不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Giardino di Iris

2010-05-12 19:05:01 | 日記・エッセイ・コラム

毎年この時期にしか一般公開にならない
フィレンツェのミケランジェロ広場の西側に広がる
アイリス庭園に出かけてきました。

雨続きのフィレンツェで
その日だけからっと晴れた日曜日。
母の日だったので、なにかきれいな花の写真を撮影して
母に電話しながらメールでも送ろうと思ってたのです。
アイリス庭園とバラ庭園とボボリ庭園を
はしごするつもりだったのですが
バラ庭園はなんと工事中のため
この春のバラの季節に閉鎖中。

アイリス庭園はワンコ入場禁止マークがついていたのですが
ワンコ連れも続々素知らぬ顔で入っていくので
私もレイラを連れてズンズン。
とはいってもレイラは専用バッグに入っていて
よくみないとワンコがいるって気づいてもらえない、小さすぎて。
なので、大丈夫だろうと高を括って。

もちろん誰にもチェックされず、とがめられもせず(笑)。
逆にレイラを見つけた方々には
「きゃぁ、可愛い」と喜んでいただけました。
こういうイタリアのゆるさには救われることがたくさん。

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緑の濃い庭園入り口。
4月25日から5月20日までの開園です。

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でも庭園内の看板には
5月2日から5月20日までって書いてあります(苦笑)。
いい加減すぎて好き。

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ケシの花(だよね)もきれいに咲いてました。
なぜかレイラはカバンの中からこの花に向かって叫んでました。
何が気に食わなかったのだろう・・・。

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素朴な景色が広がってます。
のどか!

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アイリスは咲き終わったのか、これから咲くのか
あんまり満開という感じではなかったけど
色とりどりきれいに咲き誇ってました。
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オリーブもあるし。
アイリス庭園といっても多種多様な植物が
手入れされているのかどうかわからない程度に
いい加減な感じで生息しています。
だからすごくゆっくりできるのかも。

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写真撮っている人が毎年増えている気がします。
ミケランジェロ広場から見下ろすとこんな感じ。

この庭園から母に電話したのだけど
お店も休業してお出かけ中で連絡つかず。
携帯も鳴らしたけど
たぶんカバンの奥底にでも入れっぱなしで
孫と戯れていたのでしょう。
電話で話すことはできなかったけど、
ありがとうのメッセージとアイリスの写真を送っておきました。

このあとバラ庭園が閉鎖していることを知り
衝撃を受けながらもボボリ庭園に移動。
しかしボボリ庭園はさすがにワンコ入場禁止で追い返されました。

仕方ないので、いったんレイラと自宅に戻ることに。
しかし、少し歩きつかれたのでどこかで休憩しようと思い立ち
ブクブク交換会の話もまとめる必要があったので
Cuculiaに立ち寄り。
もうすっかりレイラも常連。

いつもはここで熱い紅茶をいただくのですが、
さすがにのども渇いていたので、冷たいものが飲みたい気分。
ということでキウイとバナナのシェイクを。

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甘さ控えめ。
フルーツとミルクの味しかしませんでした。
おいしいってことです。

レイラもぺろぺろよく舐めておりました。
ビリーもキウイ&バナナは好きだったけどね。
こんな顔でねだられるとあげないわけにもいかず・・・。

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カバンに入ったまま楽チン日曜散歩のレイラ。
最近は歩く距離が少しづつ長くなってきているけど、
相変わらずお嬢様の振りして
抱っこ散歩ばっかりしているレイラです。
そのわりに家で暴れて大変・・・。