不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Bukubuku Koukan a Firenze seconda edizione

2010-05-27 20:31:36 | bkbk

当日のキャンセル3件で
最終的に7名で開催しました、
第2回ブクブク交換会@フィレンツェ。

今回も会場は私の個人的なお気に入りでもある
Cuculia (Via de' Serragli 3r)。

前回の反省を活かし(?)まず先に食べることに!!

6,00ユーロで1ドリンク、そして軽食食べ放題。
真っ赤なオレンジの非アルコールドリンクと
なぜか豆がいっぱいのバイキング。
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参加者の半数以上は前回と同じメンバーでしたが、
新しく2名参加していただいたので
食べながら、簡単にブクブク交換会の説明と
それぞれ自己紹介。
腹ごなしと情報交換のあとは
持ち寄った本のプレゼンテーションに移ります。

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すべての本が集まる前に撮影しちゃったので少なめですが、
今回は「春」「エネルギー」「イタリア」の3つのテーマで
24冊が集まりました。

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Cuculiaの一番奥の絵本のお部屋。
ここが定番の場所になりつつあるブクブク交換。
お店の人も放任主義なわりには
色々気を遣ってくれて本当に居心地のよいカフェです。

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今回のテーマは難しかったという意見も多かったけど。
みんな蔵書から色々面白いものを繰り出してくれました。

私が「春」のテーマで持っていったのは
宮部みゆき「あやし」。
宮部作品は現代ミステリーより時代モノのほうが好き。
あやしも江戸時代を舞台にした時代ミステリーの短編集。
春というのは明るく清らかな季節である反面
その不安定な天候のせいか
非常に「妖しい」季節でもありますが
この短編集の中にも春が舞台だったり
春に起因する摩訶不思議な話が満載。

実はこの日もって行くことを決めてから読み直しをして
当日のランチタイムにようやく読み終わったのでした。

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1回目に「ショック」のテーマで
結構スピリチュアル系も集まったので
「エネルギー」もそちら系が多いかなと思いはしたのですが、
確かにそちら系とカラダのエネルギーということで
料理本なんかも集まってます。

私は本気でエネルギーをテーマにもって行きました。
ソトコトの「太陽型社会へようこそ」。
太陽と地球、太陽と生物、太陽と人間社会は
切っても切れない間柄。
イタリアに来て太陽の恵みをたっぷり受けて暮らしていると
ますますそういうことを考えさせられます。
いつかは太陽エネルギーで自家発電して
自給自足の生活をしたい私の思いを込めて。

この裏表紙の広告も素敵だったのよね。
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積水ハウス。
キャッチコピーが気に入っているのです。
「自家製のパンとトマトとエネルギーで」
そう、エネルギーも自家製でおもてなしなのですよ。
あぁ、理想だなぁ。

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そして3つ目はべたなテーマだと思ったけれど「イタリア」。
いろんな方面からイタリアにまつわる本が集まりました。

このテーマで私が持っていったのは
知り合いが執筆して、プレゼントしていただいておきながら
3年も熟成させてしまい結局読めなかった
「裏通り発!イタリア雑学女王」。
見出しが結構面白そうだし、読んだら面白いんだろうけど
なぜか読む機会がなかった本。
是非誰かに読んでもらって感想を聞きたいと思って提供。

非常にアットホームに和気藹々と楽しめて
ますますブクブク交換のファンになってます。
これからももっと多くの人に参加してもらえるといいなぁ。

帰り道参加メンバーとも話をしていて
1ヶ月に1回のスパンは我々には(特に私自身)早すぎて
本を読みきれないってことになり、
第3回目は夏休みでみんながいなくなる前の
7月半ばくらいを目指そうかと思います。

このブログの左コロンにブクログの本棚ブログパーツを
貼り付けています。
ここからとりあえず第1回の出品作品は確認いただけます。
第2回目の作品も徐々にアップしていきます。

参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。
また次回楽しく不思議な本と
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!