ怪我をしてびっくりのビリー。
3年前のビリー若い!!

動物保険。
最近話題ですね。(いや、日本で)

ビリーは近所でも有名な「噛み付き犬」。
かわいい顔に似合わず向こうっ気の強さはいっぱしのもので
ひどいときは私にだってたてつくのですから。
甘やかして育て、
あまり躾けなかった私がいけないんですけど。

外に出ると、
私の不安がビリーにはもろに伝わるらしく、
私を護っているという感じで、常に「バウバウ、ガウガウ」。
それに、やきもち焼きだし
誰かが私に声をかけると
たとえ相手がよく知った人でも女性でも即座に攻撃態勢に。
相手がワンコの場合は
自分の10倍あったって、かまいもせず対抗。
(いつかばくりと食べられちゃうのではと心配・・・)

実はこういう「攻撃」って
ビリーの気の弱さの裏返しなんじゃないかとも思うのですが。
あとはトラウマのせい。
まだ家に来たばかりで3ヶ月の小さい頃、
散歩の途中でちょっとおかしなおばさまに遭遇し
そのおばさまにいきなり杖で殴られた経験があるビリー。
私もびっくりして止めに入ったけれど、
相当トラウマが残っているはず。
今でも杖持った人を見ると必ず威嚇します。

ということで
ビリーの武勇伝(??)や闘いの話は数限りないのですが
とにかく、いつなんどき
噛み付いて誰かに怪我を負わせないとも限らないビリーなのです。

イタリアでは獣医さんにかかる費用が
日本に比べると随分安い気がします。
ビリーは年に一度のワクチン注射ですが25,00ユーロ、
フィラリア予防の薬(処方箋込み)は確か30,00ユーロくらい。
それで年間他にお世話にならなければ別に出費なし。
そんなわけでとにかく健康優良児のビリーには
今のところ治療費の心配はあまりしていないのですが
ビリーが怪我をしたり病気になったりしたときのためではなく
加害者になってしまったときのことを考えて
かつて一度「動物保険」に加入していたことがありました。

ゼネラル保険の家財保険にくっついている動物保険。
独立した動物保険ってなかったのです。
年間60,00ユーロ払っていた覚えがあります。
二年ほど加入していましたが、
その間に一度もお世話にならなかったので
今は解約しちゃったんですけど。

ビリーも年をとってきたし、
ちゃんと保険に入っておくべきかなぁと
ちょっと考えたりして。

ミニピン「まろん」のブログ
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